これは酷い作品自体が薄っぺらい…Netflix映画マザー/アンドロイド(感想)
ネットフリックス公式サイトのマザー/アンドロイドの作品情報より引用
作品の深さがなく、とりあえず、ハラハラさせようとして、オチに感動させようかなって感じの映画。
個人的には期待しない方がいい作品だ。
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キャスト
アルジー・スミス
ラウル・カスティーヨ
あらすじ~
暴走したアンドロイドたちの突然の反乱により、終末を迎えた世界。出産を控える若い女性とその恋人が、安全地帯を目指して決死の覚悟で危険な旅を続けてゆく。
ネットフリックス公式サイトのマザー/アンドロイドの作品紹介、解説欄より引用
ストーリー…5/10
キャスト…5/10
アクション迫力度…2/6
個人的評価…5/10
一文感想 ↓
設定と背景の薄さが酷すぎた…微妙な映画
これは、完全に脚本が悪い気がする。
アンドロイド側の思惑が一切分からない&他国情勢が一切語られてない。
なので、とりあえず臨月近くの妊婦がアンドロイドの猛攻から逃げるという映画。
後付け感がかなり強い悲しみいっぱいの泣かせるオチもついている。
アンドロイドから逃げると言っても、道中のハラハラ感は、あまりない。
映画自体、アンドロイドから逃げてるシーンは後半くらいから。
しかも武器とかもないようで、走って殴りかかってくる。
機械の癖にアナログ…
ドローンの使い方が謎すぎる。
武器を一切搭載していないので、発見するだけ。
ハラハラ感皆無笑。
設定もツッコミどころ満載。
韓国が何故か平和だったり、父親はダメだったり…
頭を傾げる設定がいくつもあった。
全体的に中途半端にハラハラさせて、感動させる。
「すっごい迫力ある逃亡劇だった」とか「オチがすごい感動した」とかがない。
何となくハラハラさせたかったんだろうなって感じとオチ感動させたかったんだろうなって感じがあるだけ。
世界観の背景と設定のツメの甘さで冷め切ってしまっていた。
笑ったのは、銃撃戦の中車椅子で駆け抜けるシーン。
さすがあれは、違和感がすごいわ。
絵面がかなり笑えたね。
総評すると、面白くはない。
作品の深さがなく、とりあえず、ハラハラさせようとして、オチに感動させようかなって感じの映画。
特徴)
- アンドロイドの反乱後の世界。
- 随所に違和感(ツッコミどころ)多数。
- 色んな背景が作り込まれてない。
「さすがにそれは無理があるんじゃない??」って設定がストーリーの重要なところで使われていて、目立つ上違和感がすごかった。
色んな背景が作り込まれてない。
よく分からないが、アンドロイドが反乱を起こして、妊婦とその夫が逃げる映画。
背景が全くなく、映画自体の奥深さが全くない。
映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス
映画.com
レビューが溜まり次第更新していきます。
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低評価の意見としては…
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下記詳しい感想 ↓
アンドロイドの反乱後の世界。
最初の10分くらいでアンドロイドの反乱が急に始まる。
そこから、アメリカ国外に逃亡するために旅に出るが、主人公のお母さんに妊娠が発覚。
逃亡の最中では、お腹が大きいまま、何キロと歩くこととなる。
アンドロイドのデザインは、ターミネーター3のようなデザイン。
ただ、特殊な武器等はなく、力技で襲いかかってくる。
普通の銃も一発くらいじゃ止まらず、十発近く打ち込む必要がある。
意外と頑丈。
頼みの綱は、EMP爆弾。
もっと他にありそうだが、この電磁パルス爆弾(EMP爆弾)が頼みの綱。
これで、一帯のアンドロイドを無力化できるらしい。
その代わり、人間側も一切の電子機器が使えなくなる…
主人公たちの目的は、家族3人で国外逃亡するのが目的。
