インドネシア産アナベルシリーズ…ザ・ドール(感想)
(C)2016 Hitmaker Studios.All Rights Reserved
インドネシア産の人形ホラー。
人形ホラーと言えば、アナベルシリーズを思い浮かべる人も多いだろう。
はい、アナベルシリーズにソックリです。
内容が滅茶苦茶ソックリで…そのせいであんまり映画自体は楽しめませんでした…
でも、それなりに怖かったので、そういう点では楽しめたのかな??
キャスト
シャンディ・アウリア
デニー・スマルゴ
サラ・ウィジャヤント
フィッタ・マリアナ・バラザ
デミアン・アディティア
ファイザ・マヌール
ハンス・グナワン
アスラム・アバド
アネット・エドアルダ
ウェンティ・マメンダ
あらすじ~
男が妻に人形をあげた日を境にして起こる、数々の怪奇現象。この人形は、無残にも殺された少女が大切にしていたものだった...。「ザ・ドール」シリーズの第1作目。
映画.comのザ・ドールの作品紹介、解説欄より引用
原題、The Doll
上映時間、106分
監督
ロッキーソラヤ
脚本
リヒアムジュニアンティ
製作
ラーム・ソラヤ
ロッキーソラヤ
配給、Hitmaker Studios
ストーリー…6/10
キャスト…5/10
怖さランク…2/6
個人的評価…6/10
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一文感想 ↓
アナベルシリーズと酷似してるぞ…まぁまぁな映画。
期待しすぎたせいもあるが、正直怖くなかった。
アナベルシリーズと似ているし、演出がアナベルの劣化版というイメージなんだ。
それでも、それなりに怖いシーンはあったにはあったが、そこまで怖い!!と感じるまでには至らなかった。
因みに音楽は、それなりに雰囲気があって良かった。
ちょっとした疑問がある。
インドネシアの豪邸ってマジ豪華だなって。
お家も広いし、デッカイ結婚した時の写真あるし…
リビングにテーブルいっぱいあるし…
それと…主人公の車が日本車!
トヨタっぽかったなぁ…
とどうでもいい疑問でした笑
アナベルシリーズと似ている点
観ていて思ったのが…「これアナベルやんw」
逆にアナベルシリーズと違う点を探す方が難しいぞ。
アナベルシリーズが怖くて観れないって人は、まずこっちから…
もしアナベルシリーズや死霊館シリーズが怖そうで観る勇気が出ないって人がいたら、まずこの映画を観てみてみるのがいいぞ。
ホラー演出は良いんだよなぁ…
逆に言えば、アナベルシリーズを観たことない人にとってはそれなりに怖い作品となっているかもしれない。
人形系のホラー映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 2.7
映画.com なし
結構みんな酷評していて、演技が明るくて怖くないとか霊媒師が物理とか…
そもそもの内容に同情の余地がなかったりと…
唯一死んだ人が可哀そうって意見もあった。
その他映画雑記記事はいかが??)
「スケアリーストーリーズ 怖い本」の原作本が怖すぎると話題に… - 菊飛movie
徹底解説)アナベル死霊博物館に出てきた呪われた品々・道具を紹介 - 菊飛movie
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下記詳しい感想 ↓
アナベルシリーズと似ている点
観ていて思ったのが…「これアナベルやんw」
似ている点)
- 人形に悪霊が憑りつく。(悪魔系)
- 人形から追い払うの不可能。
- 凄そうな霊媒師がいる。(似ている点多数)
- 人への憑りつき方。
はい、かなり似ています。
人形に悪霊が憑りついている感じは、まぁいいでしょう。
そういう話は、結構あるし。
人形から追い払えないのも…まぁ、良くあることなんじゃないでしょうか…
次の霊媒師ね。
ウォーレン夫妻やんってなるんだよ。
まずは、観た感じ凄そうな霊媒師なんだよね。
大きな屋敷に色々とお祓いとかしている。
そして…呪われた品々を保管している。
おや?かなり似ているぞ…
だが、違う点もしっかりあるんだ。
それは、夫が死んでしまっていること。
しかも、それがお祓いに失敗して夫を失ったって設定。
ここだけは違う。
因みに一人娘がいて、其の点もそっくり。
最後に人への憑りつき方。
もう、一緒。
演出も全て一緒なんだよね。
憑りつかれた人の感じもソックリなんだ。
実はストーリーの流れでもソックリな点が多数ある。
霊媒師の人の娘にちょっかい出してしまったり、外野(メインターゲット以外の人)に攻撃したり…
途中の流れもそうだが、オチもソックリなのはちょっとなぁ…ってなった。
逆にアナベルシリーズと違う点を探す方が難しいぞ。
アナベルシリーズが怖くて観れないって人は、まずこっちから…
個人的にはあんまり怖くないこのザ・ドールという映画。
その理由の一つとして、アナベル人形シリーズと酷似しているからってのもあるけど、他にも理由がある。
理由)
- あれ?ってなるシーンがある。
- 演出がアナベルシリーズの劣化版と感じてしまう。
とこの2つ。
あれ?となるシーンが意外と問題で、クライマックスシーンでとある人がめった刺しにされるんだけど、終盤なんか痛そうなそぶりあんまり見せずに元気に動き回っちゃってる。
「おいおい、お前さっき10か所近くは刺されてたよな?」
自分が冷静すぎるのか何なのか…この部分のせいで興ざめしてしまった。
もう一つがアナベルシリーズの劣化版。
演出自体は、良い感じなんだよ?でも死霊館シリーズで目を慣らしてしまっている人にとっては、ちょっと演出が怖いと感じにくいと感じた。
自分は、いち死霊館シリーズファンで全シリーズ数回は観ている。
どうしても見比べてしまって…怖くないなって感じてしまった。
もしアナベルシリーズや死霊館シリーズが怖そうで観る勇気が出ないって人がいたら、まずこの映画を観てみて…
「あれ?意外と怖くないぞ!」
そう感じたら、アナベルシリーズに挑戦してみるのがオススメですね。
ホラー演出は良いんだよなぁ…
この前の項でアナベルシリーズの劣化版と書いたが、ホラーの演出自体悪いわけじゃないんだ。
それなりに怖いし、意外と見ごたえのあるものになっている。
じゃあ、なんでそんなに怖くないって感じた??
そりゃ、展開や演出がアナベルシリーズに似ているから。
次こうなるな…って分かっていたら、身構えることだってできるだろう?
そう、似ているが故の落とし穴…
身構えて、やっぱりそう来たかと怖がることなく過ぎてしまった。
逆に言えば、アナベルシリーズを観たことない人にとってはそれなりに怖い作品となっているかもしれない。
そういう人は、より怖く感じ、楽しむことが出来ると思うぞ。
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ネタバレ感想
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アナベルと違う点と言ったら、襲われたターゲットが元凶ってこと
襲われたターゲットの夫婦の男性。
実は、ドールの人形の持ち主を殺した仲間(強盗犯)だった。
言うなれば、自業自得だよね笑
結末は、その男性が片手を海外にはよくあるミキサーに突っ込まれ、なくなり、憑りつかれて、自殺に持ち込んだ。
無事、復讐成功ってわけだ。
ホラー映画なのにちょっとスッキリしてしまう謎展開だ笑