考えるな!感じろ!!…Netflix映画The Hand of God(感想)
ネットフリックス公式サイトのThe Hand of Godの作品情報より引用
(C)2021 The Hand of God Netflix.All Rights Reserved
パオロ監督の青年時代の自叙伝で、人生の転機を色んな人の運命的な出会いも絡めて、成長する映画。
内容やレイアウト、景色と感じる部分に重点を置いている作品。
パウロ監督のことをどれだけ知っているか価値観が近いのかで、この作品の評価が天と地の差となる。
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キャスト
フィリッポ・スコッティ
トニ・セルヴィッロ
テレーザ・サポナンジェロ
マーロン・ジュベール
ルイーザ・ラニエリ
レナート・カルペンティエリ
マッシミリアーノ・ガッロ
ベッティ・ペドラッツィ
エンツォ・デカーロ
ソフィア・ゲルシェヴィチ
リノ・ムゼーラ
ビアージョ・マンナ
あらすじ~
1980年代のナポリ。サッカーを愛する少年ファビエットが、家族を襲った突然の悲劇を経て、映画監督として生きる不確かだが希望に満ちた未来に向かって歩み出す。
ネットフリックス公式サイトのThe Hand of Godの作品紹介、解説欄より引用
ストーリー…6/10
キャスト…5/10
個人的評価…6/10
一文感想 ↓
ビビッとくるものはあまり無かった…まぁまぁな映画
パオロ監督の青年時代の自叙伝で、人生の転機を色んな人の運命的な出会いも絡めて、成長する映画。
この映画を観るにあたって、2つ注意点みたいなものがある。
- パウロ監督について予習しよう。
- 考えるな!感じろ!!
パウロ監督の映画を観てみるといい。
言葉で理解するより、「こういう映画を撮るのだな」など映画を見て、パウロ監督を感じ取るといい。
そして、この映画は、深く考えるな。
素直に感じ取ることが重要。
景色やレイアウト、主人公と出会う人々のメッセージなど色んな視点で感じ取ることが重要視されている。
ビビッとくることができなかったと書いているが、その理由は、内容やメッセージをあまり感じ取れなかった。
家族構成や色んなイベントで、考えてしまい、余計な雑念が入ってしまったからだろうね。
因みにナポリの景色は綺麗だなって感じ取れたし、レイアウト的な綺麗さも感じ取れた。
特に何気ないカットもレイアウト的な美しさを追求していて、面白かったね。
個人的に思うのが、パウロ監督のファンかどうかで評価が天と地の差になるということ。
この監督のファンならば、自ら執筆し監督した監督の青年期…言わば今までの映画を撮る原点と言っていい作品。
そりゃ、ファンは感動するわな。
逆にファンでないもしくは、この監督を知らない人が見ると、波乱万丈な青年の話で、ナポリの景色綺麗やなって思う程度だろう。
この映画を最大限楽しむには、パウロ監督をしっかりと感じることが重要。
特徴)
- パオロ監督の自伝的物語ってことを知らないと意味不明。
- 「パオロ監督の話」だから高評価なのではないか?
- 色々と理解が追いつかない…感じろってことか!
- 景色やカットの美しさは感じとれた。
パオロ監督の自伝的物語ってことを知らないと意味不明。
パオロ・ソレンティーノ監督のファンかどうかでこの作品が面白いかどうかの温度差が左右される作品だ。
色々と理解が追いつかない…感じろってことか!
綺麗な景色と個性的で綺麗なカット、そして、主人公目線で色んなメッセージを感じとれってことが、この映画を最大限楽しむガキなのだろうな。
景色やカットの美しさは感じとれた。
内容もそうだが、街並みの美しさやカット(レイアウトの美しさ)と観て感じさせる部分を追求している映画なのだと唯一感じた部分だ。
パオロ監督ファンという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス
映画.com
レビューが溜まり次第更新していきます。
高評価の意見としては…
低評価の意見としては…
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下記詳しい感想 ↓
パオロ監督の自伝的物語ってことを知らないと意味不明。
そもそもパオロ監督を知らなければ、楽しめない。
知らないとカット割が独特で綺麗、景色も綺麗やなぁくらいにしか感じ取れない作品。
パオロ・ソレンティーノ監督について
簡単に書くと…
『グレート・ビューティー/追憶のローマ』ではアカデミー賞受賞。
カンヌ国際映画祭では、審査員賞に『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』。
エキュメニカル審査員賞に『きっと ここが帰る場所』など世界的に有名な監督さん。
その映画を作る原点と言っていい作品だ。
この監督のファンや作品のファンだって人にとっては、こういった作品を作るにあたって…
幼少期どのように過ごしたのかって色んな想いが監督自ら表現しているのは、もう最高以外何者でもないんだ。
一つ一つのシーンが意味を成さなくても、最高に感動するに違いない。
ファンにとってはだ…
が、自分はそこまでファンではないので、意味が分からんなぁ…程度にしか感じられなかった。
映画監督を目指すサッカー好きの少年が悲劇をキッカケに覚醒していく物語。
それ以上でもなく、それ以下でもない。
普通の内容でしかない。
いくつかメッセージ的なものをうっすら感じたが、個人的にはあまり響かなかった。
これだけは分かったって言えることが、あーだこーだ考えるのではなく、感じろってことなんだなってこと。
パオロ・ソレンティーノ監督のファンかどうかでこの作品が面白いかどうかの温度差が左右される作品だ。
色々と理解が追いつかない…感じろってことか!
- 家族構成が混乱する。
- 何で逮捕されたんだ?
- 監督や周りの人のメッセージが理解できない。
などなど
個人的には理解が追いつかない部分が多い。
特に家族構成が理解が難しかったせいで、色んなシーンも100%汲み取れなかった。
てか、名前が覚えづらいんだよなぁ…
主人公の家族構成で悩んでいる中も映画は、進んでいき、色んなイベントが発生。
理解できた部分もあれば、分からん部分もある。
一番理解できなかったのは、何で逮捕されたかだ。
何か序盤で悪いことをしていたと言っていたが、それを見落としていたせいで、意味不明となった。
終盤の監督や主人公の周りの人たちのメッセージが感じ取れない。
何となく励ましていることは、理解出来るが、それ以上のことは分からない。
多分感じろってことなんだろうなぁ…
細かいことは考えるな。
綺麗な景色と個性的で綺麗なカット、そして、主人公目線で色んなメッセージを感じとれってことが、この映画を最大限楽しむガキなのだろうな。
景色やカットの美しさは感じとれた。
ナポリの風景は、最高に綺麗だった。
青空に海、そしてあの街並みは、観てて憧れる部分があるね。
個人的にカットも面白い。
この監督独特な見せ方をする。
今の風潮なんてお構いなし。
広角気味の背景で撮ったり、建物のみのカットは、パースを最大限効かせたレイアウト。
これは、言葉ってよりも観て感じる美しさだ。
こういったレイアウト的な美しさを最大限活かす撮り方をしている。
人物を中心においた何気ないレイアウトもちょくちょく観るが、これもレイアウトを意識した見せ方で、観て「綺麗!」って感じるレイアウトなんだ。
内容もそうだが、街並みの美しさやカット(レイアウトの美しさ)と観て感じさせる部分を追求している映画なのだと唯一感じた部分だ。