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感想評価)スティーブンキング原作、レモネードの味は後悔の味…Netflix映画1922(感想、結末)

 

    

スティーブンキング原作、レモネードの味は後悔の味…Netflix映画1922(感想、結末)

   (更新日: 2021/01/07)

1922

1922

Netflix公式サイトの1922の作品情報より引用

 (C)2017 1922 Netflix.All Rights Reserved

 

ティーブンキング原作のこの1922という作品。

数多く映画化されているスティーブンキングの作品ですが、あたりもあれば外れもある。

原作が悪い…んじゃなくて、映画化するにあたって端折りすぎたりしているんだ。

この作品も原作未読だが…個人的にはとっても面白かった!

フィルマークスや映画.comの評価は低いものの、個人的には夢中になって観れた作品。

一部グロいシーンがあるこの1922という作品の感想をどうぞ。

 

 

キャスト

トーマス・ジェーン


モリー・パーカー

 

ニール・マクドノー

 

ブライアン・ダーシー・ジェームズ

あらすじ~

 ペンを取り、自ら犯した妻殺しの事実を書き残していく農夫。

だがその殺人は、不気味な恐怖の物語への序章に過ぎなかった。

原作はスティーヴン・キングの小説。

 

ネットフリックス公式サイトの1922作品紹介、解説欄より引用

 

解説

スティーブン・キングの同名中編小説を実写映画化し、妻を殺した男の苦悩と破滅を描いたサスペンススリラー。
主演は「ミスト」「パニッシャー」のトーマス・ジェーンNetflixで2017年10月20日から配信。

 

映画.comの1922作品紹介、解説欄より引用

   


1922 | Official Trailer [HD] | Netflix

原題、1922

上映時間、102分

監督、脚本
ザック・ヒルディッチ

原作

スティーヴン・キング『1922』
製作
ロス・M・ディナースタイン

製作総指揮

 ショーン・ウィリアムソン
ジェイミー・ゴーリング
ケヴィン・リーソン
ザック・ヒルディッチ
リズ・カーニー
サマンサ・ハウスマン

配給、ネットフリックス

 

 

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ストーリー…8/10

キャスト…7/10

 

 怖さランク…3.5/6

 

 個人的評価…9/10

 

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一文感想 ↓

1922,ウィルフレッドとヘンリーの考えていることは…

ウィルフレッドとヘンリーの考えていることは…

Netflix公式サイトの1922の作品情報より引用

 (C)2017 1922 Netflix.All Rights Reserved

精神的に来る怖さを醸し出す…面白い映画。

 

先が読めなく、心霊的に怖い!って感じではない…ジワっとくる精神的にくる怖さがある。

個人的には、この感じは新感覚だ。

ホラー系と言えば、幽霊や化け物が主体で出てくる作品ばかり見ていた自分にとっては、こういう観終わったあとズシっとくる怖さも良いものだなぁと感じたね。

 

この原作はスティーブンキングの「1922」という作品が原作。

原作未読の自分だが、十分この映画は楽しめたぞ。

純粋に原作が気になった次第…

 

因みに1922とは、きっかけの事件が起こった年のことだ。

 

※一部グロいシーンがあるので、グロが苦手な人は注意だ。 

 

原作知らないけど、この映画を観てわかる…原作の面白さ。

自分は、原作を読んではないが、十分伝わってきたのがこの映画だ。

 

観終わった後の感覚は…

自分は、観終わった後も色んなシーンが鮮明に残ってる…こういう経験したのは、ジョーカーとか英国王のスピーチとか個人的に良作の時の感覚と同じだ。

 

毛色の違う怖さが癖になる。

ただ怖いだけじゃない、リアリティのある怖さ…映像がとかじゃない、実際誰でも起こり得そうなリアリティが最高に癖になるぞ。

 

ドラマ映画を観たいという方は特にオススメだ!

 

 

 

他の人のレビューだと…

フィルマークス 3.1

映画.com 3.2

 意外と評価は低かった。

低評価自体のコメントは、あまりないのだが、良い評価もあまり見当たらない作品。

結構みんな気持ち悪がってたみたいですね。

 

高評価の意見としては…

 主人公の心の闇が良かった

低評価の意見としては…

 グロくてムカムカした、

 

 

 

 

下記詳しい感想 ↓

1922,レモネードの本当の味は…

レモネードの本当の味は…

Netflix公式サイトの1922の作品情報より引用

 (C)2017 1922 Netflix.All Rights Reserved

原作知らないけど、この映画を観てわかる…原作の面白さ。

1922は、スティーブンキング原作の小説を映画化したもの。

自分は、原作を読んではないが、十分伝わってきた。

この作品は、マジで面白いんじゃなかろうか…

 

で、何が面白かったのか。

  1. 先の気になる展開。
  2. 題名から分からない映画内容。
  3. 予想不可な展開。

この3つ。

タイトルの字体からホラーってのはなんとなくわかるが、それだけ。

展開が読めず、かつ先が気になってしまうこの感じは、映画の作りもあるが、原作の良さもあるよね。

 

