ドラマ版と違って原作に忠実…Netflixアニメ『極主夫道』
(更新日: 2021/10/12)
Netflixアニメの極主夫道の作品情報より引用
(C)おおのこうすけ/新潮社
( こんなことが分かります)
✔ 極主夫道の見所と世界観、デザイン、アニメーション、Twitter上での反応
✔ 極主夫道の感想、海外ドラマとアニメと原作の比較
極主夫道の見所
Netflixアニメの極主夫道の作品情報より引用
(C)おおのこうすけ/新潮社
原作に忠実に作っている極主夫道のアニメ。
1エピソード事に6話程と1話数分の構成となっているが…かなり笑える。
猫の癒しや豪華声優陣など他にも色んな見所があるこのアニメ。
・見所1)強面スマイルの笑いは、ツボに入る。
任侠コメディのこのアニメ、笑えるポイントはいくつかあるが、特に笑えるのが笑顔。
予告編やアニメの表紙で分かる通り、クッソ怖い笑顔の不死身の龍(主人公)。
頑張って笑顔を作っているのに…クッソ怖いが、それが笑える。
ちょくちょくこういった笑いがあり、とても笑えるぞ。
・見所2)エピソードの最後に入る猫絡みの話が癒し。
5エピソードで1エピソード6話構成。
その最後の1話が大体猫絡みの話となっている。
この猫の話がとても可愛い&笑える。
まぁ、筆者が猫好きってのもあるんだがね。
・見所3)声優陣がかなり豪華。
一言かなり豪華。
他のアニメ作品の主人公を担当するような声優さんが多数いる上に最低でも声優歴10年程と新米が一切いない。
最長で 大塚芳忠さんの40年と大御所も加わっているんだ。
アニメ自体は、尺自体少ないのに止め絵が多いなどクオリティ自体は低いものの異様に豪華な声優陣は、十分に観るに値するぞ。
世界観とデザイン、アニメーション
Netflixアニメの極主夫道の作品情報より引用
(C)おおのこうすけ/新潮社
ここでは簡単に世界観とデザインとアニメーションを紹介する。
グロ等一切ないので、大人から子供まで楽しめる…けど主人公の顔が怖いので、ちっちゃな子供はビビっちゃうかも?
デザインとアニメーションは、一緒に紹介するぞ。
世界観
日常の風景を舞台にした作品で、現代の日本の街。
多分東京とか都会っぽい。
時折ヤクザが出てくるが、裏世界が舞台というわけではないのが、特徴。
デザインとアニメーション
デザインは、限りなく原作に近いデザイン。
アニメーションは、止め絵が多く、あんまり動かないものの、十分楽しめる上、原作に忠実な所も加味すると、十分許せる範囲。
ドラマ版は違って、原作に忠実な極主夫道
Netflixアニメの極主夫道の作品情報より引用
(C)おおのこうすけ/新潮社
ドラマ版も観たことがあるんだが、ドラマ版に至っては、原作が極主婦道なだけで、原作を殆ど無視したような内容であった。
その為、ドラマ版は酷いって意見が多い。
じゃあ、今作のアニメ版は?となると…かなり原作に忠実。
オリジナル要素を一切入れていないアニメ版は、原作が好きな人にとっては、かなり嬉しい作品となっている。
・原作紹介
原作は、Web漫画の極主夫道。
原作者は、おおのこうすけさんで、今作が初連載だそうだ。
更新頻度としては、月に数話で、一部無料だが、一部期間限定となっている。
全話しっかり読みたい人は、コミックスを買ってね!という意味であろう。
原作web漫画サイト ↓ )
極主夫道 - おおのこうすけ / 第62話 | くらげバンチ
くらげバンチ新潮社さんのYouTubeチャンネルから極主夫道の実写PV、津田健次郎さんが主演のものとなっています。
・おまけ)ドラマ版って何がそんなにひどいの?
