ネトフリ映画1、2を争うベッドシーンの多さ…Netflix映画夜の伝説マダム・クロード(感想、その他)
ネットフリックス公式サイトの夜の伝説マダム・クロードの作品情報より引用
(C)2021 Madame Claude Netflix.All Rights Reserved
ちょっとエッ◯とかなら、ネトフリオリジナル映画にもときたまあるが、ここまでガッツリなのは、なかなかない。
しかも実話系の有名人の話ででだ。
実はこのマダムクロードは、20世紀で一番娼館で成功した人物。
時代のトップ権力者達と親交があり、とてつもなく
強大な権力を持った女帝。
元々1977年に公開された「マダムクロード」のリメイクみたいな形となっている。
この映画の感想と最後にマダム・クロードについて簡単に解説するぞ。
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キャスト
カロル・ロシェ
ギャランス・マリリエ
ロシュディ・ゼム
ピエール・ドゥラドンシャン
リアー・オプリー
ポール・アミ
ミレーヌ・ジャンパノイ
アフシア・エルジ
レジーナ・アニキイ
アナベル・ベルモンド
ジョゼフィーヌ・ドゥ・ラ・ボーム
あらすじ~
1960年代のパリで売春業界を超える影響力を持つマダム・クロード。だが、裕福な家庭出身の1人の若い女性との出会いが、すべてを変えていく。
ネットフリックス公式サイトの夜の伝説マダム・クロードの作品紹介、解説欄より引用
原題、Madame Claude
上映時間、118分
監督
Sylvie Verheyde
配給、ネットフリックス
ストーリー…6/10
キャスト…5/10
個人的評価…5/10
一文感想 ↓
ベッドシーンは、トップクラスの量、内容は…まぁまぁな映画
ベットシーンがメッチャ多くて、そっち方面の目的ならオススメ。
だが、実際にいた凄い人物のヒューマンドラマを見たいって人には、あんまりオススメできない。
理由は、2つある。
- 始まりが全盛期から。
- 時事ネタやヨーロッパの当時の風習など知ってる前提。
こういった実際にいた人物をヒューマンドラマ化する場合、幼少期から少な目の尺でもやった方がいい。
この映画は、いきなり全盛期だから、マダム・クロードの何が凄いか映画を観ただけじゃ、よくわからないんだ。
何か偉そうな人と話して、裏で色々やってるなって程度。
説得力がない。
説得力の無さの中に時事ネタやヨーロッパの当時の風習が織り込まれる。
観てる視聴者の中には、ヨーロッパの1960年代70年代なんて、詳しく知らない人だって多い。
そういった人にとっては、?マークがついてしまう。
幸い話の展開に致命的なものとなっていないが、分からない事が増えたことには変わりはない。
純粋にベッドシーン目的で観るにはいいが、偉人のヒューマンドラマとしては、微妙だなって感じたね。
因みにマダム・クロードを主人公とした映画は、過去にも作られており、
1977年公開のマダムクロード。
1981年公開のマダム・クロード2。
の2本立てとなっている。
ビックリするほどベッドシーンが多い作品。
マダムクロードの人生よりもこういったシーン目当てで観る方が良いかも知れない。
知ってる前提で色々話される&始まりが全盛期なのが残念。
この手の実話系の有名人にスポットを当てた映画だと、ある程度知ってる前提で話が進む。
マダム・クロードについて興味があるという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス
映画.com
レビューが溜まり次第更新していきます。
高評価の意見としては…
低評価の意見としては…
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下記詳しい感想 ↓
どんな映画?)マダムクロードの半生を描いた映画
映画の始まりは大体1950年過ぎ。
マダムクロードがある程度の地位を築いている頃から始まる。
娼館の人の雇い入れ面接の際、さまざまな教養のある女性が面接にきた。
1990年代くらいまで映画自体はやる。
娼館で地位を確立してからの話、マダムクロードの色んな葛藤が描かれている。
ビックリするほどベッドシーンが多い作品。
確かに舞台は娼館での話だから、ベッドシーンが多いんだろうが…ほんとに多い。
マダムクロードの話よりもこういったシーンがかなり目立った。
やたらと女性の胸がさらけ出される。
最初の方からポロンって出まくる。
ベッドシーンでの濡れ場も1回や2回どころじゃない。
10回はあるんじゃないかって思う量。
他にも縛りプレイや3人でのプレイと多種多様。
暴力的なものは、一切ない。
マダムクロードの人生よりもこういったシーン目当てで観る方が良いかも知れない。
知ってる前提で色々話される&始まりが全盛期なのが残念。
始まりが全盛期から始まるから、最初の苦労した姿が一切分からん。
最初は苦労したって言うけど、映画の最初から成功してたから、苦労してる感が分からないんだ。
幼少期は、アウシュビッツ収容所にいた経験もあるから、全盛期前も知りたかった。
と…何で、こんなに凄いか分かりづらいことを話した。
それに加え、始まりが中途半端やところなせいで、視聴者が置いてけぼりとなっている。
登場したキャラの説明は、されるが、娼館の規模とかクロードのお抱えの人達の話とかもあんまりされない。
何よりちょいちょい映画内で、時事ネタが挟まってくる。
これは、全て説明されず、サラッと流されてしまうので、分からんまんま話は進む。
マダムクロードが衰退していっても何が原因って、いまいち分からないんだ。
- 全盛期の話から始まり、苦労した話が分からない。
- 時事ネタが一切説明されない。
話の随所随所の重要な展開がピンとこないのがとても残念。
この手の実話系の有名人にスポットを当てた映画だと、ある程度知ってる前提で話が進む。
この映画は、特にその癖が強く感じた。
解説)マダムクロードってどんな人??
観た感想、凄い娼館を作った人で、裏の世界にも片足突っ込んでるってイメージでしかないので、もう少し掘り下げようと思う。
20世紀最大の娼館を作った女帝
マダムクロードと言われたら、これが一番に来るイメージ。
1950年から60年までにヨーロッパで最大の娼館を作り上げた女性。
何百人という娼婦を抱えて、商売をしていたんだそう。
パリの高価な16区で売春宿を経営しており、自叙伝では、
「人々がいつもお金を払うのは、食べ物とセ◯クスの2つです。私は料理が苦手でした」
と書いてあった。
このセリフは、映画にもあったね。
客は、一般人というより、公務員や政治家、高官からマフィアなどお金をたんまり持っている層が中心。
相当偉稼ぎしていたみたいだ。
裏の仕事も兼任していた。
公務員や政治家、高官からマフィアなどがお客さんなわけで、娼婦以外の仕事も舞い込んできた。
警察などから危ない仕事の依頼を、従業員である娼婦にやらせていた。
彼女の名簿には、イランのシャー、ジョンF.ケネディ、フィアットのかつての首長であったジャンニアニェッリの名前など時のトップ権力者が名を連ねていた。
まさに逆らったら、終わり感がする…
その中で、マルコビッチというマフィアの殺害にも関与していたようだ。
お金とさまざまやネットワークを持てば、それだけで、マフィアを凌ぐ権力を持つこととなる。
おまけ)映画の冒頭前のマダムクロード
この映画では、いきなり全盛期から始まる。
娘とかいたり、幼少期は、ヤギと一緒にいたとかくらいしか分からない。
なので、もう少し幼少期を掘り下げてみようと思う。
とマダムクロードの幼少期は、波乱万丈。
おじに襲われたとも映画内で言われていたので、まさに過酷な道のり。
因みに2015年に92歳で、亡くなっている。
映画のラストから20年以上も先だ。