感想評価)劇場版幼女戦記(感想、結末)
映画.com劇場版幼女戦記の作品情報より引用
キャスト
ヴィーシャ
…早見沙織
レルゲン
…三木眞一郎
ルーデルドルフ
…玄田哲章
ゼートゥーア
…大塚芳忠
メアリー
…戸松遥
あらすじ~
レガドニア協商連合との戦いの後、残党が逃げ出し、他国と連合を組んで帝国に戦いを再度挑むことになる。
そのさなか、アンソンスーの娘メアリースーが合州国の兵に志願している。
ターニャは、第二〇三魔導大隊と共に他国の連合軍たちとの戦いに赴く。
着実にメアリーとターニャが顔を合さるのも近い…
個人的評価…8/10
アニメの続きで、一切説明がないのでアニメシリーズを見ないと内容が全く分からないので注意してください。
映画.com劇場版幼女戦記の作品情報より引用
一文感想 ↓
戦争アクションを十二分に楽しめる作品。
前置きの説明等が無く、アニメの続きの話という括りなので、アニメ版を観ていないと何が何だかさっぱりわかりません。
共和国の首都といえるところを陥落し、実質帝国の勝利に終わったアニメ版。
だが、残党を取り逃がし、連合を組んで帝国に牙を向き始めた…というところでアニメ版は終了。
アニメ版ではメアリーが軍に志願するというある種大きな伏線を残した気になる終わり方だったんですが、今作の劇場版でしっかり回収。
というより実質ターニャVSメアリー…と言った方がいいですね笑
そこが一番の見所であり、視聴者の気になるところ!
それにしてもターニャデグレチャフが悪役なんじゃないかと思わさせれる程の悪魔っぷり笑
表情から行動、アニメ版での流れからも完全に主人公が悪役みたいな作品に仕上がっていて、ある意味他にはない面白さもあるんですよね。
他にも司令部とターニャの駆け引きや第二〇三魔導大隊の様子に隊員たちの活躍も見逃せない!
アニメならではの非現実的な戦争の模様は観ていて面白く、ついつい見入ってしまう程でした。
幼女戦記が好きという方は特にオススメだ!
下記詳しい感想 ↓
映画.comパディントンの作品情報より引用
(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear TM, Paddington TM AND PB TM are trademarks of Paddington and Company Limited
ターニャVSメアリーの戦いが一番の見所
もう幼女vs少女の戦いなんですよね笑
メアリーはもう神が差し向けた対ターニャ要員というべき存在。
アニメ版のラストでは、メアリーの目が父の目と同じような目をしていたことから、確実に只者ではない臭がしていたんですが、今作で予想以上の力をメアリーが発揮。
そんなターニャvsメアリーの戦いなんですが、何度か対戦する機会が映画内であり、クライマックスの対戦には、ついつい見入ってしまうようなアクションがありました!
映画の展開的には、洋画のアクション映画みたいな作り方で、正直ストーリー構成上手いなと思わざるおえなかったですね。
何故かターニャが悪に見えてしまう感じも面白い。
メアリーは、神に忠誠を誓い、父親の仇!ということでターニャに恨みを持っているというある種復讐系の映画の逆バージョンみたいな感じなんですよね。
ホントなら、メアリーが主人公でターニャを倒すストーリー…という流れが良く洋画の映画ではあるんですが、これは真逆!
そこは、素直に面白い設定だなと思い、他にはなかなかない展開。
しかもアニメでの大きな伏線を上手い具合に劇場版で回収していますね!
各大戦国の模様も見逃せない
帝国軍とその他諸国の動きも面白い。
いわば、世界大戦なので、戦争映画を楽しんでいる気分なんですよね。
架空の話なんですが、どことなく現実世界の国々を連想させる雰囲気が多かったりします。
帝国がドイツっぽい雰囲気だったり、共和国がアメリカっぽかったり、ロシアっぽい雰囲気の国もあったりと…
各国々の動向にも注目ですね!
映画.com劇場版幼女戦記の作品情報より引用
参謀本部のゼートゥーアは、最高に渋いぜ!
ゼートゥーアCV大塚芳忠が声も相まって、いい役どころ!
全てを見通しているような雰囲気でいて、ターニャが唯一と言っていいほど、翻弄される相手なんですよね。
戦務参謀次長であり、ターニャのずっと上の上官でありながら、ターニャを買っていて、なんとしてでも最前線でこき使いたい第一人者笑
そんなターニャは、なんとしてでも後方勤務をして、死ぬまで平和で危険のない余生を過ごしたいと思っている。
そんなターニャとゼートゥーアの裏の戦いも見所だ!
現在、この戦いでは、ターニャが全敗で、手も足もでない状況っていうのが面白い。
確実に存在X(自称神)の存在が絡んでいるとしか思えませんね。
そんな参謀本部には、エーリッヒというターニャに恐怖しつつも買っている人でありながら、ターニャの暴走により胃がキリキリしっぱなしの苦労人の存在も忘れてはならない。
そんな参謀本部とターニャの舌戦も今作では、描かれており、戦争によるアクションだけでなく、そういったしたたかな戦いも見所の一つになっているのも高評価のポイントだ。
結末~
映画.com劇場版幼女戦記の作品情報より引用
メアリースー(アンソンスーの娘でアニメ版のラストで敵討ちを誓い、涙を流しながら軍に入隊した少女)
ディゲンホーフ防衛戦にてターニャとメアリーとの死闘の末、なんとか勝利
第二〇三魔導大隊は、ディゲンホーフ防衛戦にて地上部隊の援護、敵航空部隊のせん滅に 空爆機の撃退に合衆国義勇軍のせん滅をするが、その中にメアリースーというアニメ版では、ターニャが殺した父親の娘がいる。
ターニャは、そのアンソンスーの武器(メアリースーが父親にプレゼントした銃)を使っていたことからターニャが父親の仇とわかり、復讐心にかられて、襲い掛かる。
そのメアリーは、異常な魔力量から物凄い砲撃を撃ちこんで来て、ターニャ率いる第二〇三魔導大隊を驚かせる。
その後、ターニャとメアリーの一騎打ちになるが、メアリーの圧倒的な魔力量の前にターニャはなすすべなく押されていく。
推されている最中、水面の自分の顔をまじまじと見て、落ち着きを取り戻し、冷静にメアリーを追い詰め、無事メアリーに痛手を追わせる。(メアリーにデカい時計台を狙い撃たせ、崩れかけた時計台をターニャが押して、メアリーに当てる。その隙をついて全力の砲撃をお見舞いした)
倒したと思ったが、まだしぶとくメアリーは生きており、メアリーは銃の柄でターニャを殴り飛ばす(その際、左腕が折れる)
メアリーは、弱ったターニャに馬乗りになり何度も殴る。
何発も殴った後、勝ちを確定したのか目の前のマリア像?的なのを眺め、涙する。
その隙をつかれ、メアリーは、ターニャに後ろから銃で撃たれる。
メアリーが振り向き、憎しみを込めて睨みつけるが、時すでに遅し、何発もターニャはメアリーに銃弾を撃ち込む。
ターニャは、メアリーにトドメの一撃をと思い撃つ瞬間、メアリーの上官であるドレイクに邪魔されて、逃がしてしまう。
その後、 レポート「今大戦における部隊運用と作戦機動」を参謀本部に打診し、受理され、念願の後方勤務と浮かれいた矢先、ゼートゥーアにより、後方勤務が崩壊。
レポートが認められ、魔導部隊の他、地上部隊や砲撃部隊など兼ね備えた新たな戦闘団のサラマンダー戦闘団を指揮することとなってしまった…