金を巡るド派手な戦い…007ゴールドフィンガー(感想、その他)
007ゴールドフィンガーより引用
(C)1964 United Artists Corporations.All Rights Reserved
シリーズ3作目となるこの作品。
金粉をつけて殺すという新しい殺し方が出てくるんだ。
原理としては、皮膚呼吸が出来なくなり、窒息しちゃうって話なんだけど、実際はしないらしい。
オッドジョブという強敵も出てくるこの作品、個人的にはとても面白かったぞ。
キャスト
ゲルト・フレーベ
オナー・ブラックマン
シャーリー・イートン
タニア・マレット
ハロルド坂田
マーティン・ベンソン
セク・リンダー
あらすじ~
メキシコでの任務の帰路、マイアミに立ち寄ったイギリス秘密情報部員ジェームズ・ボンドは、かつてのカジノ・ロワイヤルでの勝負の際同席したデュポンと再会。
彼の頼みでオーリック・ゴールドフィンガーのカードゲームのいかさまを暴いた。
ゴールドフィンガーがスメルシュの手先となって金の密輸を行っているらしいことを聞かされ、その調査を命じられたのだった。
解説
イアン・フレミングの原作を「007/危機一発」のリチャード・メイバウムとポール・デーンが脚色、「好敵手」のガイ・ハミルトンが監督したアクション推理。撮影は「007」シリーズのテッド・ムーア、音楽はジョン・バリーが担当した。出演はショーン・コネリー、「007/危機一発」のバーナード・リー、「怪人マブゼの挑戦」のゲルト・フレーベ、TVのオナー・ブラックマン、「ライノ!」のシャーリー・イートン、プロレスラーのハロルド坂田ほか。製作は前作同様、ハリー・サルツマンとアルバート・ブロッコリ。
映画.comの007ゴールドフィンガーの作品紹介、解説欄より引用
ストーリー…7/10
キャスト…7/10
個人的評価…8/10
一文感想 ↓
金がテーマのこの映画、例えるなら「派手」…面白い映画。
色んな「派手」が詰まっているこの作品。
個人的には過去3作品と比べてとても好きな作品でしたね。
まず、「派手」と思った理由から。
- アクションが過去一番に派手。
- ゴールドフィンガーが派手。
とこの2つ。
過去3作品で一番アクションが派手な作品。
ボンドカーで暴走するシーンをはじめ、車が爆発するシーンや多数の銃撃戦と明らかにお金の賭け具合が違う。
それともう一つ、ゴールドフィンガーという敵が派手。
服装から秘密基地の道具などいろんなところで金を使っている。
殺しだって金を使ってる徹底っぷり。
これは、派手以外の何物でもないよね。
派手だから好き!ってわけじゃない。
アクションも良かったのはもちろんのこと、強敵オッドジョブのキャラクター性がとても良かったからだ。
終始飽きることなく楽しめたぞ。
ジェームズボンドとゴールドフィンガーの駆け引きが好き。
ジェームズボンドと金が大好きゴールドフィンガーとの駆け引き、やり取りがとても良かった。
そんな派手さはないが、見えない…静かな戦いをしている感じは、かなり007としては斬新だ。
オッドジョブの強敵感が良いよね。
無口だけど、メッチャ強敵のオッドジョブのキャラクターが好き。
ボンドカー登場!作数を追うごとにスケールとお金がかかってく。
アストンマーティンめっちゃかっけぇ!
007シリーズってさ、このボンドカーを楽しみにしている人も少なからずいると思うんだ。
007シリーズ、ショーンコネリーを観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 3.5
映画.com 3.4
良くも悪くも笑えるシーンが多々あったようだ。
後半の戦闘シーンは、残念と思っているひとが多い模様。
ボンドの手の速さが際立っている作品だ。
高評価の意見としては…
笑えるシーンがある、主題歌が良い
低評価の意見としては…
ボンドカー役立たず、笑えるシーンがある
下記詳しい感想 ↓
ジェームズボンドとゴールドフィンガーの駆け引きが好き。
ジェームズボンドと金が大好きゴールドフィンガーとの駆け引き、やり取りがとても良かった。
「007がMの指令でゴールドフィンガーとかいうド派手な名前のお金持ちに接触、そっこら始まる駆け引きはとても面白かったよね。」
「存在しか知らなかったけど、この映画で金粉つけられて呼吸困難になってボンドガールが死ぬってやつ有名よね。
実際は、呼吸困難では死なないんだけど、当時はそう信じられてたらしい…」
最初の方で出てくる前身金ぴかのボンドガールの死体。
これだけは知ってるって人多いんじゃないだろうか。
自分もその口で、映画タイトルとその金ぴかボンドガールの事くらいしか知らなかった。
以外にもゴールドフィンガーの悪役のインパクトにしか使われてないんだよね。
