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フリーランスの3DCGデザイナーになろうとして失敗した話

フリーランスの3DCGデザイナーになろうとして失敗した話

 

フリーランスの3DCGデザイナーになろうとして失敗した話

フリーランスの3DCGデザイナーになろうとして失敗した話

3DCGデザイナーやら3DCGアニメーターなど色んなことをやらされ、日夜徹夜続きのブラック系の3DCG会社を辞めた後、実は数カ月フリーランスの3DCGデザイナーになろうと頑張っていた時期があった。

たかだか数カ月だが、フリーランスの3DCGデザイナーがどんなに困難か身に染みて分かったんだ…

 

( こんなことが分かります)

✔ 3DCGデザイナーのフリーランス失敗談

✔ 原因と対策

 

フリーランスの3DCGデザイナーになろうとして失敗した

 

フリーランスの3DCGデザイナーになろうとして失敗した

フリーランスの3DCGデザイナーになろうとして失敗した

 3DCGデザイナーの会社でアニメやらPVやら色んなもののモデリング、アニメーション…

時にはコンポジットの簡単な手伝いからモーションキャプチャーの動き撮りの手伝いと色んなことをやってきた。

 

そりゃ、3年でこれだけやってきたんだから、フリーランスでもやっていけるだろうよ!なんて安易に考えちゃったわけだよ。

 

では、実際3DCG会社に3年勤めて、フリーランスになろうとした筆者の末路を紹介しよう。

 

この記事を見た人は、同じ過ちを犯さないように注意してくれ。

 

 

 

・辞めてすぐに母校の専門学校に行き、仕事ゲットできた!

 実は、仕事をゲット出来ていたんだ。

その過程は、こうだ。

  

  1. 母校の専門学校に行き、先生に会いに行く。
  2. 事情を説明し、学校のコネで3DCGデザイナーを欲している会社を斡旋してもらう。
  3. コネで出会った会社とメールでやり取り開始。

 

あれ?意外とあっさり仕事ゲット出来たじゃん。

そこから、数件のメールでのやりとりの後、会社を訪れたり、ご飯を食べながら色々と話し合いをしていった。

 

因みに先にこの結末を言うと、お抱えの仕事が白紙になった。

 

時系列順に話を進めると

まず、仕事の内容がアプリに使う3DCGキャラを作ってほしいという依頼だった。

あまり大きい会社ではなく、デザインを担当しているデザイナーさんが1人だけ。

そのデザイナーさんと社長さんと自分とでやり取りは始まった。

 

1,2週間後、こういうデザインの3DCGを作ってもらいたいんです~と話して行くうちにその会社たった一人のデザイナーさんがとんでもない事を言い始めた。

 

デザイナーさん「実は、近いうちにこの会社辞めるんです。」

菊飛「あ、そうなんですね!」(嘘だろ、この案件どうなるんだよ)

 

はい、これがおっきな原因でしたね。

たった一人のデザイナーさんがいなくなり、新しいデザイナーさんが来るまで一旦中止。

その後連絡がこずにしびれを切らして、連絡すると、アプリ開発は、辞めようと思ってると言われた。

どうやら、良いデザイナーさんが来ないとのこと。

 

元々違うITの仕事がメインで、アプリは新規事業として手を出そうとしていたらしい。

ここで、初めての仕事を失敗して、凹むことになる。 

 

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・初案件失敗後、色んな手段を使って案件ゲットに奔走する。

凹んでもいられない。

初案件が飛んでから、1か月になりそうとなった時、専門学校に問い合わせたり、色んなサイトで募集をかけたりしていた。

 

元々サイボウスオフィス?だか(もうサービス終了した)のアプリで、3DCGデザイナー限定の情報交換場に入っていた。

言わば、会員制の掲示板みたいなところ。

そこで、仕事の募集をかけたりするが、なかなか仕事は出てこない。

 

その間はまだ、ソフトは購入しておらず、体験版でやっていた。

 

3Dソフトのmayaって、今は月額等の料金制だが、前はソフトを購入しないといけなかった。

中古でもいいが、中古の古い物でも余裕で万単位。

場合によっては、数十万。

新品のソフトを買おうとすると、確か60万とかそれ以上かかったはず。

100万まではいかなかったかな。

それ程高価ということを覚えておこう。

 

