イタリアで大人気!『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』特報
あらすじ~
相次ぐ爆弾テロの脅威に晒され、人々が恐怖に怯えて暮らしているイタリア・ローマ。
窃盗で食いつなぐ孤独なチンピラのエンツォは、警察に追われて潜った川で誤って放射性廃棄物のタンクに飛び込んで以来、体調不良に悩まされていた。
ある日故買屋の"親父"セルジョの手伝いで麻薬取引へ向かったエンツォだが、運搬役が死んだことで取引は失敗。目の前でセルジョは射殺され、エンツォもまた銃弾を受けて工事中のビルから落ちてしまう。
しかし傷一つ無い状態で目覚めたエンツォは、自分が鋼鉄の肉体と怪力を手に入れたことに気がつく…
個人的評価…8/10
イタリアの映画で、イタリアのアカデミー賞に当たるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞では最多16部門にノミネートされているみたいです!
主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、新人監督賞、プロデューサー賞、編集賞の最多7部門を受賞した結構凄い映画ですよ!
名前からして、鋼鉄ジークが題材ですが、実際に鋼鉄ジークと同じようになるわけではありません。
ある女性(アレッシア)をたまたま助け、その女性が鋼鉄ジークファンであったことによって、鋼鉄ジークと面影を重ねていたのだ
どうしても、力を使うと誰かが見ていて、それが回りに広まっちゃうっていうのは、王道中の王道ですが、この映画はちょっと違う…
ばれるかどうかは置いておいて、
彼(エンツォ)の心の変化も注目していってほしいですね!!
自分は、最初と最後のエンツォ側の気持ちを考えたら、かなり変わっていて、色々複雑な心境になっちゃいましたね…
最初はただのチンピラだったのに、今では無敵の怪力ヒーロー?少なくともアレッシアにはそう見えている…
これが、どう心境に変化していくのか、様々な出来事を感じて渦巻く心境!
これは、見てのお楽しみということで笑
この無敵の体と怪力でスーパーヒーローになるのか…それとも、悪の道に走るのか…
それに、アレッシアとエンツォの不思議な関係は今後どうなってしまうのか…
エンツォがかかわっていたある組織との関わりも今後のストーリーの鍵ともいえるでしょうね!!
そして、最後の最後で主人公は、何を思うのか…
ちなみに、原作者の永井豪は
「犯罪と汚濁まみれのローマの下町で、アニメヒーロー『鋼鉄ジーグ』に憧れる女性の為、正義の戦いに立ち上がる“男の純情”が美しい!!
『ガンバレ、君は鋼鉄ジーグだ!!』
とコメントしているみたいですね!
原作者からこんなこと言われたらとてもうれしいですよね!!
お勧めなんで、是非とも観てみてください!