その後も一切そういうのはない。
以外笑
個人的にゴールドフィンガーとボンドのやり取りが好きなんだが、はったりや八百長を見破るところの駆け引きが特に良い。
ボンドの隠れた武器…色気を利用してゴールドフィンガーの手下の女性を誑かしまくる。
そのうえ、ゴールドフィンガーにちょっかいを出す。
そんな派手さはないが、見えない…静かな戦いをしている感じは、かなり007としては斬新だ。
ただ、そういう戦いだけじゃなく、初登場のボンドカーでのカーチェイス。
オッドジョブとかいう強敵との戦いと言った他の見所もたくさん。
1960年代の作品だけど、今観ても十分楽しめる作品って感じだ。
オッドジョブの強敵感が良いよね
無口だけど、メッチャ強敵のオッドジョブのキャラクターが好き。
「ウッ!アッ!!とか原始人っぽい感じだけど、笑顔が素敵で力持ちなオッドジョブ好き。」
「ニコッってしながら、ゴルフボール握りつぶすの笑ったw」
すっごい新しい感じの不気味さを醸し出しているオッドジョブ。
個人的にはその不気味さがとても好き。
- 掛け声みたいなのしか言わない無口感。
- 弾けんばかりのスマイル素敵。
- 鉄を仕込んだ帽子での攻撃っていうトリッキーさ。
小柄なのに異常にガタイの良い…プロレスラーのようなガタイのオッドジョブ。
一切喋らないってイメージは、なんとなく分からんでもない。
でもさ、1こともしゃべらないの可哀そうだよね笑
メインキャスト級なのに…
あのはじけんばかりの笑顔…
そこから繰り出すばか力と合さると異様に不気味。
好きよ!その不気味さ!!
ゴルフボール握りつぶすの花山薫ばりの怪力やん…(バキで調べれば出てきます)
特に面白いと思ったのが、あのシルクハットの帽子ね。
鉄が仕込んであって、ブーメランのように投げるとスパッとキレる。
ただし、戻ってこないから自分で取りにいかないといけないデメリットよ。
スタスタって取りに行くオッドジョブ可愛かったw
と可愛らしさと不気味さを兼ね備える強敵オッドジョブは、この映画の隠れた魅力に違いないぞ。
ボンドカー登場!作数を追うごとにスケールとお金がかかってく。
とうとう出てきたボンドカー。
しかもアストンマーティンDB5とかいうカッコいい車。
ライト付近には、ガトリングを搭載し、ナンバープレートは何種類も完備。
煙幕や滑らせる液体を噴射出来る上、タイヤ部分に杭みたいの仕込んでいて、並走している車のタイヤをパンクさせることだってできるんだ。
他に助手席を飛ばす面白機能まで搭載しているボンドカー。
控えめに言って、最高にカッコいい。
007シリーズってさ、このボンドカーを楽しみにしている人も少なからずいると思うんだ。
基本カッコいい車ばかりでいろんなギミック搭載している感じ、ウィーンとかいって色んな装置出てくる感じはテンション爆上がりですよ。
大体廃車になって帰ってくるボンドカーは、だれしももったいないと思ったはず笑
ネタバレ感想
下記の[表示]内に隠しております。
今作の悪の親玉ゴールドフィンガー。
印象的だったのは、ボンドとゴールドフィンガーの駆け引きだよね。
あの駆け引きは、とても好きだった。
結果ボンドガールを誑かして、ゴールドフィンガーに勝利を収めたんだ。
だが、一番の強敵はオッドジョブ。
素手では敵わない強敵で、ボコボコにされながらも感電死という勝利を収めた強敵。
「007ゴールドフィンガー」の注目ポイント
映画化されて約半世紀の一大シリーズ。
個人的に覚えていたら、次回作も楽しめるポイントを紹介。
- ボンドカーが初登場。
- オッドジョブの強敵感。
- 黄金大好きゴールドフィンガーの派手さよ。
・「007ドクターノオ」の注目ポイント1)ボンドカー初登場。
アストンマーティンDB5にガトリングやら色んなスパイ装備が装着されている。
そもそもアストンマーティン自体がなまらカッコいい。
そんな車にイケオジのショーンコネリーが乗ってカーアクションしていたら…もうテンションあがるよね。
・「007ドクターノオ」の注目ポイント2)オッドジョブの強敵感。
オッドジョブという身長は小さいながらも明らかにガタイの良い付き人。
ゴルフボール潰せる握力に尋常じゃない腕力を兼ね備える。
しかもあの帽子には、鉄の刃みたいのが仕込んであって、当たると致命傷だ(という設定)
滅茶苦茶使いづらそうな武器だけど、インパクトは十分。
スマイル満点なオッドジョブとボンドの絡みに注目だ。
・「007ドクターノオ」の注目ポイント3)黄金大好きゴールドフィンガーの派手さよ。
見た目も金が入っているし、いたるところに金を入れているゴールドフィンガー。
ボンドガールの殺し方も独特で、全身金粉をつけて皮膚呼吸を出来なくして殺しちゃう面白い殺し方。