女性差別に立ち向かう女性警官の物語…Netflix映画ソニ/SONI(感想、結末)
Netflix公式サイトのソニ/SONIの作品情報より引用
キャスト
ギーティカ・ヴィディヤ・オーリアン
サローニ・バトラ
モヒンデル・グジラル
モヒット・チョウハン
ヴィカス・シュクラ
あらすじ~
大都会デリーで警察官として働く主人公のソニは、強姦の囮捜査をしていた。
ソニは、とある男性に声をかけられるも無視していき、手を出されるのを待っている手はずだが、手を出された瞬間、ソニが激怒し、相手の肋骨などを骨折させる重症を負わせてしまう。
それに対し、こっぴどく叱責する上司カルパナ。
だが、彼女も女性の警官として、ソニの正義感を高く評価していたのだった…
ストーリー…3/10
キャスト…4/10
個人的評価…4/10
一文感想 ↓
謎エンドに女性差別を訴え続ける映画…つまらない映画。
インドを舞台にした映画で、女性差別と闘う女性の物語。
見所という見所はないと思う。
この映画で言いたいことは、この2つほどあり、1つ目が…
インドの女性差別の実態をさらけ出しているということ。
レ〇プや強盗など日常茶飯事みたいな描き方をしており、映画内で明らかに女性の立場が弱いような演出…いわば差別的な演出が見え隠れする。
そして2つ目が…
お偉い方の権力の乱用に周りがそれを当然だと思っている事実
ソニとカルパナの家族は、警官の立場を利用せよというような発言があり、正直驚きだ。
向こうの常識なのだろうか?観ていて様々な価値観があるのだなと感じてしまった。
なかなか観ない中途半端なエンド
この終わり方はどうとらえればいいのだろうか…
ハッピーエンドでもバットエンドでもない謎なエンドで終わった…
インド映画の女性差別を描いた作品を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 2.9
映画.com なし
評価は低い。
フィルマークスには、いくつかレビューがあったが、映画.comには項目すらなかった。
個人的には、映画という感じはしなかったドキュメンタリーに近い感じだろうか…
高評価の意見として
女性差別に立ち向かう女性を応援したくなるなどの意見だ
低評価の意見として
淡々と物語が進んでいて、抑揚が無さすぎる、雑過ぎる取り調べが気になるという意見が多かった。
下記詳しい感想 ↓
インドの女性差別の実態をさらけ出す映画
実際にインドには行った事もないし、すんだこともないのでどういう状況かは分からない。
ただ、パットマンという女性の生理の日に使う道具をインドで広めた男性の物語映画を観た事があり、それでインドの貧しさなどを実感した覚えがあるくらいだ。
この映画では、警官目線で描かれていて、レ〇プや強盗など日常茶飯事みたいな描き方をしており、映画内で明らかに女性の立場が弱いような演出…いわば差別的な演出が見え隠れする。
女性に勧めるには勇気がいる作品なので、もしこの作品を観ようとしている女性の方がいたら、上記のことを考慮しないといけない。
正直あまり進める気になれない。
お偉い方の権力の乱用に周りが当然だと思っている
ソニとカルパナの家族は、警官の立場を利用せよというような発言があり、正直驚きだ。
確かに、カルパナが異常に部下をこき使いまくっている。
なんならソニの家のガスの配達をやらせているくらいだ笑
それは、学生が給食のパンを買いに行かせるいじめっ子生徒と何ら変わらない気ががするのだが…
女性の差別や権力の行使に疑問を抱いてる風で愚痴を言っているシーンもあり、不満を持っているのだが、女性警官としての地位を利用しているのも事実であり、なんとも矛盾を感じてしまったのは自分だけであろうか…
向こうの常識なのだろうか?観ていて様々な価値観があるのだなと感じてしまった。
なかなか観ない中途半端なエンド
この終わり方はどうとらえればいいのだろうか…
ハッピーエンドでもバットエンドでもない謎なエンドで終わった…
観ていて…あれ?終わっちゃった!?って感じで終わってしまったのだから、とても釈然としない感じだ。
ただ気になることは、滅茶苦茶主人公のソニが暴行してるのに…(過剰防衛)特にクビにはならないということ。
やはり、上司のカルパナの力なのだろうか…
結末~
登場人物と簡単な説明
ソニ(主人公)
カルパナ(ソニの上司)
ソニがコールセンターに送られ、カルパナも警察署で普通に仕事をする
ソニがお偉い方の息子を容赦なく叩きのめしてしまったがために警察の緊急コールセンターに飛ばされる。
その間もカルパナは、ソニの元へ足を運び、友人としてずっと接してきていた。
カルパナが姪が生理の日にたちの悪い悪戯(机にあれの日に使ってというメモを残され、周りに知れ渡る。周りの生徒クスクス笑う)をして、全員撃ち殺したいと言い始めたことをソニに相談し始める。
最後は、カルパナが普通に警察官として仕事をし、ソニが警察の緊急コールセンターで働く姿を映し終わった。