アニメ感想)アクションと世界観が面白い…NetflixBNA(ビーエヌーエー)
(更新日: 2020/05/18)
NetflixアニメのBNAシーズン1の作品情報より引用
©ガード2020 TRIGGER・中島かずき/「BNAビー・エヌ・アー」製作委員会
ネットフリックスでは3月21日に先行配信されています。
キルラキルなど製作しているトリガーが製作している今作。
ポスターからしてとても懐かしい香りがプンプンしてきます。
古臭い古き良きあの頃の2Dの雰囲気を醸し出しているんです。
( こんなことが分かります)
✔ BNAが面白い理由
✔ BNAの感想
✔ アニマシティについて
BNAのめっちゃ面白かった
NetflixアニメのBNAシーズン1の作品情報より引用
©ガード2020 TRIGGER・中島かずき/「BNAビー・エヌ・アー」製作委員会
面白いかどうかで言うと、かなり面白かった。
現状ネットフリックスでは、6話までしか配信されていませんが、続きが気になる程ですね。
制作会社のトリガーはキルラキルを製作していた会社。
キャラデザの芳垣祐介さんは、グレンラガンの作画監督や原画を担当していた人なので、そりゃキルラキルやグレンラガンのような雰囲気がデザインから醸し出している。
なので…それらの作品が好きな人にとっては、かなりオススメ。
アクションもしっかりあり、キルラキル程のド派手アクションはないものの、それに引けを取らないようなアクションが堪能できるぞ。
転生系やファンタジー系だとよくある獣人と人間との共存。
その辺がこの作品にも大きなメイン要素として組み込まれている。
現代社会のような世界観の中に獣人と人間が存在する感じなので、個人的にファンタジーや転生系が好きにとっては、最高にハマる。
アニメーションの出来…個性的なキャラクターなど流石、キルラキルやプロメアを作った会社というべきですかね。
魅力的なキャラクター達がつまっていました。
その辺も面白かったと感じた理由の一つですね。
古き良き2Dアニメ
NetflixアニメのBNAシーズン1の作品情報より引用
©ガード2020 TRIGGER・中島かずき/「BNAビー・エヌ・アー」製作委員会
最近は、キャラクターを3Dで作ったり、車など回転系のあるものを3Dで作る傾向にあるが、今作のBNAは全て2D。
その良さが全てつまっているんです。
2Dの良き点)
- TRIGGER×芳垣祐介さんのタッグ。
- 金田光り炸裂。
- 車から何まで全て2D。
- 顔の表情のアニメーションから動きのアニメーションまで懐かしい感じ。
- TRIGGER×芳垣祐介さんのタッグ。
トリガーといえば、キルラキルやソードアートオンライン、ダーリンインザフランキス、映画だとプロメアなどロボ物から色んなアニメをつくっています。
特徴として、モブの使い方が斬新(かなり手厳しい)地面の割れ方が1990年代や80年代と懐かしさがあったりと古き良き2Dらしさを継承しているんです。
芳垣祐介さんは、新世紀エヴァンゲリオンやメダロット、フリクリ、天元突破グレンラガンなどかなりの数のアニメに原画、キャラクターデザイン、作画監督など幅広く活躍されている方です。
そんな2つがタッグを組んだのだから、どこかグレンラガン臭やキルラキル臭のする感じがして…かなり好みな感じになっております。
他にも金田光という十字の独特な光り方をする手法もはいっています。
これは、天元突破グレンラガンで良く使われてましたね笑
出てきた時、ふふっと笑ったのと同時にテンションがあがってしまいました。
車から全て2D。
製作がトリガーなので、そうだとは思いましたね。
キャラクターから車など全てのものが2Dで製作されているんです。
特に車を2Dで作っている最近のアニメは、かなり久々なイメージですね。
車の…特にタイヤ部分の丸いものが回転する動きがかなりめんどくさいんですよね。
それが真正面ならまだいいんですが、タイヤなんで基本俯瞰気味で楕円のような形に見えるものがあたかも丸い円のように回転しているように見せる…
そりゃ難しいはずですわ。
顔の表情から色んなアニメーションなど懐かしさを感じましたね。
特に表情。
めっちゃ懐かしい感じ。
あの90年代とか80年代のようにオーバーリアクションの表情が所々あります。
その感じは、観ていて小っちゃい頃に戻ったような…それでいて、飽きないんです。
特に30代以上の人は、特にアニメーションの部分でハマるんじゃないでしょうか。
アニマシティってどんなところ?
