保安官殺しのサンドラブロックが…Netflix映画消えない罪(感想)
ネットフリックス公式サイトの消えない罪の作品情報より引用
(C)2021 The Unforgivable Netflix.All Rights Reserved
色んな人との出会いとイベントにより、妹への想いと殺された保安官への復讐心が交差していく映画。
事件の真相の伏線とオチへの感動がうまく、その裏でサンドラ・ブロックの演技力も一役かっていた。
今までの美貌を封印したサンドラ・ブロックにも個人的には、驚いた。
思いの外面白かった作品だ。
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キャスト
リチャード・トーマス
リンダ・エモンド
アシュリン・フランシオーシ
ロブ・モーガン
エマ・ネルソン
あらすじ~
刑期を終えても、世間は過去の罪を許してくれない...。殺人の罪で刑に服した後、出所した女性が、かつて置き去りにせざるを得なかった妹を捜し始める。
ネットフリックス公式サイトの消えない罪の作品紹介、解説欄より引用
原題、The Unforgivable
上映時間、114分
監督
ノラ・フィングシャイト
脚本
ピーター・クレイグ
ヒラリー・サイツ
コートネイ・マイルズ
配給、ネットフリックス
ストーリー…8/10
キャスト…7/10
個人的評価…8/10
一文感想 ↓
事情と殺人と復讐が織りなす感動…面白い映画
殺人に事情も何もない。
色んな人との出会いとイベントにより、妹への想いと殺された保安官への復讐心が交差していく様がとても面白い。
まぁ、終始心にズシっとくるような重たさがあるんだがね。
知らぬ人物の訪問による緊張感と突然の暴力。
殺人はしてはならないことだが、ここまでしていい理由はないんだよね。
でも、したくなる気持ちも何となく分かるのが辛い。
とても複雑な心境だ。
酷い仕打ちのシーンの他に事件の真相の伏線とオチへの感動に繋げれていた。
この辺の繋げ方は、個人的に上手いと思う。
無駄がなく、綺麗に繋がっている上、予想もつかない。
それでいて、殺人犯が主人公なのに愛のある良い映画となっている。
その裏にサンドラブロックの演技力も一役かってる。
感情が噴き出すシーンなんて圧巻だ。
予想以上に良作で、おすすめしたくなる作品だ。
特徴)
- 保安官殺しをした女性の末路。
- どちらが悪いと言えない複雑な心境。
- クライマックスの真実と感動。
保安官殺しをした女性の末路。
殺人なんて犯したことないから分からないが、妙にリアルに感じてしまい、色んなシーンが心に残った…
どちらが悪いと言えない複雑な心境。
一概にこっちが悪いじゃん!なんてとても言いづらい複雑な気持ちにさせられた。
クライマックスの真実と感動。
このラストとクライマックスの真実がいい意味でリンクしており、より感動の波が大きかった。
サンドラブロックが出演している、殺人鬼目線の映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス
映画.com
レビューが溜まり次第更新していきます。
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下記詳しい感想 ↓
保安官殺しをした女性の末路。
サンドラブロック演じる主人公は、保安官を殺し、20年刑務所に服役していた。
20年後、出所してから映画が始まるんだが、色んなところから警官殺しの噂がつきまとう。
就職先や就職した後の同僚たちがそれを知った時の反応。
知り合った人々から白い目どころか暴力やら悪口など色んなことを言われる。
殺人なんて犯したことないから分からないが、妙にリアルに感じてしまい、色んなシーンが心に残った…
どちらが悪いと言えない複雑な心境。
殺人は悪いに決まっている。
だからといって、刑務所で刑期を終えた人間をぶん殴ったりして良いかと言われたら、それもダメ。
ただ、心のどこかで、殴られても仕方ねぇじゃねぇか!ってささやくのが聞こえる…
一概にこっちが悪いじゃん!なんてとても言いづらい複雑な気持ちにさせられた。
元々このような設定の映画は、一切見たことないから新鮮だった。
前住んでいた思い出の家、唯一と言える家族の存在…妹。
そして、殺した保安官の息子たち。
接近禁止命令が出ているのに探してしまう主人公の気持ちは、いい感じに感情移入できた。
たまに見せるサンドラブロックの激昂した演技も魅力的。
殺人を犯した女性という体験したことのない人物に感情移入できたのも演技力の賜物な気がする。
あんな迫真の演技されちゃ、引き込まれちゃうよね。
クライマックスの真実と感動。
途中の流れや演技が良かったのもあるが、個人的にはクライマックスの真実とラストの感動が最高に好きだ。
映画ではよくある、事件の真相を断片的に流して、徐々に真相に迫らせるタイプ。
サスペンスとかでよくある手法で、今作も保安官殺しの事件には、まさかの真実が隠されていた。
ラストの感動は、今までの主人公が抱いていた想いと今までの苦悩と葛藤全てがバッと出てきて、涙がでしまいそうな良いラスト。
個人的に脚本が良いし、題材も面白いよなぁなんて思う。
話の流れと途中挟まれるイベント。
それが上手い具合に無駄なくクライマックスとオチに結びつく。
このラストとクライマックスの真実がいい意味でリンクしており、より感動の波が大きかった。