そもそもスティーブンキングの書いた小説でつまらない作品があるとは思えないがね笑

そもそもこの映画を観ようと思ったきっかけがスティーブンキングが原作だから。

ネットフリックス製作映画ではないけど、ダークタワーとか元の設定が面白そうだったりするのが多いんだよね。

ティーブンキング原作の映画は。

ダークタワーの映画は、微妙だったけど笑

この1922は、かなり良かったと感じたね。

 

ただ、フィルマークスの評価があまり高くないんだよ。

個人的には4近くまでいっていいと思ったのに、実際は3.1程度…

フィルマークスの評価については、他の人のレビューだと…で書きますね。

       

     

 

1922,井戸の中身は…

井戸の中身は…

IMDbの1922の作品情報より引用

 (C)2017 1922 Netflix.All Rights Reserved

観終わった後の感覚は…

自分は、観終わった後も色んなシーンが鮮明に残ってる。

こういう経験したのは、ジョーカーとか英国王のスピーチとか個人的に良作の時の感覚なんだよね。

言葉では言い表せない、独特な感覚が全身に走るんだよ。

他にも夢中で観てしまったりする。

その世界観に引き込まれる感覚だ。

たまに出会すこの感じは、映画観て良かったって思わせるよね。

         

 

毛色の違う怖さが癖になる。

ただ怖いだけじゃない、リアリティのある怖さだ。

そのリアリティってのは、映像がとかじゃない、実際誰でも起こり得そうなリアリティ。

みんなの心の奥底で眠るアレがこの映画のキーである。

これを詳しく話しちゃうとつまらなくなるし、ネタバレになるから書かないけど、面白いと思ったよ。

何気なくみんな分かっているだろう、あれの存在を題材にしたなんて…

 

ホラー的な怖さも存在はする。

だか、そこまでない。

なんなら殆ど無いんじゃないだろうか。

 

主に誰の身にも起こり得そうなリアリティのある恐怖が独特な恐怖で、最高に面白いと感じたね。

 

 

 

 

ネタバレ感想

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この映画を一言で言い表すと…因果応報もしくは後悔、怖い理由は…

因果応報、後悔がまさにぴったりな映画だ。

奥さんを殺してしまったが為に奥さんの亡霊に怯え、最後には息子ともども破滅の道をたどる。

あの時、奥さんを殺していなかったら…っていう後悔。

殺してしまった報いを主人公と子供が悲惨な運命辿る(死以上の苦しみ)因果応報。

観終わってそう感じたね。

 

個人的に怖い理由っていうのは…

  • 誰の心にも存在する悪い自分がしでかした過ち。
  • 実際に世界のどこかで毎日起きていそうな出来事。

この2つが怖い理由。

ホラー映画でノンフィクションなのにこんなにもリアリティのある怖さを醸し出している。

それは、世界の何処かで起きていそうな事件だから。

夫婦のトラブルで殺人に発展することなんてザラにあるだろう?

日本にだってたまにある。

殺人にまで発展しないでも刺されたとかそういう事件はザラにある。

そう、ニュースでよく目にする感じなんだ。

しかもそれがみんなの心の中に潜む悪い自分がしでかしたってところ。

 

 

悪いことをしたら、必ず自分に帰ってくるといういう教訓もある。 

 この教訓を醸し出している映画なんじゃなかろうか…

1922では、主人公と息子が自分勝手な理由で妻を殺した結果、不幸が降り注ぎ息子は、駆け落ちした奥さんが銃で撃たれて、子供と共に死亡、その横で自殺。

死体は、ネズミに喰われており、葬儀も父と亡霊の母&ネズミしか出ていないという事態。

父親も全てを手放し、左手も失い、結局街で後悔しながら死んだ。

 

悪いことをしたら、必ず返ってくるぞという教訓が永遠と語られている感じがしてならないね。

 


 

結末~

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 登場人物と簡単な説明

 ウィルフレッド・ジェームズ(主人公で妻のアルレットを息子と共に殺す)

アルレット・ジェームズ(ウィルフレッドの妻、殺される)

ヘンリー・ジェームズ(ウィルフレッドたちの子供)

 

最後は、ウィルフレッドとヘンリーともに死亡。

 ウィルフレッドは、妻のアルフレットと土地を売る売らないで喧嘩になり、離婚問題にまで発展。

ヘンリーは、好きな女の子を侮辱されたのと付き合うことに反対されていることに嫌気がさしていた。

ウィルフレッドが息子のヘンリーに妻を殺すことを持ち掛け、酔わせたところを殺した。

死体を井戸に入れ、日にちが経ってから埋めた。

だが、その後不幸が続き、ヘンリーは好きな女の子シャノンと駆け落ちし、強盗犯になり生計を立てるもシャノンが撃たれて、お腹の子供と死亡。

ヘンリーも後を追うように自殺。

ウィルフレッドは、ねずみに手を噛まれ、切断せざるおえなくなる。

そして、土地も売り、街で働くもネズミを見るようになり、仕事をやめる。

酒浸りの日々を過ごした後、奥さんたちの亡霊に殺されるのであった…

 


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