夢を追う若者のリアル…Netflix映画夢追い人(感想)
ネットフリックス公式サイトの夢追い人の作品情報より引用
(C)2021 The Disciple Netflix.All Rights Reserved
インドの古典音楽を追い求める青年の物語。
映画内でしきりに流される古典音楽は、観終わった後も頭の中で鳴り響く。
独特な音楽と色んな生々しさが表現されているインド映画の中でも印象深い作品。
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キャスト
アディティア・モダック
アルン・ドラヴィド
スミットラー・バーヴェー
ディーピカ・ビデ・バグワット
キラン・ヤドンヨパヴィット
アビシェク・カレ
ニーラ・ケドカル
マカランド・ムクンド
クリスティ・バネルジー
プラサード・ヴァナルセ
あらすじ~
大きな犠牲、わき上がる疑念、そして終わらない鍛錬の道。青年の夢は古典音楽をきわめること。だが人は、果てしなく遠い夢をいつまで追い続けられるのか。
ネットフリックス公式サイトの夢追い人の作品紹介、解説欄より引用
原題、The Disciple
上映時間、128分
監督
チャイタニヤタムハネ
配給、ネットフリックス
ストーリー…6/10
キャスト…5/10
個人的評価…6/10
一文感想 ↓
色んな意味で生々しい…まぁまぁな映画。
映画を観て、一番思った事は生々しいなってこと。
- 性処理や批判コメ書きシーン
- ラストシーン
稽古やら自主トレなどやっている反面、性処理や若者向けの流行の音楽を観て、コメントをみたり、古典音楽を批判している人に食って掛かってりしている。
かなり人間臭くて生々しい。
ラストシーン。
これはネタバレ感想にも書いているが…生々しい。
きれいごとでは片づけれない部分もあるよねって部分のたくさんある。
個人的にはこの部分は、この映画の魅力だと思う。
だが…
古典音楽の説明があまりにもないので、良く分からない事が多い。
そのせいで、古典音楽を追う男性のリアルというイメージしかなく、インドの古典音楽があんまり入ってこなかったのが残念だった。
映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス
映画.com
レビューが溜まり次第更新していきます。
高評価の意見としては…
低評価の意見としては…
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下記詳しい感想 ↓
どんな映画?)インドの古典音楽を追い求める男性の物語。
有名な師匠の元で日々訓練をしている主人公。
インドでは、流行りの音楽ばかりとりだたされていて、古典音楽の人気がだだ下がり状態。
そんな状態を良しとしていない主人公は、古典音楽を特訓しながら、日々葛藤していく。
インドの古典音楽の特訓シーンと心構えや練習風景など古典音楽について描かれている。
ちょくちょく分からないことが多いのが難点。
その他に夢を追う若者色んな葛藤も描かれている。
インドの古典音楽を続ける少年の葛藤。
時代とともに音楽が若者向けとなっていっている。
インドもその波が訪れているみたいで、インドでは 流行の音楽がもてはやされていた。
映画内でも最新の音楽を買い求める人ばかりで、古典音楽は要らないかな~みたいなシーンがあった。
世知辛いね。
なかなか食っていくのが難しい古典音楽を志す男性が古典音楽にかける信念をもって、やっていく様は、心打たれる。
日々古典音楽の練習をして、師匠のお世話や稽古などなど…
なんだが、日本の落語とか歌舞伎とかの世界を思い浮かべる。
誰でも続けられるようなことではないので、凄い観ていて応援したくなるぞ。
なかなか生々しい描写もある。
映画の中には、若者の生活が生々しく描かれていたりする。
性的欲求を解消するシーンだったり、話題の音楽に対して批判的なコメントをしてみたりと人間臭い部分がやんわりある。
心が綺麗な青年が真面目に夢に向かって志す感じではなく、どこか醜い部分もある。
きれいごとだけじゃないってところは、なんだか評価できるポイントだ。
専門用語多すぎて分からない問題。
インドの古典音楽なんだが、かなり専門用語が多い。
主に人物やらインドの古典音楽に関する偉人の名前が多いんだ。
凄い人なんだろうけど、分からな過ぎて、観ていてはてなマークばかりがついてしまう。
そのせいで、「夢を追う男性の物語で、人間臭さも表現されている作品」だけが強い印象を受けてしまう。
その夢を追っているものについては、良く分からないことだらけなので、いまいち印象に残りづらい。
分かった事と言えば、凄い宗教染みているということ。
人に披露するためじゃなくて、師匠にお礼をこめて披露することだったり、人に評価されるよりも自分にとって良い音楽が奏でていればいいんだよ的なこと。
お、凄い良い事いってんじゃん!とは思うが、それ以外はピンとこない。
もうちょっと優しく説明していただければなぁと思ったね、
ネタバレ感想
下記の[表示]内に隠しております。
最後は、師匠死んだ?色んな音声を売って成功した。
ちょっとオチ部分がよく分からなかったが、恐らくこんな感じの解釈で良いと思われる。
師匠が意識が飛ぶことが多くなり、もう死が近づいているんじゃないかと思わせるシーン。
そのシーンを最後に師匠が出てこなくなる。
その後、主人公は、寄付等していたテープを公表し、公式サイトで売り始める。
子供と一緒に電車で平和に暮らしている。
最後は、電車の中で誰かが古典音楽?のような音楽を流して終わる。
最後は、こころざしを捨てて、お金を取ってしまったエンド。
結構生々しいね。