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アニメ感想)平凡ヴィランの強盗劇…Netflixスーパークルックス

 

    

アニメ感想)平凡ヴィランの強盗劇…Netflixスーパークルックス

 

アニメ感想)平凡ヴィランの強盗劇…Netflixスーパークルックス

アニメ感想)平凡ヴィランの強盗劇…Netflixスーパークルックス

©ガード2021 Netflix bones inc. All rights reserved

 

津田健次郎坂本真綾諏訪部順一など人気声優が出演している本作。

ヒーロー供給過多の時代に冴えない主人公と伝説のヴィラン、カーマインと仲間たちでドでかい仕事をやるヒーロー系強盗アクション(ヴィラン視点)。

 

Twitter上では、「面白い!」、「作画が凄い!!」と高評価だぞ。

 

 

( こんなことが分かります)

✔ スーパークルックスのデザイン、アニメーション、世界観、Twitter上での反応

✔ スーパークルックスの感想

 

「スーパークルックス」のデザイン、アニメーション、世界観

www.youtube.com

 

成人コミック風のタッチで送る本作のアニメ。

とにかく世界観が面白い。

 

世界観

ヒーローが供給過多となった世界。

ヴィラン一人にヒーロー5,6人で立ち向かうのが普通となっているので、ヴィラン人工も減る一方だ。

たちまち刑務所は、ヴィラン達で溢れて、犯罪も減っていった世界。

 

デザイン

成人コミック風の2Dタッチ。

デフォルメというよりもリアルよりなデザインとなっている。

3Dは、車など機械的な乗り物くらいだ。

 

アニメーション

特に違和感なく動いている。

静止画が多めってわけでもないので、ネトフリオリジナルのアニメとしては、かなり良い方だ。

 

「スーパークルックス」のTwitter上での反応

 

逃走中ジョニー・ボルトたち

逃走中ジョニー・ボルトたち

©ガード2021 Netflix bones inc. All rights reserved

 

「スーパークルックス」のTwitter上での評価は、かなり良い。

つまらないってツイートを一切みないあたり、良作だと思っている人が多いようだ。

日本の製作会社や日本の漫画が原作の場合、「作画がダメだ~」って声をよく聞くが、この作品は、作画もかなり良い。

 

 

 

 

 

 

 

作画が良いってツイートをたくさんあったぞ。

その中の一部を抜粋。

 

 

 

 

個人的には、OPの作画もかなり良かったと思っている。

www.youtube.com

 

 

IMDb:7.2

概要とキャラクター紹介

 

ジョニー・ボルトとケイシー・アン

ジョニー・ボルトとケイシー・アン

©ガード2021 Netflix bones inc. All rights reserved

 

・作品概要  

スーパークルックスの概要)

原題、Super Crooks

原作・制作・アニメーション製作

ボンズ

 

 

実写映画「キック・アス」「キングスマン」の原作者として知られるマーク・ミラーと、アーティストのレイニル・フランシス・ユーによる同名グラフィックノベル

 

・キャスト

ジョニー・ボルト(CV.津田健次郎

この作品の主人公で、電撃と電撃操作の能力を使う。

強盗など小っちゃい悪事を働いている。

 

ケイシー・アン(CV.坂本真綾

ジョニーの恋人で、頭が良い。

人の頭の中に入り込んでコントロールしたり、記憶を操作する能力。

 

カーマイン(CV.木村靖司)

ケイシーの師匠で、ジョニーたちにとある大きな仕事を持ち掛ける。

 

クリストファー・マッツ…ザ・バスタード(CV.家中宏

ヴィラン組織ネットワークのボスで、周囲の人の頭を爆破出来る。

ある程度距離が離れていても使えるので、ヴィラン界でも最強レベルの能力。

 

 

 

感想

www.youtube.com

 

・あらすじ

ジョニー・ボルトが、スーパーヴィランを集めて一世一代の勝負に挑む。そのターゲットは、スーパーパワーを持つ非情な裏社会のボス。さて計画通りに事は運ぶか?