今作の舞台の都市、アニマシティという場所について簡単に解説。
アニマシティについて)
-
獣人の為の街。
- 武力至上主義。
- 人間の都市ばりに発展してる感じ。
アニマシティは、設立して10年程っていう設定です。
獣人の為の街なので、人間がいない?現状はいなさそうです。
他にも実力至上主義な部分があり、ところどころ物騒です笑
一応警察みたいのは、あるけど…機能してないだろ!
街並みは、結構日本のような都市のように発展しているようです。
ですが、日本の都市の程発展していないようです…イメージ的には、ちょっと発展したメキシコ的な感じかな?
概要とキャラクター紹介
Netflixアニメのセイスマノスシーズン1の作品情報より引用
©ガード2019 Netflix seis manos Inc. All rights reserved
・作品概要
ネットフリックスでは3月21日から独占先行配信、2020年4月8日よりフジテレビ「+Ultra」他各局より放送予定です。
・キャスト
影森 みちる(かげもり みちる)
声…諸星すみれ
本作の主人公である女子高生のタヌキ獣人。
秘密を抱えアニマシティへ逃げ込む。
大神 士郎(おおがみ しろう)
声…細谷佳正
オオカミ獣人。
人間を嫌っている。
バルバレイ・ロゼ
声…高島雅羅
アニマシティ市長。
マリー伊丹(マリーいたみ)
声…村瀬迪与
ミンク獣人。
みちるによくイタチと間違えられる。
感想
・あらすじ
タヌキ獣人になり、獣人特区のアニマシティに逃げ込んだ影森みちる。オオカミ獣人に助けられながら、みちるは自分の居場所を探し、獣人化の理由を知ろうとする。
ネットフリックス公式サイトのBNA作品情報より
「BNA」
話数)
シーズン1 12話
評価)
ストーリー…7/10
デザイン、作画…9/10
個人総合評価…8/10
・総評)獣人と人間の確執とアクションクオリティの高さは、文句なし。
獣人と人間との間にある確執だったり、それぞれの世界観は、かなり魅力的。
似ても似つかない感じでそれぞれの世界観を行き来する様は、観ていて面白い。
現状6話まででいろんな分からない事が存在するので、今後もっと面白くなる可能性を秘めているぞ。
それとアクションのクオリティの高さに驚いた。
ネットフリックスでは、先行して6話まで配信というのもあって、製作期間をしっかり設けて作ったのだろう。
クオリティが高いのなんの…
映画ばり…とまではいかないにしろそのアクションはキルラキルのような派手さをどこか秘めていて、1個1個の攻撃がかなりオーバーリアクション。
地面の割れ方などまぁ、懐かしいし、気持ちいいアクションだ。
・1~6話までの感想)世界観を堪能しつつ、かなり気になる終わり方をされちゃった。
獣人たちの世界のことだったり、人間側の気持ちと色んな感情が渦巻いていた。
その間にも金田光りなど懐かしい手法を使いつつ、いい感じのクオリティを維持し続けてくれた。
1~6話までは、メイン舞台となるアニマシティの雰囲気と主人公の影森みちるのことが描かれており、6話は今後重要なキャラクターになるであろうあるキャラクターもでてきた。
特に5話の話が好き。
あのキャラクター達が可愛くてかわいくて…
それと意外といい話。
1、2話は、主人公影森みちるのことだったり、世界観の説明など今後の設定の説明的な話である。
因みに大塚芳忠さんが声優として出ている。(テンション爆上げ)
3話で、今後の大きな伏線が潜り込んできた。
4話と5話は、1話完結型のお話をしており、いい骨休み的な話だ。
6話では、とある重要なキャラクターが登場し、これキーキャラクターだろ…というキャラが出てきている。
・7~12話までの感想)後半の展開、終わり方が若干尻すぼみ感がでてしまった。
個人的にがっかりだったのがなずなの立ち位置だった。
なずながどっちサイドかと思いながら観ていて、いまいち宙ぶらりんな感じがしてしまった。
中途半端と言ったらいいのかな。
キーキャラではあるんだが、そのキーキャラのインパクトが5,6話くらいしかない。
アクションも9話以降あたりからあったが、前半程の力の入れ具合ではなかった。
さすがにクライマックスのバトルは、それなりに見所ではあったが、前半のアクションの良さ程ではなかったね。
でも、色んな獣人が出てきて面白かったのも事実。
特にベアーズのジャッキーがまた出てくれたのがうれしかった。
ベアーズもチラっと出てたけどね笑
アイツらマジで可愛いって思う。
守ってあげたくなる感じ?
ヒロイン以上の癒しでしたわ。。