馬と共に生きる現代のカウボーイの生きざま…Netflix映画コンクリート・カウボーイ本当の僕は(感想、その他)
ネットフリックス公式サイトのコンクリート・カウボーイ本当の僕はの作品情報より引用
(C)2021 Concrete Cowboy Netflix.All Rights Reserved
イドリエ・エルバ主演のフィアデルフィア市にあるコンクリートの上に住むカウボーイの物語。
馬との絆というより、馬を通じて主人公とカウボーイたちの絆を深めていっている作品。
焚火を囲んでだべっている姿は、路上で与太話をしたり、パーティしたりしている姿は、自由で何処か憧れる。
この映画の感想の他フィアデルフィア市についてやカウボーイについてなど紹介も最後にするぞ。
- 馬と共に生きる現代のカウボーイの生きざま…Netflix映画コンクリート・カウボーイ本当の僕は(感想、その他)
- 現代のカウボーイとして生きる生きざまはカッコいい…面白い映画。
- 「コンクリート・カウボーイ本当の僕は」を観る前に知っておいたらより楽しめること
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キャスト
イドリス・エルバ
ケイレブ・マクラフリン
ジャレル・ジェローム
バイロン・バワーズ
ロレイン・トゥーサント
メソッド・マン
Ivannah Mercedes
Jamil Prattis
Liz Priestley
あらすじ~
問題ばかりを起こしていた少年が、夏の間、疎遠だった父親と暮らすことになり、固いきずなで結ばれたフィラデルフィアの黒人カウボーイコミュニティで成長していく。
ネットフリックス公式サイトのコンクリート・カウボーイ本当の僕はの作品紹介、解説欄より引用
原題、Concrete Cowboy
上映時間、111分
監督
リッキー・スタウブ
配給、ネットフリックス
ストーリー…7/10
キャスト…7/10
個人的評価…8/10
一文感想 ↓
現代のカウボーイとして生きる生きざまはカッコいい…面白い映画。
実話ではないが、本が原作のこの映画。
原作は、Ghetto Cowboy。
昔は、馬車で色んなものを運んでいたが、車が出てきてからは、馬車は廃業。
そこから、カウボーイたち馬乗りの姿が消えていった。
時代と共に消えていく馬。
映画の中で、元々馬が俺らよりも先に住んでいたんだって言葉にハッとなってしまった。
人の都合によって、馬がいなくなってくのは、なんだか悲しくなる。
ときおり見せる馬との触れ合いシーン。
馬が大人しくなでられたりするのは、観ていてとても和む。
この映画は、あまり馬と触れ合っているシーンは少ないかわりに、馬を通じて色んな人たちとの絆を感じる事ができる。
特に焚火をしながら、みんなでだべってるシーンがお気に入り。
すっごい楽しそう。
毎日お金のことを考えているよりもとっても幸せそうだ。
イドリエ・エルバの終盤のある一言にすごい感動した。
「人間は壊すことが出来ない」
「家は場所じゃなくて家族。それがカウボーイだ。」
今までの色んな想いを加味して観ると、とてもいい言葉。
カウボーイの血は、絶やすことは出来なんだぜって意気込みと力強い信念を感じさせてくれる。
馬との絆面は少な目だが、人の絆がメイン。
馬との絆は少な目だけど、馬を通じて色んな人たちの絆が描かれている良い映画であった。
個人的にクライマックスシーンのこの言葉が最高に痺れた。
詳しい内容を話しちゃうとネタバレになっちゃうので、言わないが、イドリエ・エルバの見つめながらとあることを言うシーンは、最高であった。
馬が出てくる映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス
映画.com
レビューが溜まり次第更新していきます。
高評価の意見としては…
低評価の意見としては…
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下記詳しい感想 ↓
どんな映画?)現代のコンクリートの上で暮らすカウボーイたちの物語。
