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感想評価)見せないホラーで攻める良作…Netflix映画呪詛(感想)

 

    

見せないホラーで攻める良作…Netflix映画呪詛(感想) 

 

感想評価)見せないホラーで攻める良作…Netflix映画呪詛(感想)

感想評価)見せないホラーで攻める良作…Netflix映画呪詛(感想)

ネットフリックス公式サイトの呪詛の作品情報より引用

 (C)2022 incantation Netflix.All Rights Reserved

 

題名から呪いの言葉が絡んでくる。

謎のマークにお経、絶対に入ってはいけない地下道(見てもダメ)とホラー映画あるあるの割には、脅かし方のクオリティが高い台湾映画だ。

 

 

 

キャスト

ツァイ・ガンユエン
ホアン・シンティン
ガオ・インシュアン
ショーン・リン
阿Q

あらすじ~

かつてある宗教施設で禁忌を破り、呪いを受けたリー・ルオナン。そして6年後、あの時の呪いが今度は自分の娘に降りかかったと知り、必死で我が子を守ろうとするが...。

 

台湾の2022年公開映画の興行収入で新記録を樹立したファウンド・フッテージ系ホラー映画。

 

ネットフリックス公式サイトの呪詛の作品紹介、解説欄より引用

 

www.youtube.com

 

原題、incantation

上映時間、111分

監督

 ケビンコ

配給、ネットフリックス

 

 

ストーリー…7/10

キャスト…6/10

 

怖さランク…4.5/6

 

 個人的評価…8/10

 

 

一文感想 ↓

見せないホラーで攻める良作…面白い映画。

題名から呪いの言葉が絡んでくる。

謎のマークにお経、絶対に入ってはいけない地下道(見てもダメ)とホラー映画あるあるの割には、脅かし方のクオリティが高い。

 

まず、映画の雰囲気が最高。

薄暗くジメッとした雰囲気で、基本暗い。

明るいところでもビクッと驚くシーンがあるぞ。

 

脅かし方としては、よくわからない見えないけどそこにいる怖さ。

謎のうめき声やポルターガイスト、何もないところに話しかける子供と色んな要素を使ってビビらせてくる。

 

ホラーシーンのボリュームもかなりなもの。

2時間ほどで半分以上は、ビビらせるシーンな印象。

呪の元凶を紹介するシーンですら、不気味すぎて怖いし…

 

カメラアングルもこだわっていた。

POV視点が7、8割で定点仕様と主人公目線の2パターンで攻める。

POV視点は、視点からの情報が限られるので音や雰囲気で攻めるタイプのホラー映画と相性が良い。

 

終盤には、正体が露わになるシーンも。

程よく正体を表す…出し過ぎない感じがとても良かった。

 

集合体恐怖症や虫嫌いは、注意が必要。

大量の芋虫などがでたり、多数のB B弾をめり込ませたような跡が浮かび上がるシーンがあるので、注意。

 

アジア系ホラーとしては、かなりのクオリティ。

最後には、しっかりと地下道の映像や呪いの正体も分かったし、満足だ。

 

特徴)

  • 見せない怖さで攻めるホラー映画。
  • 痛々しい&虫が出てくるので注意。

 

見せない怖さで攻めるホラー映画。

見えない、よくわからない系のホラーだが、バランスよく霊的なものが登場する。

アジア系ホラー映画としてのクオリティは、かなり高いと見た!

痛々しい&虫が出てくるので注意。

芋虫大量&微グロ、集合体恐怖症の方は、注意が必要だ。

 

映画を観たいという方は特にオススメだ!

 

 

 

他の人のレビューだと…

フィルマークス 

映画.com 

レビューが溜まり次第更新していきます。

 

 

高評価の意見としては…

 

低評価の意見としては…

 

 

 

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下記詳しい感想 ↓          

見せない怖さで攻めるホラー映画。

海外のような中盤からバンバン幽霊が出てくる感じじゃない。

出てきそうで出てこない雰囲気で怖がらせるホラー映画だ。

 

不気味な村、廃墟っぽい雰囲気、何してるか分からない謎の儀式や色んな道具と雰囲気がクッソ怖い。

じーっと覗き込むおばあちゃんの気持ち悪さときたら…

 

お家での何げないポルターガイストも良い怖さだ。

子供には見えるというが、何もないところを指差して語りかけるシーンは、子供出てくるホラー映画の定番。

 

7、8割くらいは、POV視点。

POVとはハンディカメラでの視点で、手ブレによる酔いが発生するデメリットがあるものの、ホラー映画だと周りが見えない怖さと不気味さってメリットがある。

今作は、定点カメラ視点やら主人公たちがカメラを持った視点の2パターン。

どちらも不気味で良い怖さを出していた。

 

数シーン霊的なものが出てくる。

出てきた時は、ビクッとする怖さで、全く出るわけでもないが、出すぎるわけでもない。

丁度いいバランスであった。

 

呪いの元凶である入ってはいけない地下道の不気味さは邦画のリングやコンジアムみたいな雰囲気で最高。

 

映画自体の雰囲気も良い。

どことなくジメッとした雰囲気で、薄暗さと気持ち悪さが出ている。

アジアンホラーっぽさがあると言える。

 

見えない、よくわからない系のホラーだが、バランスよく霊的なものが登場する。

アジア系ホラー映画としてのクオリティは、かなり高いと見た!

 

 

 

痛々しい&虫が出てくるので注意。

耳切り落とすシーンや芋虫が大量に出てくるので、グロや虫が苦手な人は注意。

特に芋虫はちょくちょく出てくるぞ。

 

注射を打つシーンもあるので、注射嫌いも追加だ。

 

他にも集合体恐怖症の人には、辛いシーンがあった。

多数のB B弾をめり込ませたような跡が浮かび上がるシーンがあり、その辺が集合体恐怖症にとっては、キツい。

 

芋虫大量&微グロ、集合体恐怖症の方は、注意が必要だ。