マモーという最強の敵に挑む…ルパン三世ルパンvs複製人間(感想、結末、裏話)
映画.comルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)の作品情報より引用
原作:モンキー・パンチ (C)TMS
キャスト
銭形警部(納谷悟朗)
スタッキー補佐官(大平透)
あらすじ~
不二子からの依頼で、永遠の命が与えられるという伝説の「賢者の石」をエジプトのピラミッドから盗み出したルパン三世。
しかし、不二子はルパンから賢者の石をだまし取り、ある人物のもとへ去ってしまう。
その人物とは、1万年もの間、「神の実験」と称して自身のクローンを作り続けてきた、マモーという名の複製人間だった。
マモーは自ら「神」を名乗り、ルパンに不老不死の話を持ちかけるが、ルパンは相手にしない。
怒ったマモーは不二子をさらい、ルパンは圧倒的な力を持つマモーと対峙することになる。
解説
モンキー・パンチ原作の人気漫画をアニメ化し、1978年に製作・公開された「ルパン三世」の劇場版シリーズ第1作。
初公開から39年を経た2017年、初の4Kデジタルリマスタリングが行われ、5.1chサラウンド化した上で体感型上映システム「MX4D」で上映。監督の吉川惣司が自らMX4D監修を行った。
ストーリー…8/10
キャスト…9/10
アクション迫力度…2/6
個人的評価…7/10
映画.comルパン三世 ルパンVS複製人間(クローン)の作品情報より引用
原作:モンキー・パンチ (C)TMS
一文感想 ↓
最強の敵にルパン一見が挑む、SF要素を含んだ…面白い映画。
ルパンの劇場版第1作目でマモーという強大な敵に何処かSF的要素を兼ね備えた作品。
マモーという最強の敵に今とちょっと違うルパン一味が挑む。
マモーの強大さがひしひしと伝わってくる。
こんなに強大な敵感だしてるのこの映画くらいなんじゃないだろうか。
がっつり年代を感じる映画。
映画内でのイケメンの例えだったり、今では次元くらいしか残っていない懐かしい声優陣。
そして、アニメーションや作文も当時の70年代の懐かしい雰囲気がでている映画でした。
次元と五右衛門の活躍が少なめで、ルパンと峰不二子がメインといっても良い映画です。
貴重な峰不二子のデレ感が見れるのは、この映画だけ!
ルパン3世の映画を観たいという方、ひと昔前の面白いアニメ映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 3.5
映画.com 3.6
平均より少し高いくらいの評価で、40年以上前なのに設定や世界観が今でも通用するのは凄いとみんな思っているみたいですね。
高評価の意見としては…
古い感じがいい、40年前なのに今でも通用するテーマなのは凄いなどが多かったです。
低評価の意見としては…
少し退屈した、後半やりすぎ感が否めないがありました、意見は少なめな印象でしたね。
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下記詳しい感想 ↓
マモーという最強の敵に今とちょっと違うルパン一味が挑む
過去シリーズほぼ全て観ているが、ルパン一味がこうもヒビッているのは、マモーくらいだ。
特に次元とルパンの言い争いは、とても印象的。
次元があいつはヤバいと必死にルパンを止めている様は、マモーがどれだけ強大な敵かってのを印象付けている。
そんな次元も五右衛門もルパンがとっても心配なんですよね笑
峰不二子に夢中なルパンに嫌気をさしながらも、心配して様子を観に来る感じはなんだかほっこりしてしまいます。
そんな姿は、なんだか今の次元と五右衛門とは違った感じを醸し出してますね。
というより、こっちが本来の姿なのかな??
何処かルパンに甘えるような…所々本気でルパンに言い寄っているような雰囲気を醸し出しているので、今までとちょっと違う峰不二子。
ヒロインらしい峰不二子が見られる作品です。
年代を感じる映画。
年代って?というと例えとかだ。
イケメンの例えがアランドロンなんですよ笑
今じゃそんな例えはしないだろうし、使っても分からない人が沢山いる。
それと声優陣がとても懐かしい!
次元以外は、みんな声が違うからとても懐かしさを感じてしまう。
ルパンの声も懐かしい味のある独特な感じ…
それだけでも癒されましたね。
他に年代を感じるといえば、作画ですね。
今は3Dを使いつつ、綺麗な2Dをとりいれてますが、この当時は違った。
フル2Dで動きもコミカル。
特に敵が銃で市民もろとも殺してたシーンは特に印象的。
市民もろとも殺しちゃったよとか笑とか思ったりしつつもあのスローでの長回しは、今でも十分楽しめますね!
ルパンと峰不二子の物語
次元大介と五右衛門の活躍の場がほとんどなく…いや、五右衛門は結構活躍してたか。
だとしても、この二人の活躍は殆どありません。
最近のと違い、峰不二子ががっつりルパンに恋している感じは、ある種貴重でこんなにも分かりやすくアタックしてるのもこの映画くらいなんじぁないでしょうか。
余談、裏話…
2000年にバンプレストから、「生きていた複製人間」の題名でテレビゲーム作品として出す予定でしたが、諸事情によりボツになってしまったらしいです。
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ネタバレ感想
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色々ツッコミたくなるところがあった。
終盤のレーザーを五右衛門の刀の破片で跳ね返すシーンとか熱くなってる刀を素手で持ってるルパン…凄くね!?
何故かレーザーがうまい具合に刀の破片にあつまる…
色々気になるところがあったが、十分楽しめました。
当時見たときは、マモーの設定に驚いた!
当時小学生とかかな…テレビの再放送で観たんですが、衝撃的でしたね。
同じマモーがいっぱいいたり、クローンだったり、最後はデッカイ脳みそが出てきたりと刺激が強かったなぁ。
しっかも不二子ちゃんの生おっ◯いが見られたりと…
色んな意味で楽しめましたね!
結末~
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登場人物と簡単な説明
マモー(世界の3分の1の富を持つ大富豪)
実はマモーの本体は脳みそで、他はクローンだった。
他の人形は、全部クローンで複製を繰り返すたび劣化していく。
そのため、とある代から脳のみとなり、複製した人を操っていた。
ルパンは、峰不二子を助けるべく単身で乗り込むが、マモーのテクノロジー(レーザー)の前に苦戦する。
五右衛門の刀の破片を持っていたことを思い出し、マモーを引きつけてから、その刀でレーザーを反射させ、複製マモーを倒した。
本体の脳が出てきて、宇宙に逃げられそうになるも、爆弾をつけ、宇宙で爆破し、太陽に引き寄せられていったのだった…