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アニメ感想)ストーリーの癖が強めなスペイン産アニメ…Netflixイドゥン・クロニクルズ

 

ストーリーの癖が強めなスペイン産アニメ…Netflixイドゥン・クロニクルズ

 

イドゥン・クロニクルズ

イドゥン・クロニクルズ

Netflixアニメのイドゥン・クロニクルズの作品情報より引用

©ガード2020 Netflix The Idhun Chronicles Inc. All rights reserved

スペイン産の現実世界とファンタジー世界の異世界もののアニメ。

ファンタジーの世界は、イドゥンと言って、ドラゴンやらエルフやらユニコーンとファンタジーの生き物がたくさんいる世界。

作画も日本風のデザインだが、吹き替えが存在しないのがとても残念なアニメだ。

 

( こんなことが分かります)

✔ イドゥン・クロニクルズが癖強めな理由とデザインと世界観

✔ イドゥン・クロニクルズの感想

 

「イドゥン・クロニクルズ」のストーリーが癖強めな理由

ジャックとビクトリア

ジャックとビクトリア

Netflixアニメのイドゥン・クロニクルズの作品情報より引用

©ガード2020 Netflix The Idhun Chronicles Inc. All rights reserved

イドゥン・クロニクルズを観ていて思った事が一つある。

それは、ストーリーの癖が強めなことだ。

理由)

  •  シーズンの終盤に訪れる急展開。
  •  字幕のみで、喜怒哀楽の感情が殆どない。
  • 「これ何系のアニメだっけ?」と分からなくなるほどの路線変更。

 この3つがストーリーの癖強めな大きな理由だ。

 

シーズン終盤には必ずと言っていいほど急展開が用意されている。

真面目に観ていたはずなのに「あれ?俺数話飛ばしたっけ?」と錯覚させるほどの急展開。

話数が少ないのもあり、その辺は大人の事情なのだろうか??

字幕のみで喜怒哀楽が殆ど存在しないこの作品。

アクションシーンが特に目立つ。

気合を入れる時の掛け声がまんま棒読み。

すっごい気になって、アクションシーンに集中出来ない…

日本のアニメに慣れ親しんだ自分にとっては、これ以上ない癖と言えるんだ。

 

シーズン1は、魔法やら別世界やらでファンタジー感満載なアニメであった。

だが、シーズン2からは急なラブロマンス風な展開。

てか、いつから三角関係に発展したし笑。

シーズン1の数年後がシーズン2らしいんだが、せめて何か補完する話があってもいいのでは??と思ってしまった。

 

因みにラウラ・ガジェゴの 『Idhún's Memories』の本の物語が元となっているようだ。

 

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デザインと世界観

 

ジャック

ジャック

Netflixアニメのイドゥン・クロニクルズの作品情報より引用

©ガード2020 Netflix The Idhun Chronicles Inc. All rights reserved

ここではイドゥン・クロニクルズのデザイン、アニメーションと世界観について簡単に解説する。

 

デザインについて

デザインについては日本の最近のアニメ風なデザイン。

髪の形や目、服の皺に至るまで昨今の日本アニメっぽいんだ。

デザインもリアルよりでデフォルメ感はあんまりない。

エフェクト等も結構丁寧に作っているようで、デザイン的には特に違和感等を感じなかった。

 

アニメーションについて

アニメーションまでは日本風とまではいかなかった。

専門用語を使って言うとコマ割りの使い方がちょっと特殊というか…日本のアニメとは違う。

アクションシーンよりも日常の動作が凄い違和感を感じてしまう。

この日常の動作のアニメーションは、海外のアニメーションっぽいと感じた。

要はカクカクしているんだ。

意外と気になってしまった。

 

世界観について

敵勢力のアシュランがおり、現実世界とは別にイドゥンという別世界が存在する。

イドゥンは、ユニコーンやらドラゴンやら色んなファンタジーの生き物が存在する。

敵勢力もイドゥン人(イドゥンに住んでいる原住民)も魔法が使えるんだ。

話の始まりは、アシュランがイドゥンを殆ど支配してしまったというもの。

他の生き物は、根絶やしにされたが、ユニコーンだけが一部生き残っている。

他イドゥン人による反乱軍が存在すると言うもの。

 

