笑いあり涙ありのシリーズ最終章…ナイトミュージアムエジプト王の秘密(感想、結末、裏話)
映画.comナイトミュージアムエジプト王の秘密の作品情報より引用
(C)2014 Twentieth Century Fox Film Corporation
- 笑いあり涙ありのシリーズ最終章…ナイトミュージアムエジプト王の秘密(感想、結末、裏話)
- 日本人好みの笑いにラストは感動してしまった3作目にして最高の出来。
- 笑いが日本人向けでとても楽しめる!
- 現実を受け入れたくないランスロットにどこか同情してしまう…
- ロビンウィリアムズの遺作だと知ると涙が…
- 余談、裏話…
- 結末~
キャスト
ラリー・デイリー
ニック・デイリー
…スカイラー・ギソンド
セシル・フレデリックス
セオドア・ルーズヴェルト
マクフィー博士
あらすじ~
1938年のエジプトで、考古学者のチームが墳墓と財宝を探す。
チーム・リーダーの幼い息子が穴に落ちたが、そこに20年間ずっと探していた墓を発見して息子は父親とチームを呼び寄せる。
チームは石板を見つけて喜ぶが、現地人は、石板を動かせば世界が終ると不吉な警告をする。
そして時は現代のニューヨーク、夜間警備員のラリーと自然史博物館の展示物たちはプラネタリウムのお披露目パーティーを準備する。
展示物にはラリーそっくりなネアンデルタール人のラーが加わっていて、一方でアクメンラーから石板が錆のようなものがついていると報告がある。
とりあえず、今晩のプラネタリウムお披露目会の後にしようとラリーは言うが、アクメンラーが突如倒れそうになるのであった…
↓ ナイトミュージアムの感想は ↓
↓ ナイトミュージアム2の感想は ↓
個人的評価…9/10
映画.comナイトミュージアムエジプト王の秘密の作品情報より引用
(C)2014 Twentieth Century Fox Film Corporation
一文感想 ↓
日本人好みの笑いにラストは感動してしまった3作目にして最高の出来。
約100分と2時間もないながらも随所随所に過去作同様に笑い要素を散りばめていっている。
本作からラリーに似せて作られた蝋人形のネアンデルタール人のラーが参戦。
このラーとラリーの掛け合いが個人的には一番のツボなんですよね笑
ドリフのコントのような掛け合いは思わず笑ってしまう程。
他にも色々笑える部分があるので是非堪能あれ!
実は、アクション要素も過去作以上だった!
今作は、前作以上にアクション要素が強いんです。
ランスロットというアーサー王のために戦ったとされる騎士の参戦により剣術アクションが堪能できます。
ラストにはおおいに感動すること間違いなし!
自分は、最高に好きなラストでしたね。
100分と短いながらもアクション、笑い、感動要素と上手い具合に組み込んだなと思わざるおえなかったですね!
ロビンウィリアムズが好きという方、コメディ映画を観たいという方は特にオススメだ!
下記詳しい感想 ↓
笑いが日本人向けでとても楽しめる!
各キャラクターとの掛け合いも笑える要素がとても多い。
ジュデダイアとオクタヴィウスのコンビ芸などなど…今回はデクスターは大人しめなイメージでしたね笑
なんといってもラリーとラリーに似せて作られたネアンデルタール人のラーのコントが最高にツボ!
どこか懐かしい…ドリフのコントのような面白さがあるんですよね!
見てて笑ってしまうこと間違いなし!!
