ネトフリオリジナルのサスペンスで1、2を争う面白さ…Netflix映画ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(感想)
ネットフリックス公式サイトのウーマン・イン・ザ・ウィンドウの作品情報より引用
(C)2021 The Woman in the Window Netflix.All Rights Reserved
広場恐怖症でお家の外からできない女性が殺人現場を目撃…
その女性を誰も知らない気持ち悪さとミステリー。
サスペンス的な展開も用意されていて、個人的にはネトフリオリジナルのサスペンスorミステリーでは1,2を争う面白さであったぞ。
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キャスト
フレッド・ヘッキンジャー
ワイアット・ラッセル
ブライアン・タイリー・ヘンリー
ジャニーン・セラレス
マライア・ボーズマン
あらすじ~
広場恐怖症のため家にこもり、隣近所をのぞき見ていた心理セラピスト。ある日、向かいの家で起きた恐ろしい犯罪を目撃し、その謎を解こうと躍起になるが...。
ネットフリックス公式サイトのウーマン・イン・ザ・ウィンドウの作品紹介、解説欄より引用
ストーリー…9/10
キャスト…7/10
個人的評価…9/10
一文感想 ↓
サスペンスとミステリーがうまく融合…面白い映画
個人的にめちゃくちゃ面白かった作品。
ただのサスペンスじゃない、サスペンスの中にうまく色んなものが噛み合っている。
王道サスペンスの中にこの4つの要素がうまく絡み合っているように感じた。
自分だけが知っている気持ち悪さと違和感は、サスペンスを良い意味でより難解にしてくれている。
もう終わりにしよう的な妄想も一役買っている。
精神疾患持ちの妄想という点は、何がホントなのか…
サスペンスのオチを予測不能にしてくれる。
そして、スリル的な意味で、窓からの覗き見、家から出られない縛りがある。
この2つのおかげで、ただのサスペンスではなく、スリラー的なスリルやドキドキ感も味わえる。
家の中という狭い空間なのにとても広大なフィールドでサスペンスが行われているように感じた。
個人的にネトフリオリジナル映画のサスペンス映画で1、2を争う面白さだ。
王道サスペンスの中にある妄想と現実の混合。
途中にちゃんとこの話に繋げれるような伏線も用意されていたりと脚本もしっかりしていて、世界観にドップリ浸かれたぞ。
覗き見とお家縛りがとても良いスパイス。
サスペンスやミステリー的な面白さも含まれていたり、窓からの覗き見という限定的で、不確定な感じもサスペンスをより予想し辛くしてくれる。
面白いサスペンス映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス
映画.com
レビューが溜まり次第更新していきます。
高評価の意見としては…
低評価の意見としては…
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下記詳しい感想 ↓
どんな映画?)お家から出られない主人公がたまたま目にした事件
広場恐怖症の主人公は、お家から出られない。
そんな主人公の趣味は、隣人の覗き見。
そんなある日、たまたま向かいに引っ越してきたとある家族。
その家族と交流を深め、とある事件を覗き見てしまったことから、主人公に色んな悲劇が舞い起こる。
王道サスペンスだが、ミステリー的な展開も用意されている。
色んな設定が凝縮しており、良い感じに犯人が分からなく、ストーリーを盛り上げてくれるぞ。
王道サスペンスの中にある妄想と現実の混合。
とある理由で家から出られない主人公がお向かいに引っ越してきた人たちと交流していく。
そして、とある事件を覗き見てしまう。
この3つがうまく混ざり合って、独特でかなり面白いサスペンス作品が出来上がっていた。
出られない制限付きの王道サスペンス。
窓からこっそり覗き見てしまったがゆえ、犯人に狙われる恐怖と犯人誰やって犯人探しは、鉄板中の鉄板。
その中で、色んな容疑者が出てきて、みんな怪しく見えてくる。
映画を見ながら、自分で色んな推理をしつつ見る楽しみがこの映画にはあった。
個人的には、かなりその部分も楽しめた。
フライトプランは、ジョディフォスター主演の映画。
飛行機内で娘と搭乗していた時、たまたま寝落ちした主人公が起きたら、娘がいない。
周りに聞いても娘なんて連れてないでしょ?なんて言われる始末。
色んな手がかりを使い、娘を探し出すサスペンス映画だ。
本作のとある事件に絡んでくるのが、この神隠し現象。
周りの人が誰もその人物を知らない…
等々見てて、興味をそそる展開が用意されている。
この自分が知っているものを知らない気持ち悪さや違和感がとても面白い。
王道サスペンスで楽しみつつ、この点で興味をガッツリそそられた。
最後に「もう終わりにしよう」的な妄想もある。
ネトフリオリジナルの「もう終わりにしよう」あの映画は、結構難解で、1回でなかなか理解できない作品。
主人公の妄想とか色んなものが詰まっている。
今作は、「もう終わりにしよう」の難解さを全て取っ払って、妄想部分を付け足していた。
話の節々でこんな面白い展開が用意されている。
途中にちゃんとこの話に繋げれるような伏線も用意されていたりと脚本もしっかりしていて、世界観にドップリ浸かれたぞ。
覗き見とお家縛りがとても良いスパイス
王道サスペンスの中に神隠し要素や妄想があるが、まだ、この作品を面白くしてくれる要素がある。
それが、覗き見と家から出られないというもの。
家から出られないから、犯人が襲ってきても外に逃げられない。
広場恐怖症だからね。
この辺は、サスペンスやミステリー的な面白さも含まれている。
クライマックスが特にこの要素を上手く使った演出をしていた。
窓からの覗き見という限定的で、不確定な感じもサスペンスをより予想し辛くしてくれる。
窓から見える風景だから、直接見るよりも視覚的に限られる。
当然死角とかできちゃう。
遠くて室内から覗き見てるから、音だって聞こえない。
そういうフワッとしたヒントがよりサスペンスを面白くしてくれていた。
単体メインの作品はあるが、こう上手い具合に合わさった作品は、なかなかない。