賛否両論招くびっくりエンド!?…Netflix映画ファイアーブランドー燃える心ー(感想、結末)
Netflix公式サイトのファイアーブランドー燃える心ーの作品情報より引用
キャスト
ウシャ・ジャダフ
ギリッシュ・クルカルニ
サチン・ヘデカル
ラジェシュワリ・サクデフ
プジャ・アガルワル
あらすじ~
離婚専門の弁護士をしているスンダは、夫のマダヴと2人暮らしで何不自由ない生活を送っていた。
だが、スンダには幼少期に起こった悲惨な事件がきっかけで夫と夜の営みが出来ないでいた。
それは、ストーカーの男性にレ〇プされたことだ。
それがきっかけで夜もうなされることがあり、先生にかかりつける程であった。
そんな時、とある依頼人たちがやってきたのであった…
ストーリー…6/10
キャスト…5/10
個人的評価…6/10
一文感想 ↓
この映画の落ちに賛否両論があるであろう…まぁまぁな映画。
主人公が小さい頃裁判で差別をされた過去、幼少期の壮絶な思い出に苦しみながら、戦っていく映画。
人によっては、トラウマを刺激してしまい最後まで観れなかったりするかもしれない。
特に女性が男性に襲われて性的暴行を加えられた壮絶な過去が根底にあるので、そういったトラウマがある人は、観ないことをすすめる。
こういう被害に遭われた女性のその後ってなんとなくしか分からないと思う。
自分もこの映画を観るまで漠然としか分からなかった。
この映画を観て、どんなに苦しんでいるのか…何年、何十年前のことをずっと苦しみつづけているのかが描かれていて、これは男性全員に観て貰いたい映画だと感じました。
悲しい過去を背負い、仕事に燃える女性の主人公設定は、とても面白い設定だったと思う。
レ〇プされるという壮絶な過去を抱え、弁護士として大勢の女性の味方でいる設定がどこか応援したくなるような感じでいて…自分は男性で感情移入というのが難しいが、人によっては、想像し感情移入して応援したくなるだろう。
それもどこか信念を持って、弱い立場…自分のような苦い思いをしないように頑張る姿は、共感を呼ぶだろう。
映画後半に思った事は…
ディビヤが非常にムカつくことだ。
身勝手で、人の事を顧みない考えで、子供がいるとは思えない女性像。
ただただ、この女性にイライラしっぱなしであった。
このことはネタバレ感想で詳しく書きたいと思います
最後に…
このエンディングは、個人的にどうかと思う事だ。
自分は、頭をかしげてしまうようなエンドであった。
あまりここでは書けないので、このこともネタバレ感想で書きますが、正直釈然としない終わり方だった。
追記…1ルピーが現在では1.5円程です。
戦う女性、キャリアウーマン的な映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 3.3
映画.com なし
映画.comには、レビューなしで、フィルマークスのみとなります。
評価は、普通より少し良いという評価ですね。
レビューは1件しかありませんでした。
そのレビューは高評価よりで、行く出来た作りで、分かりづらい事を分かりやすく丁寧に伝えてくれる良作と書いていました。
下記詳しい感想 ↓
悲しい過去を背負い、仕事に燃える女性設定は面白い設定。
男性からレ〇プされてしまい、それがトラウマになっている女性が主人公。
その女性も立派に弁護士になり離婚専門の弁護士…女性の顧客が多い。
この設定がどこか応援したくなるような感じでいて…自分は男性で感情移入というのが難しいが、人によっては、想像し感情移入して応援したくなるだろう。
自分は、素直に応援していた。
やはり、感情移入できるかどうかは、映画を観る上で大切だと思う。
全く感情移入できない、話が入ってこなければ、観ていて飽きてしまいやすいからね。
今は、女性が活躍している時代。
この女性が大活躍している映画は、大勢の女性を引き付けるのではなだろうか。
それもどこか信念を持って、弱い立場…自分のような苦い思いをしないように頑張る姿は、共感を呼ぶだろう。
そういった点が面白く感じましたね。
こういう被害に遭われた女性のその後ってなんとなくしか分からないと思う。
自分もこの映画を観るまで漠然としか分からなかった。
この映画を観て、どんなに苦しんでいるのか…何年、何十年前のことをずっと苦しみつづけているのかが描かれていて、これは男性全員に観て貰いたい映画だとかんじました。
全員がそんなくずみたいな男性じゃないってことは、分かっているが、こういう現実を知らないと…たまたまそういう体験をした女性を何気ない一言で傷つけてしまいかねないから。
ディビヤが非常にムカついた。
映画内で、スンダが数人の弁護をする中で一番腹が立つ依頼人だ。
ご主人との離婚を望んでいて主人はお金持ち。
だが、どこか訳アリな雰囲気があり、それをスンダはなんとなく察している。
あまりここで書くとネタバレになってしまうので、かけないが非常にムカつく。
身勝手で、人の事を顧みない考えで、子供がいるとは思えない女性像。
ただただ、この女性にイライラしっぱなしであった。
このエンディングは、個人的にどうかと思う。
監督的には、これはハッピーエンドで作っているのだろうか?
