映画.comの孫文の義士団の作品情報より引用
キャスト
シェン・チョンヤン
ギャンブル好きの人でお金を稼ぐ為、清王朝の人から仕事をもらっている
リー・ユータン
…ワン・シュエチー
大商人で新聞等発行している人で、革命の手伝いしている。革命派だが、隠している風
陳少白(チェン・シャオバイ)
…レオン・カーフェイ
革命派の人で、資金をリーユータンからもらってたりする。先生やチョングワンの家庭教師のようなものもやっていた。
アスー
… ニコラス・ツェー
大商人のリー 一家の付き人であり、その息子のチョグワンの友達的存在。
イエン・シャオグオ
… フー・ジュン
清王朝の特殊暗殺部隊のボス的存在。
シー警部
… エリック・ツァン
英国側の人間であり、警察の警部職の人
リー・チョングワン
… ワン・ポーチエ
大商人リーユータンの一人息子。
あらすじ~
清末の中国では革命派と清朝廷の対立が激化していた。
1906年、革命派のリーダーである孫文が香港入りし、同志たちと会合する事が決定。
この情報をつかんだ清朝は大規模な暗殺団を香港に派遣した。
かねてから香港を拠点としていた革命派のチェン・シャオバイ(陳少白(中国語版))は、スポンサーの大商人リーとともに孫文護衛作戦を立てる。
さまざまな経緯動機でリーの下に集まる「義士」たち。
だが孫文の影武者を決めるクジ引きで、リーの息子のチョングワンが当たりクジを引いてしまうのであった…
孫文の義士団は、2009年に制作された香港・中国合作のアクション映画。
テディ・チャン監督、主演はドニー・イェン、レオン・ライ、ニコラス・ツェー、ファン・ビンビン、ワン・シュエチー、レオン・カーフェイなど。
第29回香港電影金像奨において、作品賞、監督賞をはじめ8部門に輝いた。
主な受賞
第4回アジア・フィルム・アワード
最優秀主演男優賞(ワン・シュエチー)、最優秀助演男優賞(ニコラス・ツェー)
第29回香港電影金像奨(2010年)
作品賞、監督賞、助演男優賞(ニコラス・ツェー)、撮影賞、美術賞、衣裳デザイン賞、アクション設計賞、音楽賞
第47回金馬奨
衣裳デザイン賞
第16回香港電影評論学会大奨
男優賞(ワン・シュエチー)、推薦映画
今作は、辛亥革命の何年か前の話になります。
個人的評価…7/10
各登場キャラの様々な葛藤、犠牲を強いて若しくは自らの命をささげてでも、成し遂げたい…大勢を助ける為に立ち上がった人たちの物語。
前半パートは、登場キャラの内情が語られ、後半パートには、孫文を守る為作戦実行!という感じですね。
香港アクションが好きな人
歴史系映画が好きな人
自らを犠牲にしてでも成し遂げる人たちを観るのが好きな人には
特におススメ作品です!!
リー・ユータン(新聞社社長)の中国の革命を願う気持ちと子供を守りたい葛藤が見え隠れ…
孫文が香港に来るときに守る為、様々な仲間を集め義士団が結成していく…
各人達様々な問題があり、それと中国の未来を天秤にかけて、様々な犠牲のもとに発起していくんですが…
その中でもこのリーユータンは、かなり複雑でしょうね…
最初は、自らの息子…チョングワンを革命関係には関わらせたくなく、そのことでチェンシャオバイと揉めています…
それもそのはず…ずっと女の子ばっかりでどうしても欲しかった男の子…
そして、やっと生まれた男の子が死んでしまうかもしれないという危機なのですから…
必死に守りますよねぇ
その当事者の息子は、関わる気満々で…
これぞまさに親の気持ち子知らず…といったところでしょうかねぇ…
今作のドニーイェン(シェン・チョンヤン)はいつもと一味違う!?
前半は、賭博好きで、お金の為ならヘこへこしているダメ人間です…
しかも徹夜でギャンブルしちゃってるシーンとかもあるくらい賭博好きアピール…
だが、ある事をきっかけに立ち上がります!!
それは、映画を観ていただいてということで…
後半パートでは、バッチリ働いています!
ですが、今までのドニーイェンの映画での感じとは違います!!
ボロボロになりながらも戦い、ある大切な人のことを思いながら…そして…
いやはやとてもいい演技だと思っちゃいました!
自らのアクションシーンは、ドニー自身がアクション監督をして取り組んだらしいですね。
流石、並々ならぬプロ根性!!
そのかいあって、とても自分は満足なアクションシーンだと感じましたよ!!
ドニーイェンのパルクールアクションもあるので、是非是非楽しんで観てください。
ワン・フーミン(臭豆腐)頑丈な件
頭一つというより2、3個飛び出てるとても大きい人。
恐らく2m級なんじゃないでしょうか…
やはり体が大きいと多少刺されても大丈夫なんでしょうかねぇ…
ここは、ちょっと笑ってしまいました。
お前、死んでなかったんか!?!?
なんて思いながら観てましたww
アスーの死亡フラグはどうなるのか
アスー(大商人リーの付き人的な人でその一人息子のチョグワンの友達的存在)がずっと思いを寄せている人がいます。
映画内では、確か6年くらいずっとと言っていたような気が…
凄い一途ですね(´;ω;`)
そして、リーの計らいで、ついに一緒になることが出来…
リー「今回の作戦が終わったら結婚しよう!」
おいこら、やめろ!その発言は…(´;ω;`)
この映画内で生き残ってくれるのかどうなのか…
私個人は、是非とも生き残って幸せになってもらいたいですね…
ほんと心から願ってます!!
辛亥革命と孫文
簡単ではありますが、軽く革命のことと孫文のことを書きます。
(下記、ウィキペディアより参照)
孫文について
孫文(号は中山、字は逸仙)は、中国、清末・民国初期の革命家、政治家です。台湾では国父、中華人民共和国では革命の父と呼ばれていますが…
その長い革命活動の中で、多くの日本人と関わりを持ち、数度の亡命も含めて何度も日本を訪れています。
辛亥革命について
辛亥革命(しんがいかくめい)は、1911年(宣統3年)から1912年(民国元年)にかけて、清(中国)で発生した共和革命である。
名称は、革命が勃発した1911年の干支である辛亥に因む。
10月に孫文の影響を受けた革命軍が武昌と漢陽を武力制圧し、黎元洪を都督として中華民国軍政府が成立を宣言した。
清国は革命軍の制圧に失敗し、15省が次々と独立を宣言した。
1911年12月29日、上海で孫文が中華民国大総統に選出され、1912年2月12日に溥儀が退位し、清国は滅亡。
この結果、アジアにおいて史上初の共和制国家である中華民国が誕生した。
深緑のところは、最後エンドロール前にサラッと紹介された部分になります。