荒廃した世界で怪獣と闘う…Netflixパシフィック・リム: 暗黒の大陸
Netflixアニメのパシフィック・リム: 暗黒の大陸の作品情報より引用
©ガード2021 Netflix Pacific Rim: The Black Inc. All rights reserved
配信が開始されたパシリムアニメ。
題名の暗黒大陸と言われるだけあって、世界観がとても混沌としていた。
この辺は、映画シリーズとは違った良さというべきかな。
気になる疑問達の他世界観や3DCGのデザインアニメーションがどうなのか元3DCGデザイナーの観点から解説。
その他にもツイッターでの反応と感想もあるぞ。
( こんなことが分かります)
✔ パシリムアニメの気になる疑問と世界観、デザイン、アニメーション
✔ パシリムアニメの感想とTwitter上での反応
パシリムアニメの気になる疑問
Netflixアニメのパシフィック・リム: 暗黒の大陸の作品情報より引用
©ガード2021 Netflix Pacific Rim: The Black Inc. All rights reserved
パシフィックリムの新作がNetflixオリジナルアニメとして登場したはいいが、ここで色んな疑問が出てくる。
主に映画シリーズとの関連性だ。
繋がってる?映画のキャラクターは?などなど色んな疑問を映画とアニメシリーズを観た視点から疑問を解決するぞ。
・気になる疑問1)映画のキャラクターは出てくる?
映画シリーズ2作品のキャラクターは、出てくるのだろうか。
答えは名前くらいは出てくる。
主人公達の会話の中でアップライジングという単語と機体達(バロー・オメガとか)がワンシーン出てきた。
めっちゃ少ないね笑
まだシーズン1だが、過去の映画シリーズのキャラは一切出てこない。
回想シーンでも登場してこなかったはずだ。
イェーガーについては、背景にチラッとそれらしき機体が出てくるくらいだ。
・気になる疑問2)時系列的にどの辺なの?
その答えは、映画のアップライジングの後の話。
どのくらい後か正確には不明だが、街の荒廃具合や他の廃棄されたイェーガー達を見る限り10年以上は経っていると思われる。
何せ正確に何年後って言ってないからね。
まぁ、アップライジングの後ってのは確実だが。
因みにシーズン1の6話でこの辺の疑問が解消されるぞ。
・気になる疑問3)映画を観ないと話通じない?
答えは、若干通じない。
ただアニメを観る際分からなくて支障をきたすかと言われれば、そんな事はない。
何が通じないかと言うとイェーガーの特性。
アニメの中でも言葉の端々で特性を知れるが、映画程丁寧に詳しくは出てこない。
それと怪獣達について。
その辺の説明は一切ない。
映画を全く見ていなければ、出てきて暴れ回るデカイやつってことくらいしか分からないんだ。
現状は、それでも大丈夫だが、もっと詳しく世界に浸りたいとなると、映画も観るべき。
ただ映画を観なくても充分楽しめるのは事実だ。
・気になる疑問4)映画版との絡みってある?
シーズン1は、一切ない。
名前でアップライジングの名前と映画で登場したイェーガーの機体の名前、機体の残骸のようなものが登場するくらい。
絡みを期待していた自分にとっては、ちょっと残念の気持ち。
世界観とデザインとアニメーション
Netflixアニメのパシフィック・リム: 暗黒の大陸の作品情報より引用
©ガード2021 Netflix Pacific Rim: The Black Inc. All rights reserved
フル3DCGのこのアニメの世界観とデザイン、アニメーションについて簡単に解説していく。
世界観
舞台はオーストラリアの砂漠の何処か。
街は荒廃しており、世紀末感がとても強くなっている。
他の人は、略奪やら怪獣の卵などそういう売買をしたりして争っている。
イェーガーについては、シーズン1では抵抗しているか不明。
ただ、カテゴリー4の怪獣が普通に出てきているあたり、絶望感は強いだろう。
デザイン
フル3DGのキャラクターと背景。
2D部分といえば。空くらいなんじゃないだろうか。
イェーガーや怪獣のデザインは違和感ないが、人はどうしてもアングルによって気になってしまう。
斜め下や真横の斜めアングルなど特に作り物の顔感が強い上、2Dとは違う影の入りが2D慣れしている人にとっては、かなりの違和感。
どんなアングルでも顔部分には影が殆ど入らず、首は終始しっかりと影が入っている感じ。
背景に関して。
特に違和感なく、充分なクオリティだ。
アニメーション
腕脚首など各関節ごとの動きは、フィギュアを動かしているような感じが如実に出てしまう。
髪に関しても毛先とポニーテールのテール部分がしっかり動くくらいでディズニーピクサーのようなサラサラな感じではない。
動きもクオリティが高いとはお世辞にも言えない。
カクツキなどが目立ちどうしても違和感が拭えない。
あまりその手に厳しくない人ならそこまで気にせず観られると思う。
Twitter上での反応
#パシリムで配信開始から大いに賑わっていたこのアニメ。
まだ配信開始から数日だというのに数百レベルかそれ以上ある印象だ。
アニメ好きと映画好きの中でどれだけ期待値が高かったかが窺えるね。
それでは、いくつかのツイートを紹介。
「パシフィック・リム: 暗黒の大陸」 視聴。
— ねずみはなび@pso2/ship7 (@h_siobana) 2021年3月5日
綺麗…細部までの作り込みと表現法は異様(褒め言葉) https://t.co/aG7Kuv0SOT
今作フル3Dの作品で背景もしっかり3D。
かなりクオリティは高いと感じるね。
このツイートの通り細部までこだわっているようなので、要チェックや!
