復讐の為に娘を誘拐して隣で撮影開始とか新しい…Netflix映画AK vs AK(感想、その他)
(更新日: 2021/02/01)
ネットフリックス公式サイトのAK vs AKの作品情報より引用
(C)2020 AK vs AK Netflix.All Rights Reserved
アニル・カプールが本人役として出演している今作。
なんといってもアヌラーグが復讐とばかりにアニルの娘を誘拐して助け出す様子を映画として撮り始めるのは、かなり新しい設定だ。
- 復讐の為に娘を誘拐して隣で撮影開始とか新しい…Netflix映画AK vs AK(感想、その他)
- 設定とストーリーが噛み合った…面白い映画。
- ネタバレ感想
- 「AK vs AK」のアニル・カプールの経歴について簡単に解説
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キャスト
アヌラーグカシャップ
あらすじ~
映画スターとの公の場でのスパッツの後、恥ずべき監督は俳優の娘を誘拐し、彼女の捜索をリアルタイムで撮影して報復します。
ネットフリックス公式サイトのAK vs AK作品紹介、解説欄より引用
AK vs AK | Official Trailer | Anil Kapoor, Anurag Kashyap, Vikramaditya Motwane | Netflix India
原題、AK vs AK
上映時間、109分
監督
Vikramaditya Motwane
配給、ネットフリックス
ストーリー…7/10
キャスト…6/10
個人的評価…8/10
一文感想 ↓
設定とストーリーが噛み合った…面白い映画。
映画に出演してもらうはずのアニル・カプールがとあることをきっかけに不仲になり、出演は無くなった。
その復讐としてアヌラーグは、アニルの娘を誘拐して、自分の娘を助け出すという映画をリアルタイムで撮り始める…
この時点であんまり見ない設定で面白いと感じた。
その後もリアルタイムでの撮影風景、突如雲域が変わって、先が読めなくなる感じと終始楽しめた模様。
アクションもちょっとあるけど、凄いグダグダ感が強かったね笑。
まぁ、その辺はコメディっぽくて楽しめた。
他にもカメラ撮影の方が手ブレ多数あってちょっと酔いそうになったくらいかな。
意外とネットフリックス配給のインド映画としては、かなり楽しめた作品となっている。
主演が本人役としての出演というは新しい。
自分の作品をネタにしつつもアニルの自虐ネタも少々入っているような感じ。
映画を作るために娘を誘拐というストーリー…意外と面白いストーリーなんだよ。
個人的に最初は退屈だなって思っていたが、娘が誘拐からの助け出す映画作っちゃうよって展開になってから面白さが倍増した気がした。
アニル・カブールを詳しく知らなくても楽しめる映画。
とりあえず、俳優歴30年以上の大ベテランということだけ抑えていれば大丈夫。
変わった設定のインド映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 4.0
映画.com なし
映画.comにはなかったが、フィルマークスは異様に評価が高い。
レビュー数が少ないってのもあるけど、みんな奇抜な設定展開が読めないストーリーと結末に大満足のようだ。
高評価の意見としては…
低評価の意見としては…
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下記詳しい感想 ↓
主演が本人役としての出演というは新しい。
アニル・カプールがアニル・カプールとして出演しているこの映画。
意外と主演が自分自身というのも珍しい。
ジャンクロードヴァンダムの「その男ヴァンダム」でも本人役としてヴァンダムが出演していたが、今作はそれとはちょっと違う。
自分の作品をネタにしつつもアニルの自虐ネタも少々入っているような感じ。
新鮮味がありつつ、楽しめた。
アヌラーグカシャップの方は基本映画監督としてネットフリックス配給の映画など多数作っている。
恐怖のアンソロジーや息がつまりそうなどメジャーではないマイナー作品ばかりとなっている。
因みにこの映画は、出演のみとなっており、監督はしていない。
映画を作るために娘を誘拐というストーリー…意外と面白いストーリーなんだよ。
映画に出演してほしいアヌラーグがとあることをきっかけにアニルと不仲になる。
だからアヌラーグは、娘を誘拐してアニルが必死で助け出すという映画をドキュメンタリー形式で撮影することとなるんだ。
個人的に最初は退屈だなって思っていたが、娘が誘拐からの助け出す映画作っちゃうよって展開になってから面白さが倍増した気がした。
アニルのとなりで嘲笑うアヌラーグとカメラマンのやりとりがとても面白い。
今までにない感じというのもあるが、めばぐるしく変わる展開は、観ていて飽きなかった。
それになんといってもこの後どうなるのか…どういうオチに持って行くのかという好奇心も大きく関わっていたと思うね。
最後の最後まで楽しめて、意外と展開が読めずに観られたインド映画でもオススメな1作品だ。
アニル・カブールを詳しく知らなくても楽しめる映画。
映画内でいくつもアニルの作品が出てくるが、あんまり知らない筆者でも楽しめた。
とりあえず、俳優歴30年以上の大ベテランということだけ抑えていれば大丈夫。
色んな作品のネタ的なものが入っていたのかもしれないが、観ていなくても十分楽しめるぞ。
ネタバレ感想
下記の[表示]内に隠しております。
実はアニルが仕掛けていた展開は、予想外だった。
アヌラーグが娘を誘拐して全部指揮していたと思わせておいて、実はアニルが裏で指揮を取っていた。
カメラマンがグルで計画がダダ漏れ。
アニルが裏で操っていたとは知らず、アヌラーグが途中からてんてこ舞いとなってしまう。
アヌラーグが自分でアニルを誘拐してそれを助け出す映画をとるというおもしろ設定にばかり気を取られていて、アニルが疑わしいなんてことをこれっぽっちも頭になかったんだよ。
そのおかげで、途中アヌラーグの家族も誘拐されたとなった時
「これどうなるんや!?」
とワクワクしながら観られた。
実は嵌めようとしていた人が嵌められていたという事だけ見ると、やり尽くされた設定のように感じるが、大元の設定が奇抜過ぎて、真新しいものと感じたね。
最後はアヌラーグが精神科病棟に入院されて復讐を誓うシーンで終わっている。
「AK vs AK」のアニル・カプールの経歴について簡単に解説
今作の主演のアニル・カブール。
元々1980年代ごろから映画に出始めていて、1980年代中盤には大スター的な立ち位置となっているんだ。
その経歴を簡単に解説。
インド・ムンバイ出身。父が映画プロデューサーだったため、子どもの頃から映画業界に親しみ、19歳で俳優デビューを果たす。
80年代中頃までに、インド国内で圧倒的な人気を誇る映画スターになり、ヒット作を連発。
デビューから30年ほどの期間に150本以上の作品に出演する。ダニー・ボイル監督作「スラムドッグ$ミリオネア」(08)では、クイズ番組の司会者を演じて世界的に注目を浴びる。
同作は第81回アカデミー賞で作品賞など8部門を受賞した。米TVシリーズ「24」ファイナル・シーズン(10)でアメリカに進出し、トム・クルーズ主演「ミッション:インポッシブル」シリーズ第4弾「ゴースト・プロトコル」(11)にも出演している。
映画.comのアニル・カプールより引用
芸歴は、ざっと計算して40年ほどになる大ベテラン俳優。
インド映画では、結構有名であろうスラムドックミリオネアにも出演している。
インド映画以外にもミッションインポッシブルシリーズにも出演したり、なんとあの有名な24シリーズにも出演しているんだ。
おそらく大体の人は、観たことのある可能性が高いんじゃないだろうか。