色んな差別と闘う女性の物語…Netflix映画モキシー ~私たちのムーブメント~(感想)
ネットフリックス公式サイトのモキシー ~私たちのムーブメント~の作品情報より引用
(C)2021 Moxie Netflix.All Rights Reserved
学園が舞台のこの映画。
人種差別もあるが特に女性差別が酷い。
特に校長先生がムカつくぞ。
ジェニファー・マチューさんの小説が原作。
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キャスト
ハドリー・ロビンソン
ローレン・サイ
パトリック・シュワルツェネッガー
ニコ・ヒラガ
シドニー・パーク
ジョセフィン・ラングフォード
クラーク・グレッグ
ジョシー・トター
アリシア・パスクアル=ペーニャ
アンジェリカ・ワシントン
チャーリー・ホール
サブリナ・ハスケット
アイク・バリンホルツ
エイミー・ポーラー
マーシャ・ゲイ・ハーデン
あらすじ~
昔は反骨精神旺盛だった母と、嫌がらせに負けない転校生に感化され、校内の性差別を非難する冊子を作った女子高生。その行動が、やがて大きな変化を巻き起こす。
ネットフリックス公式サイトの時の面影の作品紹介、解説欄より引用
Moxie | Official Trailer | Netflix
ストーリー…6/10
キャスト…6/10
個人的評価…7/10
一文感想 ↓
学園青春映画を通して伝える差別…面白い映画。
学園が舞台のこの映画。
差別に対するメッセージの観点と純粋に映画としての観点からみてこの評価だなって感じた。
差別に対するメッセージについては、 実際にアメリカ社会を映し出しているがごとく良い作品だと思う。
特にたちが悪いのが無自覚で差別しているってこと。
何気ないシーンでミッチェルばかり目立っているが、取り巻きや色んな周りの人も無自覚に差別が伝染していっている。
これって誰しもあることで、注意しなきゃならないよね。
そういった色んなメッセージが映画の中に入っている。
映画としては、展開が読める上、所々違和感が残る映画となった。
王道の学園青春映画なので、ちょっと観慣れている人は最後こうなるなって分かり切っちゃう。
それにミッチェルのよいしょ感の謎や主人公などの設定が不透明さは、映画としてはまぁまぁという評価になったね。
ただ、全体的な作品としての評価としては7と個人的には高い事は間違いない。
女性差別についての映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス
映画.com
レビューが溜まり次第更新していきます。
高評価の意見としては…
低評価の意見としては…
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下記詳しい感想 ↓
どんな映画?)人種差別と女性差別に戦いを挑む学園青春映画。
ミッチェルという陽キャが番長として君臨する学園生活。
主人公は目立たないようにしていたが、とある転校生に感化されてモキシーって差別に戦いを挑む雑誌をこっそり学校で配る。
隠蔽体質の学校で平然と校長が隠したがる。
その中で人種差別的な言動が3,4割で他が女性差別となっている。
映画中色んなシーンで差別が横行しているので、観ていてイライラしすぎないように注意。
個人的にはミッチェル以上にあの校長がガチでイラっときた。
一応差別と闘うこと以外にも学園の中で青春したり、ちょっとした家庭内トラブルもあったりとこの手にありがちな女子高生特有の悩みも盛り込まれている。
女性差別と闘う女性たち…映画として観るかメッセージとして見るか。
2つの観点から観た評価が7となっている。
個人的には高い部類に入る評価。
そこで、理解してもらいたいのが映画的にどうなのか社会に向けたメッセージ的にみてどうなのかという点。
この映画って社会に向けた女性差別のメッセージ的には限りなく高い評価になるのは間違いない。
10点中9とかだ。
ただ…ひとつの「映画」としてはどうか。
盛り上がるが、凄い良い出来とまではいかないのが正直な所。
クライマックスは、良い展開であったが、学園系にしては展開がかなり読めてしまうんだ。
そうなると10点中6といったイメージ。
2パターンの感想をもうちょっと詳しく書こうと思う。
女性差別を訴えた社会的なメッセージの一面から観るととても良い作品。
ミッチェルの明らかな嫌がらせに次ぐ嫌がらせは、最低極まりない。
ただ、他にも印象に残ったのがある。
それは、映画内で色々差別的ないわれをするシーンでの周りの目だ。
これって多分差別的な意識はしてないんだよね。
無自覚の差別。
あれは、女性からしたら完全に同罪なんだよな。
実際先生にそう言ってるシーンもあって、男の先生も困惑していた。
ミッチェルの分かっててやることも最低だが、何気ない気付かない無自覚な差別はかなり達が悪い。
分からないんだもん。
気付いてない相手が抗議を見たところで、自分はやってないから大丈夫って気に留めない。
こういった事って身近に存在しているんだろうなと考えると凄い深い映画だと感じるね。
映画として観ると展開は、容易に想像できちゃう。
他の学園ものラブコメ調映画と似ているので、観慣れている人は次こうだなって予想がつく。
映画自体は、差別絡みが6、7割で、他が主人公の青春ラブロマンスなどなどで、差別絡み以外の内容がかなり薄っぺらいのは事実。
この主人公は何故か父がいないんだけど、どうなったのか分からないし唯一の親友の母の気持ちの変わり様も違和感がある。
一番の違和感は、なんであんなにミッチェルが優遇されたのか。
金持ち息子って設定でもないし、賄賂などの関係も特にない。
ただ、アメフトのキャプテンってだけ。
ちょっとキャプテンだけで、あそこまでもてはやされるのは違和感しかなかったかな。
「映画」としてはまぁまぁだと感じた。
意外と豪華な顔ぶれだったりする。
ミッチェル役はパトリックシュワルツェネッガー。
あのアーノルドシュワルツェネッガーの子供さん。
物凄い嫌な奴の感じが出ていてとても良かった。
それと主人公の母の彼氏役にはクラークグレッグ。
マーベルシリーズでお馴染みフィルコールソン捜査官だ。
コールソンのイメージが強すぎて、出てきた時何かマーベルキャラ出てくるんじゃねぇかって思っていた。(出てきません)
と主に感激したのはこの辺なんだが、それでも個人的には豪華だなって感じる。
個人的に好きなのは、ミッチェルをしきりに応援していた…確かジェイソン。
すっごいおバカキャラ全開でなんか好きだった。