🤖出演情報🤖
— 漆山ゆうき (@urushiyamayuuki) 2021年3月4日
『パシフィック・リム:暗黒の大陸』
にて主人公:テイラー・トラヴィスの幼少期を演じています
一作目を初めて見た時、胸熱が止まりませんでした…(推しはチェルノ・アルファ😆)
個性あふれるイェーガー!重厚感!バディの絆!最高の音楽!そんな #パシリム 作品に参加できて光栄です✨ https://t.co/mGLhABfHAt
テイラーの幼少期の声優さんのツイート。
パシリム特有のイェーガーの重量感はとても良かったですね。
パシフィック・リム暗黒の大陸1話観た
— やまし (@r_Pyama) 2021年3月4日
良いじゃん!!!!!!
イェーガーとパイロットの強さ、そして怪獣のえげつなさがしっかり詰まってるわ…
イメージしてたよりずっと重い展開だった
映画版でもそうだが、パシリムシリーズの怪獣に慈悲なんてないんですよね。
まぁ、子供にはしっかり甘い部分があるんだが笑
いやーだからさぁ
— ほそかわ(ジリ)デフロストの中の人 (@zilli_san) 2021年3月5日
パシリムをアニメでやったらそれただのロボットアニメになっちゃうわけで…「実写のロボもの」ていうデカいアイデンティティをひとつ捨てちゃってるわけで……俺の苦手な”今時のアニメ”にされてもまったく嬉しくないし見ないし…
1話目の展開がまさにそれ。
しかも日本の最近のロボアニメ的な展開をなぞっていっているので、この展開に飽き飽きだっ!ってひとは、残念に感じるでしょう。
『パシフィック・リム: 暗黒の大陸』アトラス・デストロイヤーがROBOT魂に登場!クリアパーツやタンポマーキングを駆使し、細かい質感や塗分け表現をリアルに再現!
— 電撃ホビーウェブ (@hobby_magazine) 2021年3月5日
https://t.co/kC5x4RTG1z #パシリム #t_robot
配信開始されると同時にイェーガーのアトラスデストロイヤーがフィギュア化。
凄い速さですね笑
IMDb:7.1(2021年3月5日現在)
概要とキャラクター紹介
Netflixアニメのパシフィック・リム: 暗黒の大陸の作品情報より引用
©ガード2021 Netflix Pacific Rim: The Black Inc. All rights reserved
・作品概要
セイスマノスの概要)
原題、Pacific Rim: The Black
原作・共同制作
原作は、映画シリーズのパシフィックリムとパシフィックリム アップライジング。
クレイグ・カイル (『マイティ・ソー バトルロイヤル』)
グレッグ・ジョンソン (『X-MEN: エボリューション』)
アニメーション製作
ポリゴン・ピクチュアズは、Netlixオリジナルアニメシリーズ「Levisu」、『亜人』シリーズ、アニメ―ション映画『GODZILLA』3部作などフル3DCG系のアニメ作品を手がけている。
・キャスト
このアニメの主人公。
テイラーの妹で、両親がどこかで生きていると信じている。
ヘイリーの兄で、両親は死んでいると心の何処かで思っている。
ヘイリーを守らねばと責任を感じている。
感想
『パシフィック・リム: 暗黒の大陸』予告編1 - Netflix
・あらすじ
怪獣の襲撃により壊滅状態となったオーストラリア。両親を捜すためイェーガーに乗り込んだ兄妹を、未知の生物との遭遇や、怪しい人物や仲間との出会いが待ち受ける。
ネットフリックスのパシフィック・リム: 暗黒の大陸の作品情報より引用
・総評)映画のような怪獣との全面戦争感がないのが残念。
1作目の映画パシフィック・リムを覚えているだろうか。
複数のイェーガー達が怪獣相手に戦う。
時には死にそうになったりしてなんとか怪獣達に勝利するんだ。
アングルもばかでかいロボvs怪獣の大迫力バトルに短いな物を武器にする感じなどこの映画だけの良い見どころが詰まっている。
そういったものを期待してこのアニメを見出した人は残念ながら、後悔すうだろうね。
何にせよアニメ内で動いているイェーガーはシーズン1では1体くらいなんだ。
怪獣も出てくるが、映画ほどたくさん出てくるわけでもなく、迫力あるシーンが沢山…ってわけでもない。
まだまだシーズンが続くので、今後に期待したいね。
・シーズン1の感想)イメージ的には序章…イェーガーvs怪獣よりも人間同士の争いがメイン。
1シーズン目は、7話と少な目。
このシリーズでは、パシリムアニメシリーズの世界観を紹介していくのがメインといった感じ。
その中で、色んな仲間が出来たり、伏線もちらほら入れている。
メインは怪獣とイェーガーの戦いというよりも人間同士の紛争の方が印象深い。
暗黒大陸というだけあって、世紀末感がとても強い。
クズな人が幅を利かせている中、残った資源を奪い合って、富を独占しようとしている。
そうした過程で重たい展開やら怪獣とのバトルが発生する。
クライマックスは、パシリムらしい怪獣とのvsバトルがとても熱く、見応え抜群。
まだシリーズっは続くと思われるこのアニメ。
今後に期待。