砂漠が舞台の新感覚ゾンビ映画…サンズ・オブ・ザ・デッド(感想、結末、裏話)
映画.comサンズ・オブ・ザ・デッドの作品情報より引用
キャスト
…ブリタニー・アレン
ニック
…マーウィン・モンデシル
スモールズ
…ファン・リーディンガー
あらすじ~
トミーとモリーは、メキシコに逃げる為、砂漠を走っていた。
途中、モリーが吐きそうになり、路肩に止め、吐いていると車が砂にハマてしまった。
そのまま動けなくなり、呆然としていると1体のゾンビがやってきた。
そのゾンビに銃で応戦するもトミーの玉は全然当たらず、当てても致命傷には至らなかった。
車の中に隠れ、そのうち何処か行くだろうと待っていて、そのまま夜になるが、一向にいなくなる気配がない。
そうしていると、いつの間にかゾンビがいなくなり、外に落としたスマホを取ろうと外で探しているとトミーは、そのゾンビに襲われ、食われてしまったのだった…
解説
砂漠のど真ん中で1匹のゾンビに執拗に追い回される女性の運命を描いたゾンビスリラー。
「グレイヴ・エンカウンターズ」のコリン・ミニハンが監督・脚本を手がけ、第46回シッチェス・カタロニア国際映画祭ミッドナイト・エクストリーム部門で最優秀作品賞を受賞した。
映画.comサンズ・オブ・ザ・デッドの作品紹介、解説欄より引用
ストーリー…7/10
キャスト…5/10
怖さランク…2/6
個人的評価…7/10
一文感想 ↓
砂漠の中で主人公とゾンビの2人きりというゾンビ×パニック映画
ゾンビが蔓延り、逃げる2人…途中に車がダメになり、1体のゾンビが現れ…砂漠のど真ん中でゾンビと2人になってしまうという新感覚ゾンビ映画。
最初は、なんだかB級臭しておもろくないのかなぁ…とか思いながら観ていたら、あら不思議、意外と面白かった作品。
それは、砂漠というパニック映画として成り立ちそうな題材にゾンビ映画を組み込んだ。
それでいて、他のゾンビ映画とは違った描き方をして、新鮮味を味わわせてくれたのが面白かった一番の要因だろう。
砂漠でゾンビとトミーの 2人きりの極限状態が新感覚が意外と良かった。
他のオブザデッドと名のついたゾンビ映画だと大量のゾンビが出てきて、襲いまくり、残った人々の本性があらわになる…というのが大体なんだが、この映画は違った。
途中までというより長いことゾンビ1体しか出てこなく、ホラー要素が薄い。
それに相まって、砂漠のド真ん中。
ゾンビに追われながら、砂漠を歩くという独特の緊張感は、新鮮でとても良かった。
ゾンビの出てくる数は少ない物のドキドキ、驚かせるシーンがしっかり入っている
出てくる人が少ないし、ゾンビ自体も数は少ないから、怖くないと思ったら、途中ビビらされるシーンはしっかり入っていた。
大量のゾンビというのもあるが、少量のゾンビでここぞとばかり出す感じは、上手いなと正直思った。
ツッコミどころ満載だったが、それでも意外と楽しめた
観てて、マジで!?って思う事が多々あった笑
まぁ、それも映画を観る醍醐味として楽しめる要素なので、自分としては許容範囲だ。
ちょっと変わったゾンビ映画を観たいという方、怖くないゾンビ映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
意外と他のゾンビ映画としての評価としてはいい方だと感じた。
高評価の意見として、
ダメダメだった母親が徐々に成長し、どこか親近感が沸いたやツッコミどころ満載で笑える部分があって笑えた、抜けてる部分が逆に良いという意見が多かった。
主人公が徐々に母親としての姿に変貌したのがどこか親近感と共感を持たせれたようだ。
意外とマイナスイメージの意見というのは見られなかった。
強いて言えば、途中からありきたりなゾンビ映画になったという事だ。
確かにそうであるが、自分としては、特に嫌いじゃないし、変わったゾンビ映画だけを求めているのではないので、自分としては問題ない。
下記詳しい感想 ↓
砂漠でゾンビとトミー2人きりの極限状態が新感覚!