映画.comナイトミュージアムエジプト王の秘密の作品情報より引用
(C)2014 Twentieth Century Fox Film Corporation
現実を受け入れたくないランスロットにどこか同情してしまう…
ランスロットという アーサー王に仕えていた騎士がいるんですが、最初は自分を本物だと思い込んでいるんです。
ですが、どんどん色んなものを見ていくにつれて、現実を知っていきます…
何だろう、こう自分が作り物って分かってしまうのはどこか悲しいですよね…
なんだか感情移入してしまって、ランスロットに肩入れしてしまいますね。
ロビンウィリアムズの遺作だと知ると涙が…
今作が最後遺作となってしまうロビンウィリアムズ…
晩年はアルツハイマー型認知症に苦しんでいて、自殺してしまったという話を知ってしまうと終わりが近づくにつれて、あぁもう最後かぁと悲しい気持ちになってしまいますね…
恐らく意図してはいないんでしょうが、終盤のロビンウィリアムズの最後の言葉がどこか深く、重く感じてしまってしょうがないですね(´;ω;`)
余談、裏話…
映画.comナイトミュージアムエジプト王の秘密の作品情報より引用
(C)2014 Twentieth Century Fox Film Corporation
カメオ出演があり、アリスイヴ本人役で本人が。
ヒュージャックマンも本人役で出演しておりました。
ヒュージャックマンに至っては、映画内でウルヴァリンの真似をしていましたね笑
個人的にはテンション上がりました!!
結末~
錆びついた石板は、月の光に当てないと元の輝きを取り戻せない!全部さびてしまうと完全に石板の力が失われ、復旧不可に!?
冒頭の少年は、1作目で出てきた警備員のセシルフレデリックス!
ラリー一行とランスロットは、アクメンラーの両親と会い、事の真実を知る。
ラリーは、なんとか石板を月の明かりに当てようとするが、ランスロットに取られてしまう。
なんとランスロットは、この石板が聖杯じゃ!とか言い出し、アーサー王の元に戻ると言い始め、石板を持ったまま逃げ始めた。
ラリーたち自然史博物館組は、ランスロットから石板を取り戻すべく、追う。
だが、なかなか捕まらず、ラリーはなんと見つかったラーと共に部屋に閉じ込められる。
どうしようもなくなったラリーは、ラーに悩み相談していると、ラーが徐に何かを思いつく。
それは、頭突きでドアガラスを割り、脱出するというもの。
無事成功し、脱出。
ラーは、警備員を見張る指名を帯び、意気揚々と警備員を検問所に閉じ込め見張るのだが…警備員がラーに見つめられ、惚れてしまうのであった…
そのころラリーたちは、外へ逃げたランスロットを追いかける。
途中ヒュージャックマン主演の劇に飛び込み参加するランスロットだが、それはお芝居…どこにもアーサー王はいないと知るや錯乱しつつどこかへ行く。
ラリーも追いかけ、なんとかランスロットを追い詰める。
だが、もう時間はない…
自然史博物館のみんなは、ひん死状態で、ラリーがみんなを労い、もうだめかと思った矢先、ランスロットがその姿を見て、「自分の為ではなく仲間の為を思ってこの石板を求めていたのだな…」と言い、改心したのか、ラリーに石板を渡す。
ラリーはなんとか石板を月の光に当て、なんとかみんな助かったのであった。
その後、アクメンラーは、大英博物館に残るという選択肢を選び、自然史博物館のみんなは、今夜が最後となってしまう。
そんなラリーは、自然史博物館のみんなと一人一人に別れを告げ、みんなで帰宅。
そこで、最後にセオドアルーズベルトとしゃべる…
きみの役目は終えた
心を躍らせろ
最後は日の出だ
と言い残し、蝋人形へと戻っていったのだった…
3年後、ラリーは大学教授になっていた。
そんな中、大英博物館から石板が返されることになった。
自然史博物館の館長のマクフィー博士は、石板の事を半信半疑でいたが、夜になったとたん光だし、展示物の方から鳴き声やら色々聞こえてくる。
そこには動き出す展示物たち…それを微笑みながらみる館長であった…
外では、ラリーが遠くからどんちゃん騒ぎをしている自然史博物館を眺めるのであった…
ロビンウィリアムズの最後の言葉…
きみの役目は終えた
心を躍らせろ
最後は日の出だ
なんとも刺さりますね…(´;ω;`)