不気味な死体×密室の遺体安置所=最高に怖い…ジェーン・ドウの解剖(感想、結末)
映画.comジェーン・ドウの解剖の作品情報より引用
(C)2016 Autopsy Distribution, LLC. All Rights Reserved
表紙で分かる美人さんの死体。
ちょっとこの女優さん美人やんとか言って、観たらめっちゃ怖かった。
死体を解剖しようとすると何故か起こる怪奇現象、地下の遺体安置所が舞台という不気味さも相まって、いいホラー感を出していた。
90分と短いながらも濃密なホラーを体験できるこのジェーン・ドウの解剖の感想をどうぞ。
90分ホラー映画記事はこちら)
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キャスト
オフィリア・ラヴィボンド
オルウェン・ケリー
あらすじ~
バージニア州の田舎町で息子のオースティンとともに遺体安置所と火葬場を経営するベテラン検死官トミー。
ある夜、保安官から入った緊急の検死依頼は、一家3人が惨殺された家屋の地下から裸で発見された身元不明女性、通称「ジェーン・ドウ」の検死だった。
解剖を進めていく中で、遺体に隠されたある事実が判明し、閉ざされた遺体安置所にさまざまな怪奇現象が発生する。
映画.comのジェーン・ドウの解剖の作品紹介、解説欄より引用
解説
遺体安置所を舞台に身元不明女性遺体の検死から、さまざまな怪現象が巻き起こる恐怖を、リアルな解剖シーンの描写を交えて描いたホラー作品。
監督は「トロールハンター」を手がけたノルウェー人監督アンドレ・ウーブレダル。
映画.comのジェーン・ドウの解剖の作品紹介、解説欄より引用
原題、The Autopsy of Jane Doe
上映時間、86分
監督
アンドレ・ウーヴレダル
脚本
イアン・ゴールドバーグ
リチャード・ナイン
製作
フレッド・バーガー
エリック・ガルシア
ベン・ピュー
ロリー・エイトキン
製作総指揮
スチュアート・フォード
マット・ジャクソン
スティーヴン・スクイランテ
配給
アメリカ IFC Midnight
日本 松竹メディア事業部
ストーリー…7/10
キャスト…5/10
怖さランク…4/6
個人的評価…8/10
映画.comジェーン・ドウの解剖の作品情報より引用
(C)2016 Autopsy Distribution, LLC. All Rights Reserved
一文感想 ↓
90分無駄の無い怖がらせる感じは最高だぜ…面白い映画。
まずは一言、 怖くて面白かった。
前半20分程主人公の家族と彼女の感じを表現してから、本番のホラーパートにすぐに突入。
それは、見物不明遺体(ジェーンドウ)が運ばれてきてからだ。
そこからの徐々に怖さが増してくる感じは、マジでよかったね。
人って明るいところとかよりも密室の薄暗い…しかも遺体安置所っていう一番不気味な場所での怪奇現象は、数倍不気味に感じるんだな。
そう感じたよ。
この設定は、いい方向に転んだというべきかな。
注意)解剖医の話で、死体の解剖シーンがたくさんでてきます。
ネコ好きも注意した方がいいシーンもあります。
グロが苦手な人…体が切り刻まれるシーン、あばらを折るシーン、頭を開けて脳みそを取り出すシーンなどが苦手な人は、見ない方がいいです。
謎の死体(ジェーンドウ)、解剖に関わる密室ホラーの設定は新しい。
とある自殺現場から出てきた不可解な死体とそれを解剖する者に降りかかる怪奇現象は、新しい.
