家族愛をテーマにしたコメディと正義を絶妙に合わせた傑作…シャザム!(感想、結末、裏話)
映画.comシャザム!の作品情報より引用
(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
- 家族愛をテーマにしたコメディと正義を絶妙に合わせた傑作…シャザム!(感想、結末、裏話)
- コメディと正義(ヒーロー)が絶妙な味をだしている映画。
- ヒーロー名がダサすぎた
- 相棒(フレディ)がいい仕事をする
- コメディ要素も多いがシリアスなところもある
- 余談、裏話…
- 結末~
キャスト
ビリー・バットソン/シャザム
…アッシャー・エンジェル
フレディ・フリーマン
… ジャック・ディラン・グレイザー
メアリー・ブロムフィールド
…グレイス・フルトン
ユージーン・チョイ
…イアン・チェン
ペドロ・ペーニャ
…ジョバン・アルマンド
ダーラ・ダドリー
…フェイス・ハーマン
Dr.サデウス・シヴァナ
あらすじ~
クリスマス、兄とともに父が運転する車に乗っていたサデウス・シヴァナは、突如謎の宮殿「永遠の岩(ロック・オブ・エターニティ)」に召喚される。
「永遠の岩」に住む魔術師シャザムから、彼の後継者となることを提案されるが、そこに封印されていた七つの大罪の魔物に唆されたため、勇者となる資格がないと判断され、現実世界に引き戻される。
車中に戻ったサデウスと兄が言い争ったことで父が運転を誤り、交通事故に遭い、兄に「お前のせいだ」と罵られたサデウスは、玩具の占いボールに浮かび上がった「我らを見つけろ」というメッセージを目にする。
現代。幼い頃に母親と離れ離れになり、孤児となったビリー・バットソンは、新たな里親バスケス夫妻が運営するグループホームに入居する。
そこには足が不自由なフレディ、抱き付き癖のあるダーラ、大学進学を控えたメアリー、ゲーマーのユージーン、無口なペドロという少年少女も住んでいた。
母親に会いたい一心で家出を繰り返すビリーは、ここでもまた馴染めずにいたのだった…。
個人的評価…10/10
映画.comシャザム!の作品情報より引用
(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
一文感想 ↓
コメディと正義(ヒーロー)が絶妙な味をだしている映画。
魔法の力である少年がスーパーマンに匹敵するほどの力を手に入れるという設定がまずとても面白い。
子供なのだから、大きくなっても振舞いは子供のまま、それが笑える要素にとつながっている。
その少年は、孤児で母親を探すため里親に引き取られては家出を繰り返すという問題児。
この設定すらある意味伏線だとは思わなかった笑
新たに里親になってくれた人は両方とも里親で子供を7人引き取っている…
そう、里親でみんな血がつながっていない!
引き取られた先もある意味伏線であり、そこから魔法の力を手に入れて、色々試すのだが、その過程でコメディ要素がふんだんに使われていてついつい笑ってしまう部分があったりするくらいだ。
ストーリーもとても良い。
伏線がちりばめられたり、クライマックスはついついテンション上がる感じに仕上がっている上、途中コメディ要素を挟みながら、飽きることなくみれる。
アクションも見ごたえ抜群であるし、「家族を大事にする」という明確なテーマもあって、文句のつけようがないと言える程!
劇場で観れなかったのが悔やまれるぜ…
ヒーロー映画を観たいという方は特にオススメだ!
下記詳しい感想 ↓
映画.comシャザム!の作品情報より引用
(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
ヒーロー名がダサすぎた
新しい家で兄弟兼親友となるフレディは、脚が悪いので杖をついている。
そんな彼はヒーローオタクだ!
そんな彼が最初にビリーが自分がスーパーヒーロー(シャザム)になったことを告げ、名前を色々考えてくれるんだが…
まぁダサかったw
長いし、意味が汚かったりするわで…笑
是非観た時は気にして観てみては?