そうして、なかなか仕事をゲットできずに1か月以上過ぎた。

大体仕事が無かったわけではなく、審査的なものがあって、現状のポートフォリオとかを求められた。

実は…学生の頃のポートフォリオしかなかったんだ。

 

これは致命的なミス。

言い訳になってしまうが、ブラック会社で、ポートフォリオを作ろうとはしていたが、まともに作る時間なんて皆無であった…

 

この時点で、2カ月以上収入ゼロになってしまい、ついには就活を始めることとなる。

 

そして、今は全く違う仕事をすることとなり、フリーランス生活は、なんと4カ月?くらいの挫折となった…

 

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原因って何だろうか

 

原因って何だろうか

原因って何だろうか

失敗したのはいいが、じゃあ、何が原因だったんだろうか。

簡単に言うと…

  

による準備不足。

 

これが一番の原因だ。

いやぁ…現実は厳しいとはこのことで、ちょっと舐めてたんじゃないかと思った。

 

そりゃ、会社で何とか3年もやってきたんだ。

それなりに色んな作品も世に出してきたしね。

 

自信がついて、ちょっと天狗になっていたのかもしれない…

じゃあ、もうちょっと原因について深堀してみよう。

 

 

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ポートフォリオを更新していない。

これは、会社員としてずっと3DCGデザイナーをやるんだったら、一生作り続けるだろうね。

業界で10年以上いて、かなり有名になったとかなら、名前で仕事がバンバン来るだろう。

 

でも、前の会社の自分が思う3DCGデザイナーの天才もリギングのポートフォリオを作っていた。

 

要するにポートフォリオは、3DCGデザイナーの力の証明書。

次に手掛けた作品だ。

この証明書を疎かにしてしまったのは、かなり痛かった。

 

コネが少ない

もし、3DCGデザイナーとして会社に就職したなら、コネクションも気お付けておくべき。

実は、会社に出向という形で複数の会社の人がきたりしていた。

時にはスーパーアドバイザーとして某有名アニメ会社支部長がきたりしていたんだ。

 

そういう時は、積極的に絡んで、仲良くなるべき。

てか、仲良くなって、プロの世界で色んなコネを作って置けば、仕事がゲットしやすくなる。

3DCGデザイナーの仕事の受注って、基本はコネ。

 

クラウドソーシングとかでは、当時は一切なかった。

今もCADの仕事ばかりで、アニメ等の3DCGの仕事は、殆どなかったが…

 

なので、コネを使って、案件をゲットするしか現状道はない。

 

まとめると…

実力の証明であるポートフォリオを日々更新しつつ、コネを強化しまくることだ。

 

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フリーランスの3DCGデザイナーになるのに必要なこと(対策)

 

フリーランスの3DCGデザイナーになるのに必要なこと(対策)

フリーランスの3DCGデザイナーになるのに必要なこと(対策)

失敗談と原因は分かった。

じゃあ、フリーランスでは何が必要なんだ?となった時、今冷静に考えられる必要なことは5つ。

 

必要なこと)

  1. 最低でも10年以上3DCGの会社にいて、経験を積む。
  2. ポートフォリオをひたすら更新、強化。
  3. 会社員時代にコネをひたすら作る。
  4. お金を貯める。
  5. 一人で大体全て出来るようにする。

 この5つだ。

一つずつ解説していくぞ。

 

・必要な事1)最低でも10年以上3DCGの会社にいて、経験を積む。

「そんなにいないといけないの!?」

 

って思うかもしれないが、仕事に慣れるのに数年。

それこそ一人前として名乗るのに2,3年はかかるんじゃないだろうか。

そこから、ポートフォリオに手をつけつつ、少しずつ質と量を増やしていく。

 

ポートフォリオは、それこそ、5年以内には出来そうだが、十分なコネを作るという点で10年と見積もった。

 