 

ネットフリックス公式サイトのスーパークルックスの作品紹介、解説欄より引用

  

「スーパークルックス」

話数)

シーズン1 話

 

評価)

ストーリー…7/10

デザイン、作画…7/10

個人総合評価…7/10

 

・総評)悪役視点のヒーローもの×強盗アクション…面白い映画。

面白かった理由としては…

  • ヒーローもので、弱小ヴィラン視点が斬新。
  • 超能力と強盗アクションの変わった設定が良かった。

の2つだ。

 

ヒーローもので、ヴィラン視点。

しかも、「弱小」なのは、なかなかない。

 

見ない設定で、面白いし、弱小なりの工夫があって面白い。

だが、弱小だから、主人公がボッコボッコにされるのは、ちょっとモヤモヤしちゃうかな。

 

超能力と強盗アクションの設定もなかなか見ないし、相性が良い。

能力次第では、今まで見たことないようなやり口が展開出来るからね。

 

今作では、強盗しながら、能力者同士のド派手なアクションが見られる。

終盤には、視聴者の裏をかく展開も用意されていて、強盗系の作品の醍醐味が堪能できた。

 

だが…13話にこの2つの設定を最大限収めるのは、無理があった。

ヒーロー系のド派手アクションは、そこそこ楽しめた。

 

ただ、人によっては、主人公側がやられっぱなしで、モヤモヤする人もでてくるだろう。

強盗の方は、主人公にちょこっと見所があったくらいで、物足りなさを感じる。

 

個人的に13話じゃなくで、もっと話数あっても…なんて思ったね。

 

 

・シーズン1の感想1)大人向けのちょっとエ◯チなシーンもある。

ジョニーとケイシーのちょっと大人なシーンがとてもドキドキ。

声優は、ジョニー(cv津田健次郎)とケイシー(cv坂本真綾)の美声コンビ。

シーンの色気もさることながら、声も色気満点だ。

 

主に前半部分にこのようなシーンがあり、個人的にはちょっとした見所だぞ。

 

 

シーズン1の感想2)最強ヒーロー達を複数の悪役で立ち向かう悪役視点が斬新。

ヒーローもので悪役視点の作品は、いくつかあるが、これに強盗アクションはなかなかない。

 

世界観は、ヒーローが供給過多となってる世界。

悪役ことヴィランが細々と活動しているんだ。

そんな中弱小ヴィランのジョニーが弱小仲間たちと強盗をする。

 

意外と設定が細かく、ヴィラン側のトップの組織ネットワークという組織があったり、ヴィラン側の色んな過去があったり…

 

ヒーロー側は、あまり触れられてなく、あくまでヴィラン視点の映画だったね。

 

 

複数の弱小ヴィラン達がチート級ヒーローに立ち向かうも…

 

弱小ヴィランといっても個々が特殊なだけで、そこそこ強い。

瞬間移動できる能力や電気を操る能力、氷を操る能力と様々。

まぁ、不幸にさせる能力は使い勝手が悪いかな…

 

ヒーロー側は、ランダムで色んな能力を使える。

因みに元々のステータスは、異常に高い。

 

この「まともに戦っても勝てないだろ」感の中、どう渡り合うかが面白かったね。

 

 

シーズン1の感想3)強盗アクションとヒーローものの良いとこどりだが…

超能力がある世界でヒーローとヴィランが戦ってる設定と巨大組織からお宝を盗みだす設定の組み合わせは、とても面白い。

 

超能力とアクションは、相性が良いし、強盗とも相性が良い。

強盗向きの能力を使えば、色んなトリッキーな盗みが出来るしね。

 

アクションも様変わりしたアクションを堪能できる。

 

ただ、両方とも中途半端感が強くなってしまった。

ヒーローもののアクションは、主人公側である弱小ヴィランがコテンパンにされるので、ちょっとモヤモヤしちゃう。

ヒーローが強すぎぃ。

 

強盗も能力頼りな部分があり、「予想だにしない展開」は、少な目。

同じアニメだとNetflixで先行放送された「GREAT PRETENDER」の方が強盗という部分では、面白い。

 

両方の良いとこどりは、13話に収めるにはキツすぎたかな。