青春とピエロの恐怖…ITそれが見えたら終わり(感想、結末、裏話)
映画.comITそれが見えたら終わりの作品情報より引用
(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
- 青春とピエロの恐怖…ITそれが見えたら終わり(感想、結末、裏話)
- ピエロの恐怖に子供の複雑な青春をうまい具合合わせた青春ホラー
- ベニーワイズが一人ずつ恐怖を植え付けていく
- 虐めの度合いがひどすぎて少しドン引き…
- 甘酸っぱい青春がせめてもの救い
- 余談、裏話…
- 結末~
キャスト
ビル・デンブロウ
…ジェイデン・リーバハー
リッチー・トージア
…フィン・ウルフハード
ジョージー・デンブロウ
…ジャクソン・ロバート・スコット
ペニーワイズ
…ビル・スカルスガルド
ベン・ハンスコム
…ジェレミー・レイ・テイラー
ベバリー・マーシュ
…ソフィア・リリス
スタンリー・ユリス
…ワイアット・オレフ
マイク・ハンロン
…チョーズン・ジェイコブス
エディ・カスプブラク
…ジャック・ディラン・グレイザー
ヘンリー・バワーズ
…ニコラス・ハミルトン
あらすじ~
1988年から物語は始まる。立て続けに起こる行方不明事件の最中、雨の日にビルの弟であるジョージーが行方不明となる。
夏休みに入る頃、ルーザーズクラブのビル、リッチー、スタンリー、エディ、そしてバワーズらに暴行を受けて逃げてきた際に出会ったベン、薬局にて出会ったベバリー、バワーズらに暴行を受けているところでビルたちに助けて貰ったマイクと共に連続行方不明事件の謎を探ることとなる。
なんとこの町は、異常な数の行方不明者が多いのだ、しかも何故か子供だけの数が…
個人的評価…9/10
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一文感想 ↓
ピエロの恐怖に子供の複雑な青春をうまい具合合わせた青春ホラー
冒頭は、ジョージがベニーワイズに襲われるシーンから始まるのだが、早速ビビらされる。
その後も子供たちの青春と様々な葛藤を描きながら、唐突に恐怖のどん底に陥れていく様は、2時間以上の作品なのにあっという間に時間が過ぎてしまった。
怖がらせ方も新鮮で、他にあまりない手を使って…あの手この手で驚かせていく。
個人的には、昼間なのに怖いホラー映画は、良作なホラー映画が多い気がする。
この作品しかり、死霊館シリーズしかり。
子供たちの青春も過激な虐めだったり、個性的な愉快な仲間の会話シーンだったりと癒されるシーンのはずだが、気持ちが少し重たくなってしまう。
その過度な虐めも様々な要因…主に大人なのだが、そのせいだというホラー映画なのに子供の悲しき青春映画の反面もあるのが面白い。
最後に…ベニーワイズの左右にぶれながら襲う動き怖すぎwww
ホラー映画を観たいという方、怖いピエロ映画を観たいという方は特にオススメだ!