笑ってしまうかもしれませんが笑
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相棒(フレディ)がいい仕事をする
色々助言をしてくれたりする。
そりゃヒーローオタクだから、こういう能力あるんじゃない?とかヒーローはこうだろ?とかとか
まるで、スパイダーマンのネッドみたいだ笑
でも…色々実験したり、ちょっと軽犯罪してみたりと能力の無駄使いをしちゃいます笑
映画内では喧嘩しちゃったりするんですよね…
その喧嘩の内容もクライマックスとかけてくるとは思わなかったんですよね!
そうして、彼のおかげで弱点も見つかる!
ある意味今回の映画のキーキャラクターと言えるでしょうね!
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コメディ要素も多いがシリアスなところもある
能力の無駄遣いをしたり 、強盗をからかってみたりとコメディの要素が多い反面、主人公ことビリーの両親の真実も明らかになってきます。
両親の真実は、どちらかというとシリアスよりで同情してしまいそうになるほど…
他にも今作のヴィランの心情など里親…
親に恵まれないという悲しき部分があるんです。
それがあるから「家族愛」がテーマがより際立っているんですね。
余談、裏話…
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DCコミックのキャプテンマーベルに初出演で当時マーベルコミックのキャプテンマーベルと被ることから、シャザムに変更したんだとか。
SHAZAM!(シャザム!)の名前の由来
Solomon ソロモンの知恵
Hercules ヘラクレスの剛腕
Atlas アトラスの体力
Zeus ゼウスの全能
Achilles アキレスの勇気
Mercury マーキュリーの神速
結末~
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ビリーの母親は、ある意味ビリーを捨てた!?
同じ家に住んでいるユージーンが凄腕ハッカーだったということで、政府機関にハッキングし、ビリーの母親がいる住所を発見する。
その時に父親の話しがでており、父親は刑務所に服役中とのことだ。
ビリーは急いで母親のもとに行くが、なんと母親はあの冬の日(迷子になった時のこと)遠くでみていたのだとか。
警察に保護されるのをみて、こちらの方が幸せだとのことでそのまま放置していったのだ…
最後にビリーが母親からもらった方位磁石の丸いキーホルダーを返そうとするが、母親は全く覚えていなかった…
とても悲しいですね…(´;ω;`)(´;ω;`)
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(C)2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
Dr.サデウス・シヴァナとの決着
Dr.サデウス・シヴァナは、7つの大罪という悪魔に手を染めた今作のヴィラン。
そんなサデウスは、いつもは7つの大罪を体の中にしまっているのだが、全部だしてしまうとただの人間に戻ってしまう。
その弱点をビリーがピンチの時、後ろからバットウィングで攻撃したフレディのおかげで分かることになる。
クライマックスの舞台は遊園地、人が逃げ惑う中、他の兄弟もその遊園地に逃げており、全員捕まる。
シャザムの力をサデウスにあげようと杖をつかむが、魔術師の言葉をふと思い出す。
自分を含め7人の魔術師は、いまだ不在…
あれ、俺ら兄弟は7人だよな…そういうことか!!
ということで、サデウスを吹き飛ばし、兄弟7人とも杖につかみ、魔法の呪文、シャザム!と叫ぶと…
シャザムが7人に!!
そこから反撃開始。
………
……
…
そうして、1体1になったシャザム(ビリー)とサデウスは、嫉妬の罪がまだ中にいることから嫉妬の罪を挑発し体から出す。
変身するときや解除時は雷が落ちることを利用し、嫉妬の罪が馬乗りにされたのを誘い、雷を打つ。
能力のなくなったサデウスから力の源である右目の目を取り出し、悪魔も封印することができ一件落着!
クレジット中…
ミッドクレジットには、魔物の力を奪われ、投獄されたサデウスのもとに、かつて「永遠の岩」のガラス瓶の中で飼われていた芋虫が現れ、謎めいたメッセージを告げるシーンが差し込まれる。
エンドクレジット後、ビリーとフレディが、金魚と話す能力があるか試すシーン(アクアマンに憧れ?を抱いているような感じ)で映画は終わる。