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・必要な事2)ポートフォリオをひたすら更新、強化。

必要な事1で、ポートフォリオは、5年以内に出来るとは言ったものの、日々経験を積み重ねている。

なので、会社にいる時は、ひたすら更新して、強化すべき。

フリーランスとしてやっていくのもそうだが、転職する際には必須だ。(友人の紹介等のコネが無い場合は)

 

3DCGデザイナーの力の証明だからね。

これがないと力量が測れないというもの。

もし、これを読んでいる人は、ポートフォリオの重要性を肝に銘じておいてほしい。

 

3DCGデザイナーの生命線だね。

前の自分に強く言ってやりたいわ。

 

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・必要な事3)会社員時代にコネをひたすら作る。

これは、転職やフリーランス両方とも必須。

前の会社の友人で違う会社にコネ入社することが決まり、その友人経由で数人の友人が転職していったこともあった。

コネの場合、ポートフォリオなしでも最悪イケるんだよ。

 

「自分みたいにポートフォリオ作る時間なかった、どうしよう…」って時でもこのコネを使えば、最後の手段的な意味で、なんとかなるんだ。

 

このコネの重要性は、会社を辞めてから身に染みて感じた。

フリーランスで案件ゲットする際や違う3DCGの会社に転職する際とか。

辞めてからじゃ、遅いんだよね。

もし、これを読んでいる人は、コネの重要性を肝に銘じておいてほしい。

 

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・必要な事4)お金を貯める。

これは、3DCGソフトのお金がかなりかかるから。

 

今では、mayaだと月々3万6300円。

1年ごとだと28万6000円!

ソフトだけでこれだけかかるんだぜ?

これプラス、他のソフトとかも合わせると月に家賃以上経費が掛かってしまうかもしれない。

 

それだけ、お金がかかる。

最初は、色々と慣れていないので、てこずるだろう。

そうなると、余裕でマイナスなんてことも…

そうなった時にお金をしっかり貯めないと積むことになる。

 

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・必要な事5)一人で大体全て出来るようにする。

大体出来るようになれば、3DCG関係の仕事を受注しやすくなる。

 

もし、モデリングしかできませんって人とモデリング以外にもアニメーションやコンポジット(素材を合わせて色んな効果を入れたりする)作業も出来ますって人がいたならば、後者だよね?

だって、ついでに色んな仕事も追加で頼めるし、出来るという事は、後の作業に配慮した仕事が出来ると判断されやすい。

 

だったら、色々出来て、デメリットなんてない。

逆にモデリングだけとかアニメーションだけだと美大卒とか2Dアニメーターあがりとガチ勢と真っ向から戦わないといけないから、かなり大変。

 

色々出来れば、仕事の幅も広がり、転職や受注しやすくなる。

 

じゃあ、何が出来ればいいかってなると…

 (☆3が絶対必要、☆1があまり必要なくて、あればいいかな)

必要なこと)

  • モデリング☆3
  • アニメーション☆3
  • レイアウトをきる☆3
  • レンダリング関係☆3
  • リギング☆2
  • コンポジット☆2
  • illustratorPhotoshop作業☆3
  • プログラミング☆1
  • 2Dアニメーション☆1
  • 2Dデザイン☆1

 

モデリングとアニメーションは、どちらをメインにおくかで、どちらかが☆2くらいに降格になる。

☆3は、中小企業で就職した場合は、確実に身につくところだ。

自分の場合は、コンポジットも手伝うことになったけどね。

 

☆1部分のプログラミングは、基本MELスクリプトというmayaの言語。

他にもAEとかでもプログラミング出来た方が有利だったりする。

これが出来れば、限界はないと言えるほどに色んな事が出来るようになる。

 

そして、3DCGデザイナーとしても一目を置かれること間違いなし。

因みにmayaでリガーになろうとしたとき、プログラミングが出来るようにならなければならない。(正確には、出来なければ、あまり使えない。)

 

☆2のリギングは、正直☆1でもいいのでは?と思うほど。

でも、一応出来れば、結構有利であろう。

その理由は、その会社独自のリグを使っているから。

結構会社ごとにクセが出ているリグだったりするので、正直依頼されるってのはなかなか無いと思う。

あるとしたら、技術指南とか教育係として呼ばれたりだろうか?

 

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