ニコラスケイジの一族の秘宝を探す謎解きアドベンチャー映画…ナショナルトレジャー(感想、結末、裏話)
映画.comナショナルトレジャーの作品情報より引用
キャスト
ベン・ゲイツ
ライリー・プール
イアン・ハウ
パトリック・ゲイツ
あらすじ~
歴史学者であり冒険家のベン・ゲイツは、テンプル騎士団の秘宝の秘密を受け継ぐ一族の末裔。
祖父に、秘宝は当時のフリーメイソンらによってイギリスの手に渡らないようにアメリカ建国時に封印されたと聞かされて育ったベンだが、父親は20年程追いかけてもその秘宝を手に入れることが出来ずにいたため、時間の無駄だとベンゲイツに言っていたのだった。
大人になってから富豪の冒険家イアン・ハウからトレジャーハントの出資を受ける。
ある時、ハントの過程で彼は海泡石のパイプを発見し、「アメリカ独立宣言書」にその秘密が隠されていることを突き止める。
イアンは宣言書の窃盗を提案したが、ベンが堅く拒んだため、以後二人は対立し、命を狙われるまでに至ってしまったのだった…
個人的評価…9/10
Yahoo!映画Japanナショナルトレジャーの作品情報より引用
BuenaVistaPictures/Photofest/MediaVastJapan
一文感想 ↓
歴史系謎解き要素とアドベンチャー要素をうまい具合に足した連続活劇映画。
考古学&歴史学者でありながら、冒険家のベンゲイツが一族の夢をかなえる為に奔走する映画。
一言でいえば、こんな簡単に言えるが、それだけじゃぁない!
途中から出会うヒロインのアビゲイルとベンの歴史知識の言い合い部分は、聞いているだけでワクワクしてしまう。
謎を解いてもまた謎がでるがすぐにこの2人にかかれば解いてしまう。
そんな感じなのだから、いい感じのテンポで観られる為、飽きることはない。
そこに一つ隠し味的な要素で相棒的存在のライリーというベンの親友であり凄腕ハッカーだ。
お笑い要員でもあり、彼が時々アメリカンジョークのようなことを発する為 、ただの真面目な映画とは違った味になるのが個人的に高評価ポイントだ。
そんなアメリカンジョークだったつもりが、謎解きのヒントになったりしたりしてしまうのも面白いぞ。
ただ、秘宝を追いかけるだけでなく、対立してしまったかつての出資者やFBIといった組織に追われながらの謎解きなので、いい感じにドキドキ感も加わり、微アクションもありだ。
トレジャーハント映画が好きな方は是非観るべき作品だ!
きっとニコラスケイジのファンになってしまうだろう!
下記詳しい感想 ↓
Yahoo!映画Japanナショナルトレジャーの作品情報より引用
BuenaVistaPictures/Photofest/MediaVastJapan
ニコラスケイジの歴史謎解きシーンが冴えわたる!
この映画では、ニコラスケイジことベンゲイツが秘宝につながる様々な歴史の謎を解き明かしていく。
その姿は、さながらダビンチコードのトムハンクスだ!
真剣に考えながらも独り言のように解き明かしていく…
そんな様子を親友のライリーが茶化したり、「それは何?どういうこと??」と聞いたりと視聴者の????を解き明かす役割をしてくれている。
これがあるから、ストーリーが分かりやすく進み、飽きずに観られるというもの。
例えば、一人でずっと独り言のように言っているとどこか飽きが来てしまいがちだ。
逆にそれは常識ばりに話がバンバン進んだり、ちょっと説明を挟むくらいだと場合によっては、視聴者置いてけぼりとなる可能性もあるので、この感じのやり取り、テンポが最適なのだ!
Yahoo!映画Japanナショナルトレジャーの作品情報より引用
BuenaVistaPictures/Photofest/MediaVastJapan
子孫をかけて目指していたお宝を追う物語
ベンゲイツの一族が長年追ってきたお宝。
※それの説明は冒頭に出てます。
一代だけというよりも先代たちが追うというところもどこかロマンをそそる感じで個人的には好きだ。
Yahoo!映画Japanナショナルトレジャーの作品情報より引用
BuenaVistaPictures/Photofest/MediaVastJapan
歴史系謎解き要素がとても面白い
謎を解いては、次の謎へと続くのだが、その間ゆっくりしている時間はない。
対立してしまったイアンハウこと出資者が同じくお宝を狙っていたり、謎を解く為とは言え、美術館からあるものを盗んじゃって…
FBIにも追われる始末…
ある意味時間制限付きの謎解きだから、ドキドキハラハラ感も増し増しだ!!
Yahoo!映画Japanナショナルトレジャーの作品情報より引用
BuenaVistaPictures/Photofest/MediaVastJapan
面白い映画っていい相棒がいるよね
親友ことライリーのことだ。
ライリーのおかげで、単調な真面目なトレジャーハント映画にはならずに済んでいる。
それに、彼は敏腕ハッカーだから…
ベンゲイツたちの助けになる!
さながら、バットマンのロビンだったり、アルフレッド(執事)といったところだ。
彼が冗談だったり言いながら、ベンとアビゲイルと共に謎を解き明かしていく様は飽きずに観られるぞ。
Yahoo!映画Japanナショナルトレジャーの作品情報より引用
BuenaVistaPictures/Photofest/MediaVastJapan
所々アドベンチャー要素もあり。
クライマックスに向けての古い木の足場だったり、古代のエレベーターだったりとアドベンチャー要素もある。
それに追手がいるのだから、追手との追っかけっこもストーリーに緩急をつけてくれて、面白いと感じる要因になっている。
余談、裏話…
Yahoo!映画Japanナショナルトレジャーの作品情報より引用
BuenaVistaPictures/Photofest/MediaVastJapan
流石に独立記念館のシーンはレプリカ館で撮影されたようです。
(ナッツベリーファームというところで)
この映画が公開される時期あたりにダヴィンチコードと被ったため、ダヴィンチコードのパクリだとかそういう批判があったんだとか…
結末~
ベン、アビゲイル、ライリー、パトリックたちは、イアンハウはちに脅されて今までのヒントをもとに教会の下にある秘密の地下空洞に行くこととなる。
その最奥に行くのに古代のエレベーターが使われており(2つある)、降りる際1つ壊れてしまった。
最奥ではお宝が一切なく、あるのはまた新しい手掛かりだけ。
その手掛かりをベンは激情しながら、イアンに話すとイアンたちはベンたちを置いて地下空洞をエレベーターで上がってしまう。
だが、新たなヒントは嘘で、ベンは一芝居打っていたのだ。
その最奥と思われた場所には先があり、冒頭で使用した海泡石のパイプを使用して秘密の扉を開けた。
その先には財宝がタンマリあり、地上へと抜ける道もあった。
地上の教会に戻った後 、ベンたちを待ち構えていたのは、FBI捜査官たち。
そのFBIに地下にある財宝の事を話している最中、そのFBIの偉い人の指にはフリーメイソンの指輪が…
そうして、悪い奴ら(イアン)と引き換えに罪を帳消し。
イアンらの居場所をその場でベンは伝え、後日イアン達はあっけなく逮捕。
ベンらは、財宝の1パーセントの所有権を得て、大富豪になった。
さらにベンとアビゲイルは結婚して夫婦になったとさ…