マイクタイソン出演!詠春拳VS詠春拳…イップマン継承(感想、結末、裏話)
映画.comのイップマン継承の作品情報より引用
(C)2015 Pegasus Motion Pictures (Hong Kong) Ltd. All Rights Reserved.
キャスト
イップマン
チョン・ティンチ
…マックス・チャン
フランク
ウィンシン
…リン・ホン
…チャン・クォックワン
あらすじ~
1959年香港、長男葉準を就学のため仏山に戻し、葉問(ドニー・イェン)は武館を営みながら、妻張永成(リン・ホン)と次男正の3人で穏やかに暮らしていた。
あれから詠春拳は香港でも武術界から認められ、街の人達からも葉師匠として慕われる存在となっていた。ある日、学校で次男の正が同級生とけんか騒ぎを起こす。
迎えの来ないその子を自宅に連れて帰り一緒に夕飯を食べていると、父親のチョンティンチ(マックス・チャン)が息子を迎えにやってくる。
彼は同じ梁贊の孫弟子にあたる詠春拳の同門である。今は男手ひとつで息子を育てている車夫であるが武館を開く夢を持っており、そのため賭け闇試合に出て金を稼ぐ日々を送っていたのであった…
解説
「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」「トリプルX 再起動」など、ハリウッドでも活躍するドニー・イェンが、ブルース・リーの師と知られるイップ・マン(葉問)を演じるアクションシリーズ第3作。
前2作「イップ・マン 序章」「イップ・マン 葉問」に続き、ウィルソン・イップが監督を務める。
イップ・マンをドニー・イェンが演じるほか、元ボクシング世界ヘビー級王者のマイク・タイソンがフランク役で特別出演。
映画.comのイップマン継承の作品紹介、解説欄より引用
ストーリー…9/10
キャスト…9/10
アクション迫力度…6/6
感動度…5/6
個人的評価…10/10
ドニーイェンのイップマンシリーズ映画感想記事はこちら)
感想評価)イップマン序章(感想、結末、裏話)…ブルースリーの師匠イップマンの物語 - 映画の部屋
感想評価)イップマン葉問(感想、結末、裏話)…サモハンキンポー出演!ボクシングVS詠春拳 - 映画の部屋
映画.comのイップマン継承の作品情報より引用
(C)2015 Pegasus Motion Pictures (Hong Kong) Ltd. All Rights Reserved.
一文感想 ↓
アクションの出来、ボリュームにストーリー展開も文句なしの傑作。
尚、前作のイップマン葉問の話の続きとなります。
自分の評価は、10で満点だ。
アクションの出来やボリュームは過去2作品以上にあり、ストーリー展開も上手い。
キャストも新たにチョンティンチやマイクタイソンと話題性のあるキャストを揃えて、ここもグット。
そんなんだから、満点つけるしかないやん??笑
因みに受賞歴はこちら ↓
第7回マカオ国際映画祭(2016年)
最優秀新人賞:マイク・タイソン
第35回香港電影金像奨(2016年)
最優秀アクション映画賞
最優秀監督賞:ウィルソン・イップ
最優秀アクションシーン賞:ユエン・ウーピン
他
過去2作品以上にアクション色が強い。
マックスチャン演じるチョンティンチとの詠春拳の争いに加え、元ヘビー級チャンピオンのマイクタイソンとの戦いもみられるだけあって、アクションシーンの量や内容はかなり濃いものになっています。
両方ともかなりのアクションのクオリティになっており、どちらが一番の見所か??と言われたら、正直甲乙つけがたいレベルに良い。
他にもアクションがあり、そこのクオリティもかなり良かった。
アクション映画なのに感動させらた結果、評価が10点となった。
アクションを期待したはずなのに感動させられてしまった…
その感動要素をアクションに繋げ、はたまたアクションを引き立てる材料にしている。その感動要素も過去シリーズを観ていたらより感動する仕様になっており、これはストーリー展開が上手いと言わざるおえない…
イップ師匠は、家では借りてきた猫状態笑
色んな雑用をホイホイやって、文句ひとつ言わないイップマンを見ていると…なんだが、ギャップを感じてしまい、わらってしまう。
ドニーイェンアクションを観たいという方、面白いアクション映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 3.9
映画.com 4.0
かなり高評価で、ドニーイェンのイップマン史上一番評価が高いように思えます。
やはり一番多かったのが、アクションがカッコいい、迫力あるなどといったアクションがらみが多かったです。
マイクタイソンと対峙したくないと思わせる映画って書いてたのは笑わせてもらいましたw
高評価の意見としては…
感動した、アクションに鳥肌が立ったなどアクションと感動系が多かったです。
低評価の意見としては…
マンネリ化したとあまり低評価の意見をみなかったです。
下記詳しい感想 ↓
過去2作品以上にアクション色が強い。
マックスチャン演じるチョンティンチとの詠春拳の争いに加え、元ヘビー級チャンピオンのマイクタイソンとの戦いもみられるだけあって、アクションシーンの量や内容はかなり濃いものになっています。
両方ともかなりのアクションのクオリティになっており、どちらが一番の見所か??と言われたら、正直甲乙つけがたいレベル。
それぞれにアクションの良さが詰まっているんですよね。
マックスチャン演じるチョンティンチとの 詠春拳の争いは、技と技の攻防。
力強さ<技の綺麗さ、鋭さ…といった感じで、迫力もさることながら、カンフーアクション独特な見所があります。
それに素手のアクションだけではない。
刀や棒術といったアクションも入っており、カンフー好きには溜まらない演出が待ち構えています。
マックスチャン自身も元々武術大会で優勝した実績もあり、詠春拳の特訓を1か月ミッチリ行い仕上げてきました。
正直、観ていて驚いたところです。
ドニーイェン以外にこんな凄い人が埋もれていたないんて…
この映画を気にマックスチャンの映画を全部観たいと思う程に良きアクションでしたね。
次にドニーイェンと元ヘビー級チャンピオンのマイクタイソンの戦いです。
この戦いは、なんといっても迫力。
迫力に勝るものはなく、あのファイティングスタイルで突進していく姿は、鳥肌級に興奮します。
前作のボクシング戦との迫力とは、次元が違うレベルで凄かった。
そこから徐々にイップマンをパンチで追い詰めていく様は、今後のアクション映画の歴史に深く刻まれたこと間違いなし!
