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アニメ感想)独特な世界観が癖になる…Netflixヒルダの冒険(シーズン1,2)

 

 

独特な世界観が癖になる…Netflixヒルダの冒険

 

ヒルダの冒険

ヒルダの冒険

Netflixアニメのヒルダの冒険の作品情報より引用

©ガード2020 Netflix Hilda Inc. All rights reserved

ニューヨークタイムズで注目すべき児童書として紹介された『ヒルダ』という児童書が原作のネットフリックスオリジナルアニメ。

とある批評家は、日本の宮崎駿監督の作品と何処か似ていると言っているんだ。

このアニメの感想や世界観についてなど紹介していくぞ。

目次

 

 

( こんなことが分かります)

✔ ヒルダの冒険の原作と世界観とTwitter上での反応

✔ ヒルダの冒険の感想

 

ヒルダの冒険」の魅力

ヒルダとシカキツネ

ヒルダとシカキツネ

Netflixアニメのヒルダの冒険の作品情報より引用

©ガード2020 Netflix Hilda Inc. All rights reserved

 キッズ向けアニメながらにファンタジーな要素強めなこの作品。

このヒルダの冒険の魅力は、 

ヒルダの冒険の魅力)

  1. 他の作品にはないごちゃ混ぜ世界観。
  2. 可愛らしいキャラクター達。
  3. そこそこ小ちゃな街なのに冒険がどデカいんだ。

 の3つとなる。

特にごちゃ混ぜな世界観は、他の作品にはない最大の魅力となっているぞ。

 

・魅力1)他の作品にはないごちゃ混ぜ世界観。

 トロールやエルフが普通に存在する世界。

それに加え、魔法を操る魔女というのも出てくるんだ。

幽霊だって出てくるし、色んな世界観がごちゃ混ぜになっている。

そんな中シカキツネっていう明らかに可笑しな可愛らしいキャラクターと作品の個性も備えている。

この全部ごちゃ混ぜカツ個性を足した世界観は、他の作品にはない最大の魅力だと言える。

 

・魅力2)可愛らしいキャラクター達。

 シカキツネを筆頭に人形のキャラクターやら動物に至るまで大体が可愛らしいデザインとなっている。

特にシカキツネが可愛らしい。

俺も飼いたい!って思うレベル。

意外とこのキャラクターデザインを気にいる人が多いんじゃないだろうか。

 

・魅力3)そこそこ小ちゃな街なのに冒険がどデカいんだ。

トロールマーケとっていうそこそこおっきな街に住む主人公。

学校もおそらく1校くらいしかないようなそこまで大きくない都市なのに世界中を旅して回っていると錯覚させるようなファンタジーアドベンチャーな展開がたくさんある。

ファンタジー好きには純粋に楽しめる作品だと思うね。

 

ヒルダの冒険」デザインと世界観について

ここではデザインとモーションに加え世界観を説明していく。

世界観はこの作品の最大の魅力と共にちょっと複雑なので、詳しく書くぞ。

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ヒルダの冒険」デザインと世界観について

 

ヒルダとモッフというプカプカ浮いてる生き物

ヒルダとモッフというプカプカ浮いてる生き物

Netflixアニメのヒルダの冒険の作品情報より引用

©ガード2020 Netflix Hilda Inc. All rights reserved

ここではデザインとモーションに加え世界観を説明していく。

世界観はこの作品の最大の魅力と共にちょっと複雑なので、詳しく書くぞ。

 

  • デザインについて

子供向けの暖かみのあるデザインでアメリカの児童書のようなデザイン。

2D作品で、動きについてはカートゥーン

違和感なく観れたね。

 

  • 世界観について

エルフやトロールや魔女のいる世界。

エルフは書類好きの小ちゃな精霊的な感じだ。

物語に深く関わってくる。

トロールは、人間みたいな感じではなく、モンスターで、人々からはトロール岩なんて言われてる。

人々から恐れられる存在で話すことができないんだ。

この辺は、よくあるファンタジー映画とは違うね。

魔女はイメージ通りの魔女。

魔法を操り、女性ばかりで三角ハットをかぶっている。

その他にも巨人やら色んなファンタジーキャラクターがいる面白い世界。

 

この作品オリジナルなものも存在する。

ニケと言われる家の隙間を移動出来る種族や主人公と一緒にいるシカキツネ。

見た目キツネっぽいのに鹿のようなツノが生えてる、名前の通りのキャラクター。

他にも色々とオリジナルなキャラクターがおり、独特な世界観を醸し出している。

 

だからといって最先端なハイテク機器がないのかと言われたら、そうでもない。

天気を予知する機会やテレビ、車など現代社会に近しいテクノロジーも有している。

 

ファンタジーっぽさとハイテクノロジーを合わせ持ち、オリジナリティなキャラクターにより独特な世界観を醸し出しているぞ。

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ヒルダの冒険」の原作について

 

ヒルダと仲間たち

ヒルダと仲間たち

Netflixアニメのヒルダの冒険の作品情報より引用

©ガード2020 Netflix Hilda Inc. All rights reserved

ルーク・ピアソンが書いたイギリスの児童書(小説)。

20世紀後半のスカンジナビアに似た幻想的な世界を舞台にしていて、スカンジナビアの民間伝承とムーミンからインスピレーションを受けてた作品。

2013年にはニューヨークタイムズで注目すべき児童書として紹介もされた作品なんだ。

している世界ではそこそこ有名な児童書となっている。

 

原作本)