舞台はフィアデルフィアという街。
場所的には、北東に位置していて、ワシントンDCとニューヨークの間の場所。
殺人率と強姦率がとても高い街の一つらしい。
そこで、馬と共に暮らしているカウボーイたちがいる。
物語は、このカウボーイたちが住む街が舞台。
喧嘩などで学校を追い出されてしまった主人公。
母親は、飽きれたのと同時にこのままではまずいと思い、カウボーイであるハープに子供を預けることにする。
半ば放り出された主人公は、ハープ(イドリエ・エルバ)と久々の再会を果たす。
特に地理や歴史の予備知識が必要としない作品。
映画内でチラっとローンレンジャーという名が出てきたりするくらい。
予備知識を必要としない点では、とても観やすい映画。
グロやエロも一切ない上、暗い物語と言った感じでもない。
馬との絆面は少な目だが、人の絆がメイン。
馬が出てくる映画と言えば、人間と馬との絆がメインで描かれることが多い。
似ている映画だとウォーク。ライド。ロデオ。などあるよ。(馬との絆って意味で)
だが、この映画は、馬との絆自体は少な目な印象。
馬との絆というより、主人公とカウボーイたちの絆がメイン。
時折、世話のシーンなどが出てくるが、乗馬シーンは、あんまりないんだ。
イドリエ・エルバの存在感が半端ない。
最近では、良く見るイドリエ・エルバさん。
ネトフリオリジナルのビースト・オブ・ノー・ネーションやアベンジャーズシリーズにワイスピのスーパーコンボなどなど色んな映画で存在感をあらわにしてる。
この映画でも主人公の父親って立場で、主人公にうしろめたさを感じつつも接している。
なかなか深みがあった。
馬との絆は少な目だけど、馬を通じて色んな人たちの絆が描かれている良い映画であった。
個人的にクライマックスシーンのこの言葉が最高に痺れた。
だいたい終る10分前くらいのハープの言葉。
「人間は壊すことが出来ない」
「家は場所じゃなくて家族。それがカウボーイだ。」
すっごい痺れた。
クライマックスでは、とある理由で、こういう風に言うシーンがあるんだが、マジかっこよかったわ。
詳しい内容を話しちゃうとネタバレになっちゃうので、言わないが、イドリエ・エルバの見つめながら言うシーンは、最高であった。
ラストも暗いというより、和んでいるような感じ、心が温かくなるようなラストで、後味良かったのも高評価。
「コンクリート・カウボーイ本当の僕は」を観る前に知っておいたらより楽しめること
知らないよりも知っていた方がより楽しめるだろうことを3つ紹介する。
- フィラデルフィアについて
- ローンレンジャーという映画
- カウボーイについて
ペンシルベニア州の南東部にある都市で、ワシントンDCとニューヨークの間にある場所。
デトロイトなどと並んで殺人等の事件が多い街で知られている。
いわば危険地帯。
因みにフィアデルフィアを舞台とした映画は、シャザム!やナショナルトレジャー、ロッキーにシックスセンスと有名なものが多数ある。
名物は、牛肉とチーズの入ったサンドイッチ(チーズステーキ)。
旨そう…
ローンレンジャー
ジョニーデップが原住民の恰好をしているので知っている人が多いと思うこの映画。
コンクリート・カウボーイにチラっとローンレンジャーの名前が出てきたので、紹介するよ。
元々ローンレンジャーって1933年くらいにラジオドラマで放送されて以来、コミック、テレビドラマに映画と昔から人気だった物語なんだ。
1作目は、1956年で西部の王者ローンレンヂャー。
「ジャ」じゃなくて、「ヂャ」らしい。
2作目は、ローン・レンジャー失われた黄金郷。
ローンレンジャー(1981年)3作目で。
一番新しいのが、ローンレンジャー(2013年)。
となっている。
カウボーイについて
カウボーイは、元々畜産業をやっている牧場の労働者のこと。
元々牛泥棒って意味で使われていたらしいが、後に牛を世話する牛飼いに変化したんだって。
西部開拓時代に大活躍したが、車が導入されると徐々に廃業していった。
今でも一部の土地で、カウボーイをみることができるらしい。
テキサス州にあるぞ。