不気味すぎる死体と地下の解剖室の密室ホラーは、いい雰囲気を醸し出しているぞ。
90分の濃密なホラーは良かったが、オチは意外と普通な感じ。
前半の出てきそうで出てこない感じのホラー。
中盤から終盤にかけて本気出してくるジェーンドウさんと90分濃密なホラーが体験できる…控えめに言って最高だぜ。
死体役のオルウェン・ケリーさんについて
終始胸がはだけた状態で生きてる感じがしないのが特に凄い。
ドウェイン・ジョンソンの映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 3.5
映画.com 3.5
一番多かったのは、死体役がめっちゃ綺麗&スタイル良いってところ。
やっぱりみんな思うよね笑
他には、設定部分で色々気になっている人が多いようで、めっちゃ怖いという人と程よい怖さという人の半々みたいです。
高評価の意見としては…
めっちゃスタイル良い死体、
低評価の意見としては…
所々ツッコミどころがある
下記詳しい感想 ↓
映画.comジェーン・ドウの解剖の作品情報より引用
(C)2016 Autopsy Distribution, LLC. All Rights Reserved
謎の死体(ジェーンドウ)、解剖に関わる密室ホラーの設定は新しい。
とある自殺現場から出てきた不可解な死体とそれを解剖する者に降りかかる怪奇現象は、新しいよね。
冒頭から不気味さが出てきている。
自殺現場には、一見強盗に入られたのでは?と思われる感じだが、警官が「誰かから逃げるように自殺している」と言っている。
それで、見物不明の死体…ジェーン・ドウが発見される。
どうやら、見物不明=ジェーン・ドウみたいですね。
ちょっと賢くなった笑
しょっぱなから不気味さ全開。
ホラーの舞台は、家族経営でやっている遺体安置所と火葬場の経営者トミーとその息子オースティン。
場所は地下で何処か薄暗く、他の死体もある不気味な場所。
その密室的…閉所恐怖症には地獄な舞台と不自然なくらい綺麗な死体で巻き起こる不可解な現象がマジで怖かった。
90分の濃密なホラーは良かったが、オチは意外と普通な感じ。
前半の出てきそうで出てこない感じのホラー。
中盤から終盤にかけて本気出してくるジェーンドウさんと90分濃密なホラーが体験できる。
この映画、完全に当りやなって思ったね。
オースティンが何やら異変に気付き始める感じとか徐々に不可解な現象が起こってくる感じとか見ているこっちがドキドキしてしまう。
ホラー映画あるあるのあの隙間から覗くシーンは、マジで怖いね。
90分間にいくつかありました。
結構オススメのホラーポイントですね。
因みにこれは、自殺や殺人などで殺された人を解剖する解剖医の人達が主人公。
なので、人体を切り刻む描写や内臓を取り出す感じ。
あばらをへし折る音など結構グロいです。
流石R-15だけあるなぁと思う。
そういう死体でも人の体を切り刻む描写や脳みそや内臓、体の中身がリアルに映し出されるグロさが苦手な人は、見ない方が良いぞ。
結構そういう描写が多いので…
意外とオチは、普通な感じ。
途中の良く分からない恐怖は良かったが、相手の正体がつかめてからの怖さは、前半の怖さと比べて多少劣ってしまった。
まぁ、オチは普通でも十分だと思ってる。
ホラー映画は、怖いかどうかが一番だと思ってるしね。
なので…結構高い評価にしました。
死体役のオルウェン・ケリーさんについて
ジェーンドウのオルウェンケリーは、まさに素っ裸の死体役を演じきった。
終始胸がはだけた状態で生きてる感じがしないのが特に凄い。
それは、普通呼吸とかしたら胸が動くけどそういうのが気にならなかった。
まぁ、カットの作りとかも関わってきているのかもしれないが、見事な死体役であったね。
さすがに切り刻まれ初めてからは、人形を使ったりしているが、それでもその移り変わりが全く分からないのは、凄い。
個人的に隙っ歯がめっちゃ気になっちゃったが、美人さんの裸を見られてる …
オルウェンケリーさんの身事な死体演技が観られるぞ。
ネタバレ感想
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ジェーンドウが何百年前の魔女って事実は、驚き
何百年もああやって生きてるのかな…って思うと、マジで可哀そうだなって思っちゃう。
そこから、自分の受けた苦しみを与えてるとかめっちゃ根暗やん。
なんてことを観ながら思っていた。
そうそう、このジューンドウ役と言ったらいいのかな。
オルウェンケリーさん、街で見かけたら、「死体の人だ!」とか「魔女だ!!」とか言われて困ってたらりしそうだよね笑
まぁ、「魔女だ!!」は遠回しに酷いネタバレだから、言うんじゃねぇよって思うけどね。
意外にありそうだなぁって観終わったあと、しみじみ思う菊飛であった。
結末~
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登場人物と簡単な説明
オースティン(主人公)
トミー(オースティンの父で代々受け継いできた遺体安置所と火葬場の経営者)
ジェーンドウ(身元不明の遺体で、1600年代の魔女)
ジェーンドウは、魔女だった。
夜中に運ばれてきたジェーンドウ(身元不明の遺体)を解剖するも不可解な現象と謎が多いことが分かっていく。
その怪奇現象は、ジェーンドウが原因だと判明した。
ネコのスタンリーが何かに襲われて死んでしまい、オースティンの彼女もトミーが幻覚を見て、斧で切り殺してしまった。
トミーもジェーンドウに語りかけ、息子には手を出すな、君を助けたいと言うと、ジェーンドウの傷が回復する代わりにトミーが傷ついていった。
オースティンはひとり残されて、そこから出ようとしたとき、死んだはずの父が目の前に現れ、ビックリして転落し死亡。
その後、傷一つない死体となったジェーンドウと3人の死体があり、警察がジェーンドウを州外の大学に運べと指示する。