自分は、頭をかしげてしまうようなエンドであった。
これは、インド映画でインドではこういった考えが普通なのだろうか??
個人的なイメージでは、インドだからこそこういった事は厳しいイメージなのだが…
この映画を観た人は、どういう考えなのだろうと久々に気になったエンドであったのは間違いない。
ネタバレ感想
ディビアがムカつくんだよ!
ディビアは、精神的に追い詰められていてうつ病という設定だ。
自分はうつ病じゃないし、なったこともないが全ては分からない…ただ、これはあんまりではないかと思う。
ディビアは、夫が不倫していると言っていた。
映画内では、どうかは語られていないが、実際そういう風にディビアが言っている。
もしかしたら、勘違いかもしれないし、本当かもしれない。
ラスト20分ほどでスンダとアナンドが一夜を共にしてしまったことから、もしかしたら、この夫のアナンドは、本当に不倫していたのでは…と思っても仕方なくも感じた。
あれ?この辺は、どっちもどっちな感じになってしまったなぁ…
ディビアは、子供をないがしろにしているんだよ!
子供が障害を持って生まれたから、嫌っている節があり、アナンドが嫌がる姿を観たいが為に親権を得ようとしている。
その点は、正直酷いと思ったし、むかついた。
アナンドが親権をくれない事に対し、びっくりしている表情をみて、ディビヤが嬉しそうだったのが、自分は相当胸糞悪かった覚えがある。
いったい子供を何だと思っているのだろうか…
このエンドは、バットエンドだ
ラスト20分ほどで、アナンドがスンダの家に行き、少し話をしてちょっといい雰囲気になって一夜を共にしてしまう。
「いやいやいや…依頼人の夫と夫持ちが何をやっているんだ!?」
正直、観た時びっくりしてしまった…
スンダがそのことを嬉しそうに夫のマダヴに話すと、マダヴは苦い顔に…
そりゃそうなるわな…
個人的に凄いなと思ったのが、マダヴが他人と一夜を共にしたことを許した事。
正直、現実的じゃないと思った。
そんな許せる人間なんてそういないし、これでもうよりも戻って、子供を作って幸せになりましょうか!!って…
ちょっと無理があると思うんだが…
確かに克服したけども…わざわざアナンドとそういう関係にならなくても良かったのではないだろうかと思ってしまうのは自分だけだろうか…
結末~
登場人物と簡単な説明
スンダ(主人公の離婚専門の弁護士)
マダウ(スンダの夫)
アナンド(妻のディビヤと離婚の裁判で争ってた社長さん)
ディビヤ (スンダに弁護をお願いした人、うつ病)
スンダと離婚裁判で戦った夫(アナンド)と一晩を過ごし、トラウマから脱却
スンダは、とあるお金持ちの夫婦(アナンドとディビヤ)の離婚裁判を担当することとなる。(ディビヤ弁護)
ディビヤは、精神的に病んでおり(うつ病)自傷癖があり、裁判で不利に働き、ディビヤの訴えは殆ど聞いてもらえなかった。
裁判の結果)ディビヤには親権もらえず、一応住む家を提供するようにというお達し。
アナンドは、ディビヤの家と親権を貰う、会社もそのまま経営。
↓
裁判後、ディビヤがスンダを裏切者扱いし、怒鳴り散らす。
それを見かねたアナンドが仲裁に入り、スンダは、その場を後にした。
↓
その日の夜、アナンドが裁判後のディビヤの行いのお詫びに来て、その場で少し話をする。
そして、それが何?ゲームをして、自分が悩んでいた事がちっぽけだったのでは?過去にとらわれず、今を生きようということに目覚めさせられ、その場の勢いでアナンドと一夜を過ごす。
↓
翌朝、スンダは夫のマダヴに連絡し、元の生活に戻ることになる
その時、自分が悩みを解決したことと夫以外の男性と一夜を過ごしたことを告白し、マダヴも了承し、2人は幸せに生活したのだった…