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感想評価)絶望的なのにちょっと温かい気持ちになる不思議…Netflix映画ラブ&モンスターズ(感想、その他)

 

    

絶望的なのにちょっと温かい気持ちになる不思議…Netflix映画ラブ&モンスターズ(感想、その他)

 

絶望的なのにちょっと温かい気持ちになる不思議…Netflix映画ラブ&モンスターズ(感想、その他)

絶望的なのにちょっと温かい気持ちになる不思議…Netflix映画ラブ&モンスターズ(感想、その他)

ネットフリックス公式サイトのラブ&モンスターズの作品情報より引用

 (C)2021 Love and Monsters Netflix.All Rights Reserved

人類の9割が死滅した絶望した世界で、好きな人を救いに130キロ以上離れたシェルターに冒険するモンスターパニック映画。

途中ワンコやら人と出会ったり、色んな愛情を感じる…絶望的なのに最後はなんか心が温かくなった変わった作品だ。

最後に観た後など見てみると、面白くなるトリビアも紹介するぞ。

目次

 

 

 

キャスト

ディラン・オブライエン
ジェシカ・ヘンウィック
マイケル・ルーカー
ダン・ユーイング
アリアナ・グリーンブラット

あらすじ~

 モンスターと化した生物に世界が支配されてから7年。元恋人との再会を決意した頼りない青年ジョエルは、安全な地下での暮らしを捨て、危険な外の世界を突き進む。

 

ネットフリックス公式サイトのラブ&モンスターズの作品紹介、解説欄より引用

 

 

www.youtube.com

原題、Love and Monsters

上映時間、109分

監督

 マイケルマシューズ

配給、ネットフリックス

 

 

ストーリー…7/10

キャスト…6/10

 

 個人的評価…8/10

 

第93回アカデミー賞の視覚効果賞にノミネート

 

 

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一文感想 ↓

シリアスありの温かいモンスターパニック映画…面白い映画。

凄いタイトル矛盾してんじゃないかって思ったが、ホントなんだもん。

地上にモンスターが登場してから、7年後で人類の9割程が死滅してしまった世界。

そんなに死んだのだから、どうしてもシリアスな場面ってのがある。

だが、タイトル通りラブとモンスターズがいっぱい溢れていた。

 

人々の助け合いだったり、主人公が途中で会うワンコのご主人を思う愛など、色んな愛が溢れていてとても温かい気持ちになった。

 

この映画は、分類としてはモンスターパニック映画。

虫とか爬虫類などが巨大化してとても気持ち悪い姿へと変貌する。

そのモンスターは、2番煎じ感が薄く、デザインもリアル。

リアルすぎて虫系が物凄い気持ち悪い笑。

 

 モンスターパニック映画で、色んな愛情が溢れている独特な面白さがあって、とても良かった。

アタリ作品でしたね。

 

王道特化のモンスターパニック。
外の世界で、色んな未知のモンスターと逃げながら、色んな人たちと出会い、助け合って進むドキドキ感は、とても面白い。
色んなラブがある上、丁寧な伏線回収と観やすい映画。
絶望感がありつつも上手い具合にラブが詰まっていたので、なんか不思議な気持ちになった映画。

モンスターパニック映画を観たいという方は特にオススメだ!

 

 

 

他の人のレビューだと…

フィルマークス 

映画.com 

レビューが溜まり次第更新していきます。

 

 

高評価の意見としては…

 

低評価の意見としては…

 

 

 

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下記詳しい感想 ↓          

どんな映画?)人が食物連鎖の頂点から陥落した7年後の話。

 惑星が地球にぶつかりそうになったので、ミサイルと撃ち落とした。

そうしたら…ヤバい物質が降り注いで、地上にいる虫やら動物が突然変異するようになったんだ。

ゴキブリが戦車以上の大きさになったり、バカでかいカエルが誕生したりと人間は、地上で最弱といっていいほど弱い立場に。

この映画は、そんな世界になってから7年後で、人類の90%以上がいなくなった世界でのお話。

 

ゾンビではなく、モンスターがウヨウヨしている世紀末感とモンスターとのハラハラドキドキ感が味わえる。

グロは一切ないが、デカい虫とか色々出てくるので、違った意味で気持ち悪いぞ。

 

王道特化のモンスターパニック。

どんな世界?で説明したようにその辺の虫や爬虫類、動物がバカでかくなって、人が束になっても勝てなくなってしまった世界。

人類は死滅寸前。

 

