なぜ死霊館のシスターは、興行収入と評価で大きな違いが出たのか
365,550,119ドルで390億円くらいになるんだってさ。
ちょっとくらい分けてほしいですね笑。
その割に下から数えた方が速い程の評価の低さときたものんだ。
この世界興行収入と評価の落差の理由について解説していくぞ。
( こんなことが分かります)
死霊館のシスターの海外の評価と興行収入について
死霊館シリーズでウォーレン夫妻、アナベル人形と並んで人気があるヴァラク。
見た目が異様に怖い上エンフィールド事件ではヴィランとしてウォーレン夫妻を苦しめた最強悪魔。
実はこの作品、続編が企画されるとのこと。
詳しくは…
ヴァラクの簡単な説明も終えたところで、なぜ死霊館のシスターが興行収入と評価で大きな違いが出たか話す前に海外の評価と興行収入について確認しよう。
$117,450,119
世界興行収入)
$365,550,119(死霊館ユニバースで1位)
評価)
IMDb:5.3
RottenTomatoes
トマトメーター:24%
オーディエンススコア:34%
全世界興行収入では、死霊館ユニバースで1番売り上げているんだ。
この売上がどれだけ凄いかというと…
ホラー映画の過去作で6番目に高い興行収入となる。
どうだろうか、この凄さが分かるだろうか。
レクター博士でお馴染みのハンニバルやセブンよりも高い興行収入だ。
続いて評価については、散々。
トマトメーターなんてトマトがぐちゃぐちゃなレベルの評価だし、IMDbもこの評価はB級に片足突っ込んでるレベル。
興行収入と比較すると凄い落差だよね。
この差がどうして起こったのか…
その理由を次の項で解説していくぞ。
なぜ死霊館のシスターは、興行収入と評価で大きな違いが出た理由4選
・理由1)デザインが好き。
これは海外ユーチューバーのドッキリ企画的なものだ。
視聴数は1600万回程という尋常じゃない数字。
出てきている人みんな凄いビビり様…
一部泣いていたんじゃなかろうか。
この視聴数でも分かる通りみんなこのデザインが大好き。
いや、怖い!って意味で大好き。
悪魔とは敵対するはずのシスターの恰好をした悪魔とかある意味面白い矛盾だよね。
ほかにはないオリジナリティもある上、顔のインパクトも絶大。
このデザインも知名度アップと共に死霊館のシスターの興行収入に直結したんだ。
・理由2)過去作の怖さが尋常じゃない。
死霊館では、ちょっとだけで写真とかでチラっとくらい。
あんまりインパクトを残していないが、エンフィールド事件はインパクト絶大。
何せメインキャラクターだからね。
最初の方のロレイン・ウォーレンに襲い掛かる様はかなりの怖さ。
クライマックスも相当ウォーレン夫妻を追い込んでいた。
その怖さの尋常じゃない感の他に死霊館と死霊館エンフィールド事件の評価も高い事も死霊館のシスターの興行収入に直結している。
評価は下記の通り。
死霊館ユニバースの中でトップクラスの評価。
てか、1位と2位だ。
そんな高評価の作品のヴィランの誕生秘話となれば…
そりゃ、気になって映画館に観に行くよね。
・理由3)最強の称号を持っている。
死霊館エンフィールド事件では、ウォーレン夫妻がしきりに言っていた事がある。
それは、あの悪霊はガチでヤバいってことだ。
ニュアンス的にはそんな感じのことを言っていて、実際映画内でも作品の中で1,2を争う程追い詰められていた。
そんな最強の称号を持つこの悪魔。
誰しも最強ってキャラクターが好きだよね?
その気持ちが興行収入に分かりやすく出た結果なんだ。
・理由4)PVから分かる期待値。
死霊館のシスターが作られるとなって、PVが出た時の話題度はかなり高いものであった。
そもそも海外ではウォーレン夫妻はかなりの人気と知名度で、過去作の死霊館とエンフィールド事件の面白さもあり、PVだけでもかなりの期待値であった。
どうだろうか。
かなりのインパクトと同時にすっごい怖い作品感がとても強い。
だが、蓋を開ければ終盤は物理多めのモンスターパニック調に収まってしまった。
個人的に最初の方は良い怖さをしていたが、終盤になるにつれて、怖さは薄まってしまっていたんだ。
それでもヴァラクのデザインが苦手ってのもあって、個人的な怖さランクは6点中4と結構高め。
凄い怖いと期待して観た人がたくさんいる分興行収入は、かなり稼いだが、評価は海外ともかなり酷いものとなってしまった…