砂漠というゾンビがいなくてもパニック映画として成り立つ部分。
それにゾンビ映画としての部分を上手く合わせている。
どういうことかと言うと、他のオブザデッドと名のついたゾンビ映画だと大量のゾンビが出てきて、襲いまくり、死者が出たり、ゾンビになったりしてしまうのが一般的。
そして、残った人々の本性があらわになる…というのが大体なんだが、この映画は違った。
そもそもゾンビが途中まで1体しか出てこない。
その部分だけで、その他のゾンビ映画としてかなり違っている部分だ。
その程よいゾンビ映画感を出しながら、砂漠のど真ん中という極限状態に陥っているパニック要素をぶち込んだというのも新鮮で新しい。
砂漠の極限状態の中ならどういった事が起こるかということに加え、ゾンビに追われるという恐怖?途中から恐怖が無くなってきているような気がする主人公笑
結局は、ゾンビに追われながら、砂漠を歩くという独特の緊張感は、新鮮でとても良かったという事だ!
ドゾンビの出てくる数は少ないがドキドキ、驚かせるシーンがしっかり入ってる!
出てくる人が少ないし、ゾンビ自体も数は少ないから、怖くないと思ったら…途中ビビらされるシーンはしっかり入っていた。
油断していた自分はまんまと引っかかって、びっくりさせられた!
↓こんな感じだ↓
( ゚Д゚)ヒエッ!
そのおかげか飽きずに楽しめたのがとても良かった。
途中ビビらされながらも、急にゾンビ映画らしい緊張感を醸し出していて、身構えてしまった笑
実は自分、コッテコッテのゾンビ映画が好きな人なので、こういう演出も嫌いじゃない!
なんなら好きだ笑
コッテコッテのゾンビ映画というのは、大量のゾンビが出てきて、残った人間が襲われ、ゾンビに変わっていき残った人間が絶叫していく様。
残った人間が極限状態に陥り、本性をあらわにする醜い部分だったり、ゾンビ映画特有のフラグだったり…とこんな感じだ。
少量のゾンビでここぞとばかり出す感じは、上手いなと正直思った。
大量に出しているが故、人によっては慣れてしまい、後半になるとゾンビという怖さが薄れていってしまうが、少量でここぞとばかりにだせば、ビビってしまうだろう。
自分はビビらされた口だ笑
ツッコミどころ満載でも楽しめた!
まず最初にびっくりしたのは、砂漠のど真ん中でスマホの電波が届くという事実。
これは本当なのだろうか…
アメリカの砂漠に行ったことないから分からないけど、とても気になった笑
それに加え、主人公の格好だ。
砂漠は、日中40度近いはずだ。
その中をヒールでゾンビについてこられながら、50キロという長い道のりを何日も絶対歩けないと思う。
しかも、旅のお供は、そんなに多くないだろう水と切れると幻覚見ちゃう依存性の高いお薬と酒だ。
食べ物なんて、なんかちょっとしたお菓子くらいしかない。
いや、絶対持たんやろ!!と思ってしまった。
しかも、ヒールでゾンビと戦ったりするし…この映画の主人公逞しすぎやしませんか!?
それに加え、何故か笑える部分もあった。
何故かゾンビに親近感がわき始める主人公…
そりゃ、砂漠の中でずっと2人きりだとそうなるだろうけど…
ステイ!!とか言って、犬と勘違いし始めるのは、笑えてくるw
しかもゾンビを酒のつまみにしている主人公は強すぎやしませんかww
女の子の日に使用済みのあれを餌に遠くに追いやる根性は凄いと思う。
※それにガッツくゾンビがいるので、そういうのが苦手な方は注意。
※他にもレ〇プシーンとかもあるので注意
とまぁ、笑えるような部分や一部人には受け付けられなさそうな部分もあるが、楽しめる作品だ。
結末~
キャストと簡単な説明
モリー(主人公の女性)
スモールズ (トミーを食ったゾンビ)
モリーは、撃たれて動けなくなったスモールズを殺し、飛行場へ着いたが、飛行機に乗らず、息子の元へ…
飛行場に着いたが、飛行機に乗らずに 外にあった車の鍵を探すことにする。
探してもどこにもなく、あるとすればゾンビを閉じ込めた部屋の中だ。
その中に息子の為…息子を助ける為(家に電話したら、まだ家で隠れていた)探すもゾンビに襲われる。
そのゾンビたちを退治したところ、1体のゾンビのポケットから車の鍵を発見した。
そのカギを使い、車で歩いた砂漠を逆走し、街へと行く。
家についたモリーは、息子がいる家に着くと預けた親たち(姉夫婦に預けた)を探すと、そこにはゾンビになって殴られて死んだ息子の義理の父の姿があり、窓ガラスには「私は噛まれてしまった。愛している。」というメッセージとともに外にまる焼けになった死体があったのだ。
そして、モリーは自分の息子を探すがベットの下を探しても見つからない。
すると、子供用のおもちゃのテントの中を見ると、息子の姿があった。
そして、外を出ようとするが、外にはゾンビの群れが!
ゾンビに気づかれてしまったのだ。
スコップを手にゾンビたちと戦う意思を示すのであった…