世界トップクラスの軍事力を持ったアメリカでもアンドロイド軍団には敵わないらしい。
他国の協力もないようで、自力で頑張っているんだが、なんだか敵わないらしい。
映画では、アンドロイドとドローンくらいしか出てこないけど、強そうに思えないんだが…
見所は、アンドロイド軍団から逃げつつ、目的地へ…クライマックスの悲しみ溢れる。
アンドロイドの脅威というハラハラ感を楽しみつつ、色んな作戦でピンチを乗り越えていく。
クライマックスには予想外の悲しみがある。
随所に違和感(ツッコミどころ)多数。
観てて色々と違和感があった。
ちょっとした今の政治的背景が見え隠れして、ちょっと嫌になったかな…
- 韓国が何故か平和。
- 逃亡先で父親がダメだったりする。
- 妊婦めっちゃ酷使する。(実際あんなに動けん…)
- 妊娠発覚から出産まで9ヶ月あるけど…
韓国が平和っぽくて、ヨーロッパ諸国やロシアあたりは、触れられてない。
おそらく平和なんだろうけども…
韓国が平和ってことを伝える時、中国の話も出たんだが、かなり批判的。
兵士が「まさか中国に逃げるんじゃないだろうな?笑」みたいなこと言ってて、ちょっと中国嫌悪の雰囲気があって嫌だったね。
政治的にアメリカは、中国に追い越されそうになっていたり、最近の中国の3DCGがハリウッドに迫りつつあるのもあるんだろうか…
逃亡先で父親がダメという制約がある。
母と子供だけらしいが、それもクライマックスでコロッと変わる。
母や子供だけを引き取るってのもなんだか違和感がある。
出産間近の母親が走ったり、バイクで疾走したり、放り投げ出されたりと妊婦がずーっと大変な目にあっている。
とても無理がある。
10キロ前後の重さを腰付近につける。
人によっては、ツワリでずっと具合が悪くなったりするし、この映画では出産間近だから、お腹も痛い。
長い道のり歩くなんて芸当無理やで。
それこそ現代人は、昔の人より身体能力落ちてるのに…
わざわざ妊婦設定じゃなくても良いんじゃなかろうか…
妊娠発覚したのがどのタイミングか分からないが、妊娠出産までの期間は、大体280日と言われている。
9ヶ月だ。
妊娠発覚したのが3ヶ月くらいだとしても、出産まで半年ある。
「あのアンドロイドの猛攻から半年近く逃れてたんか!?」
てか、アンドロイドの反乱後級にお腹が臨月ばりにでかくなるのは、違和感が…
映画内では、数ヶ月後みたいな話も出てないので、この辺はおかしい気ががしてならないね。
「さすがにそれは無理があるんじゃない??」って設定がストーリーの重要なところで使われていて、目立つ上違和感がすごかった。
色んな背景が作り込まれてない。
観て思ったのが、映画自体が薄い。
映画の背景や色んなシチュエーションでの設定のツメの甘さが目立ちすぎた。
シチュエーションでの設定のツメの甘さは、前の項の違和感があるってところで話した。
ここでは、映画自体の背景について語ってこうと思う。
- アンドロイドの反乱の理由。
- アンドロイドの目的。
- 他国は、干渉しないのね。
- 黒幕がいるかどうかも分からない。
アンドロイドの反乱理由は、しっかりと語られてない。
知性がしっかりあるのかどうかも謎で、映画のワンシーンで何となくのヒントがあるくらいだ。
要は、コキ使われまくってムカついたらしい。
アンドロイドの目的も不透明。
人監禁して誘きだしているようだが、人類を滅亡させるのが目的なんだろうか?
アンドロイド側の思惑が語られてないので、何とも言えない。
他国については、よく分からない。
韓国は無事らしいが、その他の国は分からない。
おそらく中国も無事っぽい。
黒幕はいるのだろうか?
臭わせなシーンとかも一切ないので、よく分からない。
こういう映画ならあるあるなんだがなぁ…
逆にわかることは、アメリカがアンドロイドに征服されかかっていること。
人は、めっちゃ死にまくってること。
くらいなんじゃなかろうか。
よく分からないが、アンドロイドが反乱を起こして、妊婦とその夫が逃げる映画。
背景が全くなく、映画自体の奥深さが全くない。
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