3DCGの硬さとヌルッと感がかなり気になる…Netflix映画ブライト サムライソウル(感想、その他)
ネットフリックス公式サイトのブライト サムライソウルの作品情報より引用
(C)2021 Bright: Samurai Soul Netflix.All Rights Reserved
フル3DCGの本作。
明治初期の何となく江戸臭のする日本にエルフやオーク、ドワーフが共存してる不思議な世界。
デザインも日本画のようなデザインで、世界観にマッチ。
だが、動き出したら、かなり気になる。
動きの硬さとヌルッと感が気になることから、あまりクオリティの高い3DCGとは思えなかったんだ…
- 3DCGの硬さとヌルッと感がかなり気になる…Netflix映画ブライト サムライソウル(感想、その他)
- 設定は面白い、3DCGが残念…まぁまぁな映画。
- 実写のネトフリオリジナル映画「ブライト」と関係は?
- ネタバレあり考察)ラストのデンライは、何で無事だったの!?
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キャスト (声優)
野村裕基
平川大輔
若山詩音
MIYAVI
坂本真綾
津田健次郎
茶風林
宮野真守
鈴村健一
シム・リウ
フレッド・マンキューソ
原田ゆず
あらすじ~
明治維新とともに幕を開けた新たな時代。用心棒として生きる浪人とオークの殺し屋は、エルフの少女を共通の敵から守るため、激しい戦いに身を投じていく。
ネットフリックス公式サイトのブライト サムライソウルの作品紹介、解説欄より引用
世界観とキャラクターについて
時代は、明治初期あたり。
丁度、明治維新の時に色んな種族が登場。
出てくる種族は、オークやゴブリン、エルフにドワーフだ。
ファンタジーの生き物ばかりだね。
武器は、時代相応の武器。
一部、魔法が出てくるが、それ以外は、刀や初期の銃といった感じだ。
・キャラクター紹介
ソーニャ
エルフの少女で、この物語のキー。
溺れたので、水が苦手。
ライデン
オーガで、人攫いの手伝いをしているが、実は心優しい。
意外と社交的。
いぞう
片目の元侍。
過去に暗い思い出がある。
原題、Bright: Samurai Soul
上映時間、80分
監督
石黒恭平
配給、ネットフリックス
ストーリー…6/10
キャスト…5/10
個人的評価…6/10
一文感想 ↓
設定は面白い、3DCGが残念…まぁまぁな映画。
大久保利通と歴史上の偉人も登場する。
設定は、面白かったものの3DCGがなんとも微妙すぎた…
日本文化とファンタジーの融合だ。
人とオークとエルフのパーティで、明治初期の街中を旅するのは、かなり異色で面白い設定だ。
アクションはそこそこ、クライマックスがあまり…
全体的に尺不足が大きな元凶な気がが…
アクションシーンは冒頭がピークで、クライマックスで盛り下がってしまった。
3DCGに違和感が…
デザインは、良かったが、動きの硬さが見るに耐えないものだった。
映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス
映画.com
レビューが溜まり次第更新していきます。
高評価の意見としては…
低評価の意見としては…
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下記詳しい感想 ↓
日本文化とファンタジーの融合だ。
この映画の面白いところといえば、オークやドワーフなどのファンタジーの生き物と明治初期の日本のミックス。
この作品オリジナルな設定だ。
旅のパーティが面白い。
片目の侍のいぞう、オークのデンライ、エルフのソーニャ。
なかなかみないパーティだ。
そもそもオークが主人公サイドってのが面白いよね。
大体敵側の種族だし。
人とオークとエルフのパーティで、明治初期の街中を旅するのは、かなり異色で面白い設定だ。
アクションはそこそこ、クライマックスがあまり…
意外とアクションシーンがあったはずなんだが、そこまで印象深くない。
冒頭のデンライの力技カットといぞうの多数戦闘がピーク。
尺も80分と異様に少ないせいもあって、全体的に印象に残るアクションがなかった。
クライマックスが、駆け足&盛り上がりに欠ける。
実写映画の「ブライト」も個人的には微妙だったが、今作のブライトも…
クライマックスも残り15分から20分ほどで処理されていたのもあり、イメージとしては、かなりシーンが少なかった。
終わり方もあっけなかった感があって、個人的には残念。
全体的に尺不足が大きな元凶な気がが…
アクションシーンは冒頭がピークで、クライマックスで盛り下がってしまった。
3DCGに違和感が…
人によっては、かなり気になる部分かと思う。
主に動きだ。
戦闘シーンは、特に違和感がない。
ただ、日常の動作がすっごい違和感があるんだ。
ヌルッとしているし、3D独特の硬さがある。
硬さってのは、色んな関節を動かして動くはずの人がなんとなく不自然な数すくない関節で動かしているように見える。
この辺は、かなり気になる。
速い動きだと違和感に気づきにくいんだが、ゆっくりな動きは、見るに耐えない。
特に黒幕の初登場シーン。
軍服でゆっくり歩いたり、足を組んだりするシーンの違和感がすっごい。
他にも千早大夫の顔と首の動き。
作り物が動いてる感がすっごい。
全部硬さが原因。
動きのフレーム数の問題もある。
フレームというのは、1枚の絵のことだ。
動画の原理は、パラパラ漫画のようなものなので、何千何万枚の絵を高速でパラパラしてる。
その1枚の絵がフレームと思ってもらえば良い。
本題だが、アニメだと全フレーム絵がある訳では無い。
ゆっくりな動きでも2フレームに1枚あたりだろう。
アクションシーンだと5フレームとかに1枚って場合もあるんだ。
3DCGの特徴として、全フレームが動く。
ヌルッと動いて見える原因は、ここだ。
無駄に全フレーム違う絵がある。
本作のゆっくり動くシーンは、このヌルッと感がかなり強い。
最近の3DCGアニメでもヌルッと感が無くなりつつあったんだがなぁ…
動きの硬さとヌルッと感が気になることから、あまりクオリティの高い3DCGとは思えなかった。
デザインは、リアルよりであり、日本の江戸時代風の絵っぽい独特なデザイン。
個人的には、このデザインは面白いと思った。
リアルよりでもあり、日本らしさもデザインから出てきていた。
デザインは、良かったが、動きの硬さが見るに耐えないものだった。
実写のネトフリオリジナル映画「ブライト」と関係は?
今作の映画では、特に言及はされていない。
だが、内容や特徴がそっくりなんだ。
ブライトの名が登場&タイトルに入ってる。
強大な魔法がカギ。
人とオークのコンビ。
2つとも強大な力をめぐって主人公たちが奔走する。
ソーニャのエルフ族といぞうの人間、デンライのオークだ。
人とオークのコンビってのも一緒だね。
ネタバレあり考察)ラストのデンライは、何で無事だったの!?
ここからは、完全ネタバレなので、注意。
下記の[表示]内に隠しております。
終盤のラスト10分前後で、デンライがお頭と相打ちになって死んでしまった。
頭を撃ち抜かれていたから、確実に死んでいたはず。
だが、ラストには吹き飛ばされていた片足も元通りになって登場していた。
「あれってどういう意味や!?」
答えは、いぞうを治した力が関係しているのでは。
確かにデンライは、一度死んだ。
だが、いぞうも同じく師匠に殺されたが、ソーニャの魔法の力で、いぞうは生き返った。
この魔法の力を使用して、元通りに生き返らせたのではないだろうか。
いぞうも残った片目を斬られていたのに修復していたし、刺された背中も元通り。
デンライも同じく完全蘇生されたのだろう。