原作を知っている人からすれば、ドラマ版は最高に面白い!って言う人はあんまりいないんじゃなかろうか。
自分もドラマ版全て観たみたが…まぁ、極主夫道を題材にしたドラマって感じで、極主夫道ではない。
じゃあ、あんでそんなにひどいと感じたのかを簡単にまとめてみる。
酷い理由)
- 新たな設定の盛り込み。(子供追加)
- ストーリーがオリジナル(1,2割くらいは、原作の話があった)
大きく分けてこの2つ。
原作には子供がいない。
だが、ドラマでは龍の奥さんの連れ子がいる設定となっている。
その子供を交えたストーリーになっているものだから…
まぁ、話も原作とは違ったものとなるよね笑。
しかも喫茶店に新キャラの女性も登場したりと子供だけが追加要素ではない。
他にも会長など一部キャラの性格まで変わっていたり、龍の元いた組も改変されていたりと原作とは、程遠い仕上がりとなっていた。
Twitter上での反応
ドラマ化もしていたとあって、Twitter上での反応もかなりのもの。
配信開始から1日もしない内にかなりのツイートがあがっていた。
#極主夫道
— haluo (@haluo) 2021年4月9日
アニメ面白かったです
主人公周り以外の色んなキャラクターにも個性と味があってすみずみまで美味しい
サザエさんレベルにまで浸透して日曜の午後6時とかにやるようにならないかなぁ
ネトフリの極主夫道アニメテンポ良くていいなあ
— たーぼ (@me0w0turbo) 2021年4月9日
低予算っぽさは滲み出てるけどうまく作ってるわ
続きは帰ってきたら見よう
極主夫道アニメめっちゃ楽しみだったんだけど、思ってた感じとちがくて個人的にちょっと残念だった
— 灰色🌸じじかわ (@ur0kin0) 2021年4月9日
ツイートを観てみたら、高評価7,8割で残念が他と高評価が高めな印象。
やはりアニメーションが動かない紙芝居と感じている人が多い模様。
だが、1エピソード15分で5本しかない事もあって、みんなサクッと全て観ているみたいだね。
概要とキャラクター紹介
Netflixアニメの極主夫道の作品情報より引用
(C)おおのこうすけ/新潮社
・作品概要
J.C.STAFFは、灼眼のシャナシリーズ、ゼロの使い魔シリーズ、とある科学の超電磁砲シリーズ、ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかなど有名な作品を多数制作している。
・キャスト
龍(たつ)CV津田健次郎
不死身の龍といわれた元最凶ヤクザ。
辰崎組の構成員であったが、今は主夫として家事をこなしている。
美久(みく)CV伊藤静
龍の妻で、デザイナーのキャリアウーマン。
コーラ好き、ポリキュア好き、料理は…。
感想
・あらすじ
"不死身の龍"と恐れられるも、極道の世界からこつ然と姿を消した伝説の男がカタギの世界に現れた。家族を守り、忠誠と仁義を尽くす専業主夫の道を極めるために。
Netflixの極主夫道より引用
「極主夫道」
話数)
シーズン1 10エピソード60話(1エピソード15分で、6話構成)
時間差で、半分ずつ配信。
評価)
ストーリー…7/10
デザイン、作画…4/10
個人総合評価…7/10
・総評)サクッと観れて楽しめる。
5エピソードしかない上に15分程という短さ。
個人的には物足りないが、原作もまだ60話過ぎたあたりなので、現状のシーズン1のアニメシリーズで、原作の半分程を使ってしまった感じ。
原作自体も1か月に2,3話といったところなので、原作の残りを考えると妥当な所なんだなって感じた。
作画は低予算ではあるが、サクッと観れる点、原作に忠実で声優陣が豪華な点はとても高評価。
大塚芳忠さんが声優として参加していたのは、かなり嬉しい限り。
早くシーズン2が観たいなって待ち切れないぞ。
・あんまり動かないものの、原作に忠実。
誰しも観ていて思ったのではないだろうか。
止め絵がとても多いってこと。
1エピソード15分なのにかなり節約している。
その代わり声優がとても豪華な作品に仕上がっている。
ネトフリアニメの中では、とても低予算ではあるが、原作そのまんまの内容と声優陣に惜しみない製作費を投じたこの作品は、原作好き&アニメの声優好きにはたまらないだろう。