博物館の展示物が動き出す!?…ナイトミュージアム(感想、結末、裏話)
映画.comナイトミュージアムの作品情報より引用
写真:Album/アフロ
キャスト
ラリー・デイリー
ニック・デイリー
…ジェイク・チェリー
セシル・フレデリックス
セオドア・ルーズヴェルト
マクフィー博士
あらすじ~
冴えない中年男のラリーは、前にライトのスイッチを指パッチンで消せるライトを作る会社を経営していたらしいが、それも辞めてしまい、何の仕事をしても長続きせず、失業中だった。
離婚した元妻と暮らしている息子のニックから、仕事を探すよう諭されたラリーは、職業斡旋所に行き、そこでニューヨークの自然史博物館での仕事を紹介される。
博物館に訪れたラリーが聞いた仕事とは、夜間の警備員、すなわち夜警だった。
ラリーは3人の老警備員たちから、博物館の来場者が少なくなったせいで長年夜警を務めていた者たちの大半は解雇され、新たに1人だけ雇うことになったのだという話を聞く。
こうしてラリーは、博3人の老警備員たちから引き継ぎ事項の紙(注意事項)を渡され、物館の新米夜警として働くことになる。
夜警として働き出したラリーは、初日に何かおかしいことに気づく。
そう、展示物のティラノサウルスがいなくなっていたのだった…
個人的評価…8/10
Yahoo!映画Japanナイトミュージアムの作品情報より引用
20thCenturyFox/Photofest/ゲッティイメージズ
一文感想 ↓
展示物が動くという面白設定に加え、主演とロビンウィリアムズの個性が光る映画。
美術館の展示物が動きだし、自由に動きまわるという他では見た事のない設定が特に面白い。
展示物は人だけではなく、動物や骨のティラノサウルスなど多岐にわたっているため、バラエティに富んだ絵面になっている。
その展示物の中でもひと際目立つセオドアルーズベルト…ロビンウィリアムズだ!
知的でどこか遊び心がある憎めない感じな雰囲気なのだが、所々心に刺さる言葉を行ってくる。
そんなウィリアムズの演技に引ききまれつつも、主演のベンスティラーの顔は真面目なのだが、コミカルな演技で笑いを誘うのだ。
特に展示物とのやり取りは、この映画の中でも笑える。
それだけでも、十分楽しめる作品になっている。
歴史アドベンチャーを観たい、コメディ…家族で楽しくみられる映画を探しているという方は特にオススメだ!
下記詳しい感想 ↓
Yahoo!映画Japanナイトミュージアムの作品情報より引用
20thCenturyFox/Photofest/ゲッティイメージズ
夜中になると動く博物館!困惑するラリーの面白演技!
一文感想でも話した通り、夜になると展示物が動きだす…
それは、ある石板が原因で、日の出とともに展示物は動かなくなり、博物館の外にいたら、消えてなくなってしまうという制約つきとなっている
最初、ラリーことベンスティラーは、動くことなんて知らないんですよね。
初めにみたのが、ティラノサウルスの化石…
この部分は、初見だと特にドキドキしちゃいますよね!
自分もドキドキしました笑
なんとかティラノサウルスをやり過ごしたが、他のたくさんの展示物も同じように動いているんです!
その各展示物とのやり取りは、どれも笑えて…面白いものばかり!
Yahoo!映画Japanナイトミュージアムの作品情報より引用
20thCenturyFox/Photofest/ゲッティイメージズ
みんな脅かすの好き
老警備員やセオドアルーズベルトも…みんなみんな脅かすのが大好きなんです笑
いい感じにラリーがビビっているのがちょっと面白いんですけどねw
一番びっくりしていたのは…やはり展示物が動くということなんでしょうかねぇ!
Yahoo!映画Japanナイトミュージアムの作品情報より引用
20thCenturyFox/Photofest/ゲッティイメージズ
石板がなくなった!?奪還大作戦
その石板がとある理由でなくなってしまう…
それを取り返す為に一致団結する姿に心奪われながらも暖かく見守るセオドアルーズベルトの姿がもうなんとも言えない感じなんですよね。
そこからバラバラだった各展示物が手を取り合いながら、奪還に向かう…
こういった展開は王道ではありますがね笑
Yahoo!映画Japanナイトミュージアムの作品情報より引用
20thCenturyFox/Photofest/ゲッティイメージズ
セオドアルーズベルトのロビンウィリアムが深い
ちょくちょく説教を言いながらも深い事を言うロビンウィリアムズ。
説教言いながらもおちゃめなところもありながら、ラリーを導いていくこの役は本当にハマり役だと思いつつも、彼がいなかったら、3つもシリーズが続かなかっただろうと思う程。
ナイトミュージアムを観る際には、是非、セオドアルーズベルト事ロビンウィリアムズに注目してみては??
余談、裏話…
アメリカ自然史博物館が舞台となったが、実際は外観だけを撮影し、館内はセットを作ったらしいです。
原作は、The Night at the Museumという絵本で、映画のようにラリー一人だけで警備という事ではなく、先輩警備員とともに協力して行う、心温まる感じになっています。
結末~
博物館の展示物が夜な夜な動くのはある石板のせいであり、朝に展示物が外にいたら
砂となって消えてしまう…
そんな石板を狙うのが元夜勤警備員をしていた3人で、ライリーが後任についた際、隙を見て盗んでしまう。
ライリーは抵抗したが、なんとその石板のおかげでお爺ちゃんだった夜勤警備員の体力も元の若い頃に戻っていてあっけなくやられる。
ライリーは、石板を取り戻すべくセオドアルーズベルトに協力を求めるが断られる始末。
自力で展示物に協力を仰ぐことにした。
最初は、拒んだが、アクメンラーなどの助けもあり次第にライリーの説得が効いて協力しあう。
苦戦の末、タイムリミットである夜明け前に石板を戻すことに成功し、展示物もみんな帰ってきて一件落着。
館内は、ぐちゃぐちゃでクビ覚悟をして朝を迎えたが、なんと夜の騒動がニュースになり宣伝効果を生み、お客さんがわんさかくることになる。
そのおかげでクビ免除になった。