若きショーンコネリーを堪能できる…007ドクターノオ(007は殺しの番号)(感想、その他)
(更新日: 2020/07/25)
007ドクターノオ(007は殺しの番号)より引用
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007シリーズ第1作目のドクターノオ。
1960年代に作られた映画で、なんと若き日の…30代のショーンコネリーが見られるんだ。
1作目は、低予算で最近の007を観慣れている人にとっては、見劣りしてしまうかもしれないが、当時の雰囲気やショーンコネリー、懐かしい効果音の数々は、古き良き映画を思い出させてくれるだろう。
- 若きショーンコネリーを堪能できる…007ドクターノオ(007は殺しの番号)(感想、その他)
- 記念すべき1作目、アクション少なめの知恵を振り絞るところが目立つ…まぁまぁな映画。
- ネタバレ感想
- 「007ドクターノオ」の注目ポイント
キャスト
ジョセフ・ワイズマン
ジャック・ロード
アンソニー・ドーソン
ジョン・キッツミラー
ゼナ・マーシャル
あらすじ~
時代は冷戦真っ只中。
アメリカの要請で、月面ロケット発射を妨害する不正電波を防ぐ工作をしていたジャマイカ駐在の英国秘密情報部(MI6)の諜報部員ジョン・ストラングウェイズとその新人助手メアリーが消息を絶つ。
秘密諜報部は、リモート・コントロールによってジャイロスコープ・コントロールを狂わせる装置が使用され、その発信地がジャマイカ付近であることを突き止める。
そこに派遣されたのが、秘密情報部のエリート諜報員「007」ことジェームズ・ボンドだった…
解説
イギリスの小説家イアン・フレミングの“ジェームズ・ボンド・シリーズ”『ドクター・ノー』の原作をリチャード・メイバウム、ジョアンナ・ハーウッド、バーケリー・マーサーの三人が共同脚色し、「ブラック・タイツ」のテレンス・ヤングが監督したミステリー・ドラマ。撮影は「ならず者一家」テッド・ムーア、音楽はモンティ・ノーマン。出演者は「史上最大の作戦」のショーン・コネリー、TVのジャック・ロード、ウルスラ・アンドレス、ジョゼフ・ワイズマンなど。製作は「土曜の夜と日曜の朝」のハリー・サルツマン、アルバート・ブロッコリの二人。後に「007 ドクター・ノオ」に改題。
映画.comの007ドクターノオの作品紹介、解説欄より引用
原題、Dr.No
上映時間、110分
監督
テレンス・ヤング
脚本
リチャード・メイボーム
ジョアンナ・ハーウッド
バークレイ・マーサー
原作
イアン・フレミング
製作
ハリー・サルツマン
アルバート・R・ブロッコリ
配給、 ユナイテッド・アーティスツ
ストーリー…6/10
キャスト…7/10
個人的評価…6/10
一文感想 ↓
記念すべき1作目、アクション少なめの知恵を振り絞るところが目立つ…まぁまぁな映画。
007シリーズ記念すべき1作目は、低予算でアクションもあまり迫力が無い。
まぁ、60年近く前の作品だしね。
逆に自分の歳2回り前の作品でここまで楽しめるのってかなり凄いと思うべき。
この映画の見所は、なんと言ってもショーンコネリー。
まぁ、カッコイイよね。
物心ついた時には、ショーンコネリのはおじいちゃんだったから、こんなに生き生きと動き回るショーンコネリーは、なんだか新鮮笑
ただ、最近の007シリーズを見慣れてしまった人には物足りなさも感じてしまう。
スパイ道具は一切なし。
ボンドカーもなしときた。
この辺を楽しみにしていた人も多数いるはずなので、残念に感じるだろうね。
低予算感がかなり目立つ作品。
アクションやカーチェイスシーンなどあまりお金がかかっていない印象。
所々「あの音楽」にテンションがあがる。
デンデレレン♫デデ♫デンデレレン♫デデ♫…
なんだかんだおっちょこちょいなジェームズボンドだった。
凄い先読みしているのかと思えば、コロッと油断しちゃう感じは、ついつい笑ってしまう。
007シリーズ、ショーンコネリーを観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 3.3
映画.com 3.3
意外と抵抗なく見ている人が多く、ショーンコネリーカッコいい!イケオジ!って感じている人が多い模様。
その一方で、ちょっと抜けている感や当時の作風についていけない人も多数いた。
高評価の意見としては…
ショーンコネリーカッコいい
低評価の意見としては…
カーチェイスや施設のところが特撮っぽい、ビビりすぎ
下記詳しい感想 ↓
低予算感がかなり目立つ作品
アクションやカーチェイスシーンなどあまりお金がかかっていない印象。
「アクションシーンは、あるにはあるが、流石に1960年代…最近と比べると迫力が無く感じる。」
「そもそも、低予算で作られた作品らしい。
アクション意外にも良いところは、沢山あるぞ!」
アクションについては、流石に昨今の映画と比べると見劣りしてしまう。
だが、それ以外に見所は、沢山あるんだ。
個人的な見所
- 若かれしショーンコネリーが観られる。
- 「あの音楽」が随所随所に鳴り響き、テンションアップ。
- 当時のクルマカッケェ!