  1. 2010年ヒルダフォーク
  2. 2011年ヒルダと真夜中の巨人
  3. 2012年ヒルダとバードパレード
  4. 2014年ヒルダとブラックハウンド
  5. 2016年ヒルダと石の森
  6. 2019年ヒルダとマウンテンキング

因みに…

批評家には好評で、批評家の間で幻想的な世界と宮崎駿の作品との比較を書かれており、かなり似ている世界観だと説明しているようだ。

ヒルダの世界では、昼間は焦げたオレンジ、栗色、くすんだオリーブで描かれている。

夜は、ダークティールとミントブルーの氷のような不気味なウォッシュです。

それぞれの風景には、独自の魅力的なビジョンが含まれています。」

 

参考記事↓)

www.nytimes.com

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ヒルダの冒険』のTwitter上での反応

予想よりもたくさんのツイートがあり、みんな結構な高評価レビューでした。

逆に微妙だとか面白くないってツイートを全く見かけないレベルなので、かなり面白いと感じる人が多いんだろうね。 


 

 

 傑作という人もいるレベルで面白かったみたい。

ストーリーがとても気に入ったり、感動したりする人が多かったみたいだね。

実は、この高評価って日本だけじゃなくて、海外もかなりの高評価なんだ。

IMDbでは、8.6/10とかなり高評価な数値。

レビューした人は、6000人を超えているのにこの評価はかなりすごいぞ。(2021年01月14日現在)

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概要とキャラクター紹介

 


Hilda Season 2 Trailer | Netflix Futures

 

・作品概要  

ヒルダの冒険の概要)

原題、Hilda

原作

『Hilda』ルーク・ピアソン著

制作

 シルバーゲートメディア
マーキュリーフィルムワークス

 

 

・キャスト

ヒル

 この作品の主人公。

無鉄砲で思い立ったらすぐ行動しちゃうタイプ。

 

フリーダ

スパロウスカウトでのヒルダの女友達。

たくさんのバッチを獲得している。

 

ダビデ

スパロウスカウトでのヒルダの男友達。

臆病な性格だが、心優しい。

いつも頭に虫をつけている。

 

アルファー

ヒルダの監視?役のエルフ。

ヒルダの色んな行動に振り回されながらも楽しんでいる。

 

シカキツネ

ヒルダのペットであり、親友。

実は凄い珍しい生き物らしい。

 

 

感想

 


Hilda | Official Trailer [HD] | Netflix

・あらすじ

 こわいもの知らずでこうき心いっぱいのヒルダ。ふるさとの森をはなれ、街へ行くヒルダを待っているのは新しいぼうけんやお友だち、そしてふしぎな生き物なんだ。

 

 Netflixアニメのヒルダの冒険の作品情報より引用

  

ヒルダの冒険」

話数)

シーズン1 13話

シーズン2 13話

 

評価)

ストーリー…6/10

デザイン、作画…6/10

個人総合評価…7/10

 

・総評)独特な世界観の中に良い話の作り方は、ネトフリアニメの中でも良作。

色んなネトフリオリジナルアニメがある中、個人的には良作の域に入ると感じた。

一番好きなのは、暖かいのあるデザインと独特なファンタジー世界。

エルフやらドワーフやらいる世界でこの物語にしかいない生き物もいたりする。

魔法やら幽霊などもいて、とてもバラエティ豊かな世界。

 

デザインも子供向けというのもあり、可愛らしいデザイン。

観ているだけでちょっと和むんだ。

個人的には、この世界観とストーリーに良い感じにマッチしている。

 

そうそうストーリーも良かった。

ファンタジーの世界観とマッチしているような冒険。

冒険といっても何処へ行くとかじゃなく、小ちゃな街での冒険。

イメージ的に子供の頃にちょっと遠出した時の冒険みたいな感覚の冒険なんだ。

そのせいか、観ているととても懐かしい気持ちになったり、ワクワクしたりと大人も楽しめた。

 

 

・シーズン1感想)独特な世界観とキャラに浸りつつ、ヒルダの冒険を堪能。

1話目2話目を観たばかりの時の自分が思ったのはやはり独特な世界観だなってことなんだよね。

巨人やエルフが普通にいるような世界。

独特なファンタジーの世界は、個人的にはとてもワクワクした。

 

ファンタジーといえば、冒険だよね。

色んな土地を訪れて冒険をするのかなって期待したら、ちょっと違ったんだ。

街に住み始めて、そこで生活し始める。

生活し始めた時は少し残念だなって思ったんだよ。

だって、冒険って書いてるから、色んな所を旅するのかなって期待してたからね。

でも、街の中で冒険をし始めた時は、その残念な気持ちもなくなっていた。

街の中での冒険も…悪くないね。

 

 

・シーズン2感想)魔法使いやら英雄の子孫やらが出てくるファンタジーアドベンチャー風に。

ヒルダの冒険は、ずっと平和なものかと思っていたけど、シーズン2からは違った。

まぁ、平和っちゃ平和なんだが、嫌味な英雄の子孫さまがイビリを効かせている。

良い感じの悪役で観ていてイラっとする笑(良い意味で)

 

シーズン2からは、魔法使いというのが出てくる。

魔法もでてきちゃったりして、シーズン1よりもファンタジー感が加速したね。

魔法絡みの話やシーズン2では前シーズンの伏線みたいなところを回収したりとストーリーも良い構成となっている。

時たま泣かせにきているような話もあり、ファンタジーだけじゃない。

意外とバラエティに富んでいて、飽きづらかったのも魅力。

純粋に面白かった!と言える。

 

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