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「イドゥン・クロニクルズ」のTwitter上での反応

 Twitter上での反応は、イマイチなツイートが目立った。

色々ツッコミどころがあることやデザイン、字幕版しかないことなど日本のアニメになれてしまったが故の事であろう。

 

 

 

 

IMDb:5.3(2021年1月25日での評価)

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概要とキャラクター紹介

 

ビクトリアとキルタッシュとジャック

ビクトリアとキルタッシュとジャック

Netflixアニメのイドゥン・クロニクルズの作品情報より引用

©ガード2020 Netflix The Idhun Chronicles Inc. All rights reserved

 

・作品概要  

イドゥン・クロニクルズの概要)

原題、The Idhun Chronicles

原作・制作

 ラウラ・ガジェゴの 『Idhún's Memories』

アニメーション製作

 ゼッペリンTV

 

 

・キャスト

ジャック

このアニメの主人公(金髪の青年)でアシュラン軍に両親を殺されてしまう。

だが、イドゥンの反乱軍に保護されアシュラン軍に復讐を誓う。

 

ビクトリア

ジャックより前に保護された現実世界の女性。

魔法を得意としている。

 

キルタッシュ

アシュラン軍の主力メンバー。

本気で睨んだら、人を容易く殺せる設定。

 

感想

 


The Idhun Chronicles | Clip: An Epic Sword Fight | Netflix Anime

・あらすじ

 突然両親を殺され、天涯孤独となった少年を待ち受けていたのは、危険とナゾに満ちた知られざる世界。

邪悪な宿敵から世界を救うため、過酷な戦いが今始まる。

 

ネットフリックス公式サイトのイドゥン・クロニクルズより引用

  

「イドゥン・クロニクルズ」

話数)

シーズン1 5話

シーズン2 5話

評価)

ストーリー…5/10

デザイン、作画…5/10

個人総合評価…5/10

 

・総評)題材はとても良かったが、路線変更のせいで微妙な作品になってしまった。

 シーズン1では、アニメーションや字幕のみという違和感と闘いながら、現実世界と異世界のファンタジーものという事で何とか観れていた。

だが、シーズン2で急な恋愛模様が展開。

それに加えビクトリアの謎の言動に困惑しっぱなしとなってしまった。

個人的にはシーズン2の急展開のせいで評価をガッツリ下げてしまったんだ。

そのままファンタジーの反乱軍とアシュラン軍との戦争アクションものとしてやってくれれば、とても楽しめたのにと思うところ。

とても残念だなぁ…

 

・シーズン1)日本風作画にアニメーションと字幕に戸惑う。

 デザイン的には日本のアニメーションっぽいんだが、アニメーション自体が違和感があったり、日本語吹替えが存在しない。

日本語吹替えがないのが一番こたえたかもしれない。

だって棒読みなんだもん。

それ程多くないアクションシーンが棒読みなせいで、アクションがしらけてしまった。

 

題材的には個人的に面白いと思う。

日本でも好きな人が多いであろう、異世界もの。

転生というわけではないが、現実世界とファンタジー世界を行き来し、魔法やらドラゴンといったファンタジーの生き物がたくさん存在する。

この設定やらストーリーはとても期待できた。

シーズン1ではまだ序章のようなものだったので、今後に期待。

 

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・シーズン2)あれ?何で恋愛要素メインに??ビクトリアの言動がおかしいんだよ。

 シーズン2でしっかり期待を裏切られた形となった。

その理由は、ファンタジー<恋愛の構図になってしまった。

てか、いつからビクトリアがそんな乙女チックになったんだ??

それに言動が異様におかしいんだよ。

何だか辻褄が合わない。

シーズン2でビクトリアがただのかまってちゃんになり下がり、嫌いなキャラとなってしまった。

それにラストの5話目で急展開になり、戸惑いが隠せない…

終始困惑しながら視聴していました。

 

・シーズン3は、現状製作される予定がないらしい。

この記事によれば、原作者がTwitterでシーズン3を製作する予定は現状無いとの事。

シーズン2では「戦いはこれから!」みたいな終わり方をしているだけあって、どういう結末に落ち着くか気になる模様。

 

www.monstersandcritics.com

 

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