下記詳しい感想 ↓
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ベニーワイズが一人ずつ恐怖を植え付けていく
ベニーワイズが一人一人をターゲットに恐怖を植え付けていくんですが、どれもこれも基本日中に仕掛けてくる。
しかもそれは唐突に訪れるので、青春の葛藤を観ていたら、急にベニーワイズにビビらされるという不意打ち…
この作品今回で2回目の視聴で、1回目は劇場で鑑賞したのですが、となりの女性が所々ビクビクしなが見たり、顔を背けたりとみんないい具合に怖がっていましたね。
ベニーワイズは、子供にしか見えずに一人一人のトラウマを使って、幻覚?のようなものを見せつつ襲っていくので、子供からしたら、相当な恐怖でしょうね。
個人的に独特な走りで追いかけてくるのは、反則級に怖いと思います…
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虐めの度合いがひどすぎて少しドン引き…
ヘンリーの虐めの度合いがどんどんエスカレートしていく…
というより、転校生のベンのお腹に自分の名前を彫ろうというのは、マフィアの拷問とかそんな類だぜ!?って思いながら観てました。
うん、ひどすぎてドン引きしてしまいましたね。
そのシーンでは、いじめっこの仲間も少しドン引きしている風でしたね。
日本のドラマとかにもある水をぶっかける虐めとかもあったんですが、この映画は虐めばっかなんですよね。
授業中の風景は一切ないですが(というより夏休み中がメインの話なんですよね)
授業中はさぞかしつらいんだろうなぁと思わざるおえませんね。
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甘酸っぱい青春がせめてもの救い
負け犬クラブという悲しき仲間たちのリーダーが主人公のビルで、その仲間たちは、下ネタばっかいったり、おしゃべりな子だったり、そのツッコミ役がいたりとさぞかし楽しそうなメンバー。
そこに虐められている少女も参加して…虐められてる子を助けたりとドンドン仲間が増えていく。
やはり、紅一点がはいったことによって甘酸っぱい青春になってきましたね。
しかも、なんだか3角関係みたいになっていったりするし、水遊び最中には、ベバリーも参加したことにより、思春期真っ盛りな少年たちはもうガン見しちゃいますよね笑
その気持ち…凄くわかるなぁ笑
と、ちょっと笑える部分も一応あるので、そういう部分がせめてもの救いという感じですね。
ただ単に怖いだけではない映画ということですね
余談、裏話…
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ベニーワイズ役のビル・スカルスガルドは、目を自在に動かせる。
ベニーワイズのあのカメレオンみたいな目は、実はCGとかではなく、ビルが実際目を動かしているものなのだとか
DVDでは、未公開シーンが15分程あります。
結末~
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キャストの詳しい説明
ビル・デンブロウ( 吃音の少年で「負け犬(LOSERS)クラブ」のリーダー。)
ベン・ハンスコム(転校してきたばかりの太めの少年)
リッチー・トージア(ビルの親友である眼鏡の少年)
ベバリー・マーシュ(いじめを受けている大人びた少女。父親から性的暴行を受けている)
スタンリー・ユリス(ユダヤ系の少年で、教会の息子)
マイク・ハンロン(アフリカ系の少年。家業である屠殺業の見習い修行中)
エディ・カスプブラク( 喘息持ちの少年で過干渉の母親に行動を縛られている)
ヘンリー・バワーズ(ベンやマイクらに執拗な暴行を加えている不良グループのリーダーで警官の息子)
とあるボロ屋の中の井戸に逃げ込むピエロ(ベニーワイズ)追うべくビルたちは、いざ井戸の中へ
ビルたちは、井戸に逃げ込むベニーワイズを見届けた後、エディの母に見つかり、そこでビルたちは喧嘩になってしまう。
その後、ベバリーは、ベニーワイズに連れてかれてしまう。
ビルはベバリーを助けるべく仲間と仲直りし、いざ井戸の中へ向かう。
ビルたちは、井戸の中へ入ろうとして、最後の一人、マイクが入ろうとしたとき、ベニーワイズに誑かされて、父親を殺したヘンリーがマイクに襲いかかる。
なんとかヘンリーを井戸に突き落としたが、マイクは、屠殺業で使う銃の玉を落としてしまい、装弾した1発のみとなってしまう。
その後、井戸の中に進んでいると、途中ベニーワイズに導かれたスタンリーがベニーワイズに襲われ、あわや食われる寸前で助けられた。
その後、ビルがベバリーを発見したが、近くにジョージもいたので、ジョージを追いかけた。
だが、そのジョージはベニーワイズであった。
ベン達他の人たちもベバリーの元にたどり着き、なんとかベバリー救出した。
ベン達は、ベニーワイズと戦いの末、何とかベニーワイズに勝利する。
ベニーワイズは、井戸の中で朽ち果てていったのだった…
そこを出たベン達は、みんなで27年後またここにこようと誓い、手に傷をつける。
そして、ベンは最後にベバリーにキスをして終わるのであった…