人を操れるのは、格別だ…Netflix映画スパイダーヘッド(感想)
ネットフリックス公式サイトのスパイダーヘッドの作品情報より引用
(C)2022 Spiderhead Netflix.All Rights Reserved
犯罪者を隔離して投薬実験をさせている特別刑務所(スパイダーヘッド)の話。
人に言うことを聞かせたり、感情をコントロールする薬って設定、その薬を打たれたことのある人に打たせるかどうかの選択を迫る面白さがある。
が、アクション一切ないので、クリヘムファンは、ちょっと残念かも??
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キャスト
ジャーニー・スモレット
マーク・パギオ
テス・ハウブリック
アンジー・ミリケン
スティーヴン・トングン
あらすじ~
最新鋭の機能を備えた刑務所で、被験者として感情を操作する薬を投与される囚人たち。だがそのうちの1人が、治験を実施している人物の目的に疑問を持ち始める。
ジョージ・ソーンダーズの小説を「デッドプール」の脚本家が映像化。クリス・ヘムズワースとマイルズ・テラー出演のSFサスペンス。
ネットフリックス公式サイトのスパイダーヘッドの作品紹介、解説欄より引用
短編「スパイダーヘッドからの脱出」に基づくようだ。
ストーリー…6/10
キャスト…5/10
個人的評価…6/10
一文感想 ↓
設定などがB級っぽさを感じるが…まぁまぁな映画
基本特別な刑務所内での出来事で、お金はあまりかかってない。
それと色んな設定が語られてないのもちょっと気になった。
「感情などをコントロールする薬の投薬実験する刑務所の話」ってだけで、そのお金の調達方法や薬の製造過程、囚人の調達方法など色んなところが不透明。
そもそも腰に装置を付けるのも気になる。
飲み薬でいいのでは??
内容もありきたりなオチと意図をぶら下げ、アクションも一切ないので、個人的には拍子抜けしてしまった…
人に言うことを聞かせたり、感情をコントロールする薬って設定、その薬を打たれたことのある人に打たせるかどうかの選択を迫る面白さがある。
まともそうな囚人の理性を試す感じは良かったね。
特徴)
- 人を操る薬の話。
- 物語自体の緩急はないので、飽きてしまう。
人を操る薬の話。
前半部分の色んな感情など一部の命令を効かせる薬の怪しき実験刑務所設定と今後の展開の期待値(ワクワク感)がピークだったね。
物語自体の緩急はないので、飽きてしまう。
アクションも一切なく、淡々と実験と個人の感情を揺さぶる静かな映画なので、飽きてしまう人がいるだろう。
映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス
映画.com
レビューが溜まり次第更新していきます。
高評価の意見としては…
低評価の意見としては…
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下記詳しい感想 ↓
人を操る薬の話。
犯罪者を隔離して投薬実験をさせている特別刑務所(スパイダーヘッド)の話。
薬は、感情をコントロールしたり、一部命令をきかせたりすることができる。
この映画のミソは、クリス・ヘムズワース演じる研究者の色んな行動だ。
投薬して命令させた実験結果をメモしたり、たまに第三者に選択させて、反応をみたりと前半は、どういうことなのか??想像して楽しめる。
この部分は、前半部分の良いところ。
後半は、すぐに実験の趣旨が見えていて、脱走&阻止する計画を立てる。
個人的には、この辺かなり手抜きでは?と思ってしまう。
実験を阻止する計画が雑だし、クライマックスの脱走シーンもパッとしなかった。
前半部分の色んな感情など一部の命令を効かせる薬の怪しき実験刑務所設定と今後の展開の期待値(ワクワク感)がピークだったね。
物語自体の緩急はないので、飽きてしまう。
中にいる囚人の罪の内容や実験の全貌など印象にはあまり残らなかった。
ありきたりってやつだ。
アクションも一切なく、淡々と実験と個人の感情を揺さぶる静かな映画。
クリヘムだから、ガッツリアクションするんかなと期待する人にとっては残念だろう。
色んな感情、命令をきかせる薬の倫理性を問う裏テーマは、個人的に面白かった。
特にその点を感じさせられたのは、第三者の囚人にどちらに恐怖を与える薬を打つか。
トロッコ問題っぽい悩ましい選択な上、自分も打たれたことある経験者なので、その辛さが分かる。
見ながら、「もし、自分がこの立場なら…」って思いながら、楽しめたね。
細かな設定は、ない。
薬の製造方法やどういうコネで囚人を連れてきたのか、特別刑務所を作ったお金の出所などだ。
設定好きの人は、受け付けないだろうね。