アクション好きなら一度は観ておきたいレベルで良かったです。
欲を言えば、もっと見たいですが、マイクタイソンのスケジュールの都合上あまり長くとれなかったらしいですね。(ほんと残念だ…)
このアクションの2つの大きな見所は、満足すること間違いなしです。
他にもマイクタイソン演じるフランクの手下との戦いもあり、そのシーンもかなりの見所となっています。
これも上記2つの戦いとは違った魅力…1対多数の戦いが観られるので、こちらも見逃せないんですよね。
ムエタイファイターとの戦いも少しだけ入っており、ボクシング、ムエタイ、同門の詠春拳対決と目が離せない約2時間となっています。
アクション映画なのに感動させらた結果、評価が10点となった。
アクションを期待してみたはずなのに、すっかり最後には感動させられてしまった。
正直、めっちゃいい話で、涙なしには語れないレベル…
まぁ、泣いてないんですがね笑
でも、とても感動する話になっており、あのストーリー展開はズルいと感じてしまった。
しかもこの感動は、過去作を観ているからこそより感動する感じになっているのも面白い。
感動と絡めて、アクションシーンを際立たせるストーリー展開は、悔しいがその辺のアクション映画にはない展開の上手さを感じてしまった次第…
これが、自分の評価10点与えた大きな理由です。
ただ、アクションがいいだけなら、9点とか8点くらいで収まっていたでしょう。
だが、いい感じに感動させられてその感動要素を上手い具合にアクションに繋げ、引き立てる材料にまでしてしまったら、10点をあげないわけにはいかない…
キャストだって、ドニーイェンにチョンティンチ、マイクタイソンと文句なし。
イップ師匠は、家では借りてきた猫状態笑
電球変えてももう夜だから消して!って嫁さんに言われ、しゅんとなりながら消す…
奥さんとのダンス教室のことすっかり忘れて、怒られちゃうイップマン…
ほいほい言う事聞いちゃうイップマンを観ていると、屈強な男どもをなぎ倒した凄い人だということを忘れてしまう程…
こう見ると、イップ師匠も奥さんには敵わないんだなと思う次第笑
過去映画内でも奥さんに怒鳴ったりするところは一切ないところをみると、ほんとに奥さんを愛しているのだなぁと感じますね。
それも、このイップマンの映画の良さの一つなんでしょうね。
余談、裏話…
最初ブルースリーをCGIで登場させる予定だったんですが、アメリカにあるブルースリー財団というところが認めないといってきて、結局俳優を選んで実写で出演させたのこと。
今作は、結構ケガが多いらしく、ドニーイェンが親指を脱臼したり、マックスチャンの刀で鼻を負傷などなど…
他3作と比べてアクション多めだったのでしょうがないですね…
あわや、マイクタイソンでのアクション撮影でKOさせられそうになったりしたのだとか!
さすが、元ヘビー級チャンピオン…
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ネタバレ感想
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イップマン、最大の別れ…
奥さんがガンで亡くなってしまう。
しかもそれを知ってからのイップマンは、奥さんとの時間を優先するようになり、チョンティンチとの闘いをすっぽかす程。
そんなイップマンに奥さんが諭すように戦うように告げ、勝って帰宅。
そして、奥さんとの最後のひと時…
ダンス中に倒れて、イップマンの腕の中で奥さんが死んでしまう。
これが感動した理由。
過去序章からずっといた奥さん。
なんだかんだでイップマンを影で支えて、時には撃たれて重傷のイップマンを抱えて、中国に逃げたりと過去イップマンシリーズには欠かせない存在だった。
そんな奥さんがガンで他界してしまい、武術を封印してしまい、その奥さんに諭されて、動くとかいう胸熱展開。
これは、興奮しないわけがない。
その後のアクションもかなりクオリティが高いし、その後の別れもかなり泣ける…
過去2作品以上にストーリー展開も上手いと感じた。
結末~
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登場人物と簡単な説明
チョンティンチ(詠春拳の使い手で、イップマンと同じ師匠)
詠春拳同士の戦いの後、奥さんと最後の別れをする。
学校の利権争いに巻き込まれたイップマンは、学校の護衛をしながら家庭を守っていた。
だが、イップマンの息子がさらわれ、一緒にチョンティンチの息子もさらわれた。
イップマンは、自分の息子たちを助け出し、チョンティンチも手助けをしたが、なぜかチョンティンチは新聞に取り上げられずにチンピラと一緒に逮捕される始末。
フランクのところにイップマンは乗り込み、かたをつける。
その後、正統派詠春拳として名乗りをあげ、イップマンに闘いを挑むも、イップマンは奥さんがガンに冒されていて、余命が短いことからチョンティンチとの闘いは諦めた。
だが、奥さんに諭され、チョンティンチと闘った結果、イップマン勝利。
チョンティンチは引っ越し、イップマンは奥さんと最後の時を過ごし、イップマンの腕の中で奥さんは死んでいった…