- ジェームズボンドの時間の潰し方が笑。
- 効果音にも時代が感じる。
若かれしショーンコネリーが観られるだけで、正直観る価値は、十分にある。
ピチピチなイケオジのショーンコネリーのカッコよさときたら…
胸毛もセクシーに感じちゃうよ。
「あの音楽」…『007』James Bond Themeが所々に使われるのは、かなりテンション上がるわ。
学生時代、ケータイの着メロに入れてたりしたくらい好きだったんだ。
同じくらい好きな人は多いはず…
それが、何度も聴けるのは、最高だ。
今と比べたら、そこまで良い出来じゃない。
だが、そこじゃない…あのカッコイイクラシックカーでケツ振りながら走る感じよ。
あれが最高に好き。
残念ながら、シーン数がすくないがね…
ジェームズボンドが時間潰すのに、トランプで神経衰弱みたいなことしてる。
いや、可愛いなおい笑
ちょっとほっこりした。
効果音に時代を感じる。
特に殴って、当たる瞬間に大きな音を入れる感じ。
曲調もそうだ。
なんとも言えない…懐かしい音が聞こえるんだ。
古き良き映画を堪能できる上、若いショーンコネリーが見られるのは、良い見所だ。
所々「あの音楽」にテンションがあがる
デンデレレン♫デデ♫デンデレレン♫デデ♫…
あの音楽がメッチャ好きなんだよね。
所々に使用されている。
最近では、opくらいにしかないから、ここまで多様されてるのは、初期ならではだよね。
因みに曲は、『007』James Bond Themeと言うらしいです。
なんだかんだおっちょこちょいなジェームズボンドだった
凄い先読みしているのかと思えば、コロッと油断しちゃう感じは、ついつい笑ってしまう。
「最初飲み物メッチャ警戒してたのに、終盤警戒せずに飲んだの笑った。」
「しかも、サラッとボンドガールにも飲ませちゃってるし、おっちょこちょいすぎるやろ。」
飲んでコロッと寝ちゃうのついついツッコんじゃったよ笑
最初あんなに警戒してとのにね。
他にもあるぞ。
神経衰弱しながら待ってたりとか。
凄い完璧な感じに見えて、意外と抜けてる感は、親しみやすいね。
ネタバレ感想
下記の[表示]内に隠しております。
今作のヴィランは、ドクターノオ。
タイトル通り、今作の敵はドクターノオ。
科学者で、莫大な金を持ち逃げ。
それで、水星だかを破壊すべく宇宙にビームを撃っているとのこと。
ドクターノオも謎の組織スペクターに身を置いている。
だが、最終的にはボンドがそのビームを暴発させ、ボンドとドクターノオがもみ合いになった時、ドクターノオが沸騰する水の中に投げ出され死んでしまった…
「007ドクターノオ」の注目ポイント
映画化されて約半世紀の一大シリーズ。
個人的に覚えていたら、次回作も楽しめるポイントを紹介。
- 最初は、ベレッタを愛用していた。
- フェリックス・ライターが登場しているぞ。
- 謎の組織「スペクター」の話が出てきた。
- 特に派手な武器や道具は、出てこないんです。
・「007ドクターノオ」の注目ポイント1)最初は、ベレッタ愛用。
最初は、ワルサーppkじゃなく、ペレッタという銃を使用していた。
終始ベレッタを使用しているぞ。
イタリアのベレッタ社が設計した自動拳銃なんだ。
詳しい型は、分からないが、映画内での説明で「婦人が持つ銃」といわれているぞ。
・「007ドクターノオ」の注目ポイント2)フェリックス・ライターが登場。
今後も何度も出てくるフェリックス・ライター。
CIA局員やピンカートン探偵社の探偵として協力するボンドの盟友的存在。
今作は、クラブキーとかいう怪しい島に行った事のある漁師に接触した際に現れた。
色々とジェームズボンドに協力してくれたぞ。
・「007ドクターノオ」の注目ポイント3)謎の組織「スペクター」の話が出てくる。
ドクターさんの口から「スペクター」という巨大組織の話が出てくる。
話によると世界中の天才達が集まり、暗躍しているんだとか。
今作では、ドクターノオの口からサラッと出てくるくらいしかないぞ。
・「007ドクターノオ」の注目ポイント4)特に派手な武器や道具は、出てこない。
ジェームズボンドといえば、色んなスパイ道具を駆使したり、特殊な車でピンチを切り抜けたりする。
だが、今作には一切それがなく、あるのは昔ながらの知恵のみなんだ。
意外とそういうのが、新鮮で良かったりするぞ。