そんな中、コロニーに引きこもって、侵入してくるモンスターをなんとか倒しつつ、食料難などの危機を乗り越えながら、細々と暮らしていた。

その時、世界が平和だったころに生き別れた恋人が違うコロニーでピンチになった事により、主人公は外の世界に飛び出す。

 

外の世界で、色んな未知のモンスターと逃げながら、色んな人たちと出会い、助け合って進むドキドキ感は、とても面白い。

特に捻ったりしているわけじゃない。

素直に王道のモンスターパニックを描いていて、それをメインに置いていたのが良い。

 

虫系やら爬虫類系やらと色んなモンスターもいる。

そのデザインは、パクリ感もなく、独特で新鮮味があって、こちらも良かった。

第93回アカデミー賞の視覚効果賞にノミネートするだけあって、かなりリアル。

地形を利用したり、人との絡みと色んな観点からドキドキさせる感じ。

ただ…虫系は、やっぱり気持ち悪いですわ。

ゴキブリが出てこなくて良かったって心から思った笑。

 

途中犬のボーイが仲間に加わったりするのも良かった。

前のご主人の形見であろうドレスをどうしても離さない健気さ、新しい主人を見捨てない忠実度と凄い犬犬していて、心が温かくなる。

この辺タイトル通りラブが詰まっている。

そもそも主人公の行動も愛する彼女を追うというラブが詰まっているんだがね。

 

王道のモンスターパニック系を真面目に行ったアタリ作であった。

 

色んなラブがある上、丁寧な伏線回収と観やすい映画。

  •  犬のボーイの前のご主人愛と主人公への愛情。
  • 主人公の彼女への愛情。
  • 自分の意思で出てったコロニーたちの愛情。
  • 道中であった、老人と少女の照れくささ全開の愛情。

色んな愛情とモンスターが合さっている。

タイトル通り、この2つがとても重要で、観た後このタイトルで納得してしまうほど。

 

道中色んな伏線があるんだが、それをとても丁寧に一つずつ回収していく。

取りこぼしが殆どないほど、綺麗に回収していくもんだから、観ていて気持ちいい。

この辺は、脚本の良さを感じた。

 

話も王道ながらに楽しめる上、所々絶望感を漂わす。

人工の90%死んじゃったんだから、しょうがないよね。

絶望感がありつつも上手い具合にラブが詰まっていたので、なんか不思議な気持ちになった映画。

他のモンスターパニック映画とは、この辺が大きく違って、とてもよい良さであったね。

 

 

 

 

「ラブ&モンスターズ」の知ったら面白いトリビア

ラブ&モンスターズに登場していたキャストとわんこに対するトリビア

観る前に観ると違った目線で楽しめるぞ。 

観た後にもさらに感動するかも?

 

・ 主人公と一緒に旅をしていた犬(ボーイ)について

主人公が彼女を追いかようとする序盤、一匹の犬と出会う。

バカでかいカエルに助けてもらい、そこから一緒に旅をすることとなった。

 

その犬の犬種は、オーストラリアンケルピーという犬種。

オーストラリア原産の牧羊犬種。

結構人気のある犬種なんだとか。

因みにこの映画では、ヒーローとダッジの2匹のオーストラリアンケルピーが出演していたそうだ。

 

 

・ 主人公と外の世界で出会った2人は、マーベル作品のあの人たちだった。

 主人公が外の世界で、落とし穴にはまった時、助けてくれたのがクライドとミノー。

おじさんと少女の2人組は、そこから途中まで旅を共にすることとなる。

このおじさんのクライドがマイケル・ルーカー

実はガーディアンオブギャラクシーのヨンドゥ役を演じている人なんだ。

 

もう一人の小さな少女ミノーは、アリアナ・グリーンブラット。

ガーディアンオブギャラクシーの幼少期のガモーラを演じた人。

他にもネトフリのバットママシリーズで、主人公エイミーの娘役をしていた。

 

 

・ 最初はタイトルが違っていた。

Love and Monsters(英題)の本作。

実は、最初Monster Problems(英題)、モンスターの問題というタイトルだったらしい。

うーん、Love and Monstersの方が個人的にしっくりくるね。

 

 

・ 主人公とヒロインについて

主人公ジョエル役のディラン・オブライエンとヒロイン枠のエイミーのジェシカ・ヘンウィック。

 

ディラン・オブライエンは、メイズランナーシリーズのトーマス役。

メイズランナーの3作目の撮影中にディランが負傷して入院し延期になってしまったハプニングもある。

他には、バンブルビーバンブルビーの声を担当しているよ。

 

ジェシカ・ヘンウィックは、テレビドラマのゲームオブスローンのニメリアサンド役。

今後、マトリックス4にも出演するぞ。