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感想評価)ネルソン・マンデラ解放の後押しとなった事件から着想を得た映画…Netflix映画シルバートン・シージ(感想)

 

    

ネルソン・マンデラ解放の後押しとなった事件から着想を得た映画…Netflix映画シルバートン・シージ(感想)

 

感想評価)ネルソン・マンデラ解放の後押しとなった事件から着想を得た映画…Netflix映画シルバートン・シージ(感想)

感想評価)ネルソン・マンデラ解放の後押しとなった事件から着想を得た映画…Netflix映画シルバートン・シージ(感想)

ネットフリックス公式サイトのシルバートン・シージの作品情報より引用

 (C)2022 Silverton Siege Netflix.All Rights Reserved

 

個人的には面白かったが、ちょっと歴史の勉強が必要なので、ハードルが高い映画。(南アフリカ映画)

面白い面白くない以前に差別についての勉強としてこの映画を見て欲しいと思った。

 

 

 

キャスト

ターボ・ラメッツィ

アーノルド・ヴォスルー

ノクソロ・ドラミニ

Stefan Erasmus

Elani Dekker

Shane Wellington

Michelle Mosalakae

Deon Coetzee

Justin Strydom

あらすじ~

自由のためにアパルトヘイトと戦う若者3人が、破壊工作を企てるも失敗。逃げ込んだ銀行に居合わせた人々を人質にして立てこもることに。実話に基づく物語。
 

ネットフリックス公式サイトのシルバートン・シージの作品紹介、解説欄より引用

 

原題、Silverton Siege

上映時間、101分

監督

マンドラ・デューブ

配給、ネットフリックス

 

 

ストーリー…6/10

キャスト…5/10

アクション迫力度…1/6 

 

 個人的評価…6/10

 

 

一文感想 ↓

人種差別が絡む銀行立て篭もり事件…まぁまぁな映画。

個人的には面白かったが、ちょっと歴史の勉強が必要なので、ハードルが高い映画。

 

主に1980年代の差別についてとネルソン・マンデラ南アフリカ大統領についてだ。

そこまで深く知らなくても楽しめる。

その辺は、違う項で詳しく説明している。

 

この映画をきっかけに差別について勉強してみるといい。

他にも有名な「グリーン・ブック」も差別について描かれている。

まぁ、舞台が違うがね。

 

映画の9割は、銀行立て篭もりだが、その中で差別や警察などのお国の汚いやり口が胸糞悪い。

銀行員などの黒人による当たり前に行われる差別や明らかに黒人に対して、平等ではない警察の対応は、酷すぎる。

現在でも警官が黒人に対して、酷いことをしてデモが起こっているのだから、この問題の根深さは、計り知れない…

 

面白い以前に勉強として観る映画というべきかな。

 

最後に妊婦さんは、身体を労ってほしいと心から思った…

 

特徴)

  • ちょっと歴史を勉強しなければ分からない。
  • 立て篭もりがメインの映画。

 

ちょっと歴史を勉強しなければ分からない。

映画は反アパルトヘイト運動が激しくなった時代。

アパルトヘイト運動の首謀者として終身刑で服役していたネルソン・マンデラ氏(後の南アフリカ大統領)を解放するのが主人公たちの目的。

立て篭もりがメインの映画。

単純な銀行立て篭もり事件だが、話の全貌にはネルソン・マンデラ氏の解放要求と人種差別という深い闇が隠れている。

 

映画を観たいという方は特にオススメだ!

 

 

 

他の人のレビューだと…

フィルマークス 

映画.com 

レビューが溜まり次第更新していきます。

 

 

高評価の意見としては…

 

低評価の意見としては…

 

 

 

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下記詳しい感想 ↓          

ちょっと歴史を勉強しなければ分からない。

必要な知識と言えば…

 

1980年代前後の人種差別について。

ネルソン・マンデラ氏について。

 

の2つだ。

1960年代頃から白人専用など主に黒人に対する人種差別が横行。

その後、反アパルトヘイト運動をネルソン氏などが行った。

1980年代は、反アパルトヘイト運動が一番激しい年代なんだ。

 

映画内でも黒人男性が銀行で並んでいる際、白人従業員に「ここは、白人専用だ」とか言われているシーンがある。

これは、こういった差別があったから。

 

因みに1990年代前半あたりに完全に差別が撤廃された。

 

ネルソン・マンデラ氏は、8代目の南アフリカ大統領。

1980年代では、反アパルトヘイト運動の首謀者として終身刑で服役している最中。

映画の主人公たちは、そのネルソン・マンデラ解放が目的の人たちだ。

ネルソン・マンデラ氏は、もっと色んな偉業を成し遂げたんだが、その辺も今回の映画では出てこないので、書かないぞ。

 

政治や色んな生活の中にこういった差別があったのだが、今回映画を見るにあたって、必要最小限の歴史を紹介したぞ。

 

まとめると、映画は反アパルトヘイト運動が激しくなった時代。

アパルトヘイト運動の首謀者として終身刑で服役していたネルソン・マンデラ氏(後の南アフリカ大統領)を解放するのが主人公たちの目的。

 

 

立て篭もりがメインの映画。

映画の9割方は、銀行での立て篭もりだ。

冒頭の何かの作戦失敗後からすぐに銀行に逃げ込む。

 

立て篭もり中には、警官たちの嘘や密告者など色んな胸糞悪い出来事てんこ盛り。

警察たちの「絶対に逃さない」って意識だけは、ひしひしと伝わってくる。

 

実際、この主人公たちが何をやって追われているのかは不透明。

恐らく、テロっぽいことを企てていたのだろうけど、それを裏付ける証拠がないので、想像。

元々実際にあった事件から「着想を得て」作られたようだ。

 

「着想を得て」なので、実話なのかと言われたら、微妙なところ。

一部実話だってくらいだ。

 

立て篭もり中にも黒人による差別シーンがチラチラと目につく…

差別撤廃が元なだけあって、観ていて不快感がある。

だが、あれが当時の当たり前だと思うと、狂ってる世の中やと思わざる負えない。

 

単純な銀行立て篭もり事件だが、話の全貌にはネルソン・マンデラ氏の解放要求と人種差別という深い闇が隠れている。