破天荒さがクセになる!社会問題も絡ませたインド映画…Netflix映画トリッキーワールド(感想)
ネットフリックス公式サイトのトリッキーワールドの作品情報より引用
(C)2021 Jagame Thandhiram Netflix.All Rights Reserved
金に目がない破天荒さがウリの主人公。
イギリスで、イギリス系マフィアとインド系マフィアの抗争に参入することとなったアクション映画。
率直に言うとメッチャ面白かった。
奇抜でありながら、先が読めないストーリーは、予想以上に練られている。
それにアクションもちょっとコメディ入っていた。
インドインドしており、独特な音楽は、癖になるぞ。
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キャスト
ダヌーシュ
アイシュワリヤー・レクシュミ
ジェームズ・コスモ
ジョジュ・ジョージ
カライヤラサン
あらすじ~
気ままな生活を送っていたギャングがロンドンの犯罪組織のボスに雇われ、異国の地へ。ライバルを倒す計画に手を貸すが、やがて思いがけないジレンマに直面する。
ネットフリックス公式サイトのトリッキーワールドの作品紹介、解説欄より引用
原題、Jagame Thandhiram
上映時間、158分
監督
カルティック・スバラージ
配給、ネットフリックス
ストーリー…7/10
キャスト…5/10
個人的評価…8/10
一文感想 ↓
破天荒な主人公×ギャング抗争…面白い映画。
破天荒で、何しでかすか分からない守銭奴とイギリスでのインド人とのマフィア抗争をインド調で、面白くした映画。
時折踊って歌ったりしつつ、ギャングたちにチラホラ目移りしちゃう主人公。
クズ系かと思いきや意外と面倒見が良かったり、慕われていたりするんだよね。
腕っぷしも強い頼れる兄貴が主人公。
この主人公の個性…お金で目移りしちゃう感じがストーリーに良いスパイスを出している。
どっちのギャングが勝つのかが分からない。
お金で釣られるからね…これぞまさにトリッキーなストーリー笑。
後半にはギャングたちの色んな想いが垣間見えて、予想以上にストーリー構成がしっかりしていた。
2時間越えで、人によってはだれてしまうかもしれないが、個人的には面白いと感じた作品だ。
破天荒な主人公と2つのマフィアの関係性が面白い。
2勢力間の2転3転の展開に加え、主人公の破天荒&面白い性格が良い感じに面白い作品にしてくれた。
移民問題も絡ませている。
ネトフリオリジナル映画では、こういった社会問題も交えた作品を多数揃えていて、この映画もその要素が絡んでいる。
変わった設定若しくは性差別についての映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス
映画.com
レビューが溜まり次第更新していきます。
高評価の意見としては…
低評価の意見としては…
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下記詳しい感想 ↓
どんな映画?)イギリスで白人マフィアとインドマフィアの抗争にやとわれちゃった主人公。
元々地元のインドで、田舎ギャングみたいな事をしていた主人公。
とある仕事で1か月身を隠さないといけなくなった時、イギリスでとある仕事が舞い込んできた。
インド系のマフィアを排除してほしいとの依頼。
金払いが良かったので、即決で仕事を引き受ける。
だが、それが後々大変な出来事となって帰ってくる…
イギリスが舞台で、インド系のタミル人のマフィアとイギリス系マフィアとの抗争。
タミル人とは、南インドのタミルナードゥ州やスリランカの北、東部の人達。
タミル語を話すらしい。
要は大体が南側のインド人だ。
アクション映画の今作は、主人公もタミル人。
血はでるが、グロは特にない。
意外と見ごたえのあるアクションとストーリー構成をしているぞ。
破天荒な主人公と2つのマフィアの関係性が面白い。
- 2勢力のマフィアを主人公は私利私欲で行ったり来たりしちゃうとこ。
- 破天荒で、何しでかすか分からない守銭奴の主人公。
この2つの要素が上手い具合にかみ合って面白かった。
確かイギリスのマフィアとインド系のタミル人のマフィアがイギリスで抗争していて、そこに主人公が加わり、抗争を終らす。
イギリスのマフィアに雇われる主人公は、インド系にもなびきつつ…
お金を出す方につくから、どちらに寝返ってもおかしくない主人公。
2転3転する展開は、先が読めずとても面白い。
そこに破天荒で、凄い腕っぷしが強い主人公の性格も合わさると、かなり魅力あふれる作品となった。
この2勢力には、裏があり、その辺の詳しい事情は、次の項で話すとしよう…
アクションも見所満載だ。
マフィア系のアクション、銃撃戦やちょっと肉弾戦もあるアクション。
丁度いい具合にアクションが挟まれている。
アクションは、インドの音楽にのせて、展開されるんだが、その音楽がとてもノリノリ。
クライマックスもかなりの見ごたえ。
コマンドーのラストを何となく思い出してしまった笑。
2勢力間の2転3転の展開に加え、主人公の破天荒&面白い性格が良い感じに面白い作品にしてくれた。
移民問題も絡ませている。
ヨーロッパで問題となっている移民問題も絡んでいる。
ギャングたちとこの移民問題を絡めているというやつだ。
どう絡んでいるかは、観てのお楽しみだが、ヨーロッパあたりは、特にこの問題に悩まされている。
治安の悪化や移民たちに職を与えたことによって、その国のひとたちの就職率の低下などなど。
他にも受け入れに際して、色んな費用が掛かったりもする。
そういったことに色んなデモとかが起こっているんだ。
ネトフリ映画でも移民側の視点だったり、自国民の視点の映画がたくさんある。
スクールライフ:パリの空の下では、パリの学校を舞台に移民たちの教育の実情が含まれていて、どちらかというと自国民視点。
バンリューの兄弟は、移民側の視点で、かなり暗く、重たい映画となっている。
ネトフリオリジナル映画では、こういった社会問題も交えた作品を多数揃えていて、この映画もその要素が絡んでいる。