短すぎで、謎だらけ勿体ない!…ダークタワー(感想、結末)
映画.comダークタワーの作品情報より引用
キャスト
ガンスリンガー / ローランド・デスチェイン
黒衣の男 / ウォルター
アラ
…クローディア・キム
ピムリ
…フラン・クランツ
あらすじ~
奇妙な地震が頻発するニューヨーク。
消防士である父親を大火災で亡くしたジェイクは、それ以来「暗黒の塔と、塔を倒そうとする黒衣の男、そのために子供を誘拐する人の皮を被った怪物、そして黒衣の男を追うガンスリンガー」の夢に悩まされるようになる。
実母ローリーと義父ロンの手によって精神キャンプに送り込まれそうになったジェイクは、キャンプの職員が夢で見た怪物であることを悟って脱走、夢の内容を手がかりに廃屋から機械仕掛けの扉ポータルを使って世界を超え、たどり着いた<中間世界>でガンスリンガーのローランドと出会うのであった…
ストーリー…3/10
キャスト…8/10
アクション迫力度…3/6
個人的評価…6/10
映画.comダークタワーの作品情報より引用
一文感想 ↓
ガンアクションと世界観は最高なのに短すぎるが故に中途半端感が…
原作は、約14冊からなるスティーブンキングの作品で、とある滅亡しかかっている世界と現代との間でおこる戦いを描いている。
まず、一番の見所というのは…
SFとイドリエ・エルバのガンアクションと謎の魔術師黒衣の男の戦いだ。
独特なリロードの仕方とイドリエ・エルバことガンスリンガーのローランドのアクションは、良かった!
それに黒衣の男のチート級の強さも強大な敵感がでているし、ローランドの戦いも90分にしては見ごたえはあった方だ。
見所を抑えて上で、次に特筆すべき点というのは…
スティーブンキングの独特な設定と世界観は、やはり凄いというべき
魔法とかクリーチャー的なものが存在する世界とそういったものが存在しない架空だと思われている世界の2つを世界を行き来する…戦ったり黒い謎の塔を守る側と壊す側という至ってシンプルだが、面白い。
90分の短さ故か色々わからない点が多すぎる。
正直謎だらけだ。
ダークタワーを壊されちゃダメなことは分かったが、それ以外なんだか分からない。
それに主人公の存在だったり、シャインとかガンスリンガーとかあとは、ガンスリンガーたちの過去もなんとな~~くしか分からない。
原作は、かなりの巻数なのでもっとその辺や色んな事がミッチリ詰まっているんだが、如何せん、90分の映像で無理くり集約させているのだ…
無理があるというものww
上下2部構成で2時間とかでも良かったと思うのだが…
かなりもったいないと思ってしまった点だ。
ガンアクションが好きという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
微妙な評価でした。
よくも悪くもない…いわば、マシューとイドリエ・エルバの有名どころと3Dの映像にお金をかけている分、評価が低いという事態は避けたが、興行収入的には失敗の位置づけでしょうね。
主に悪い評価としては、原作が長編作品なのに映画が短すぎる、分からないことだらけというのが大体。
全く同意見でした笑
予告編のキャッチも良かったが故、ホントにもったいないと思ってしまいます。
逆に良い評価というのは、やはりマシューやイドリエ・エルバの起用だったり、がんアクションが良いという意見が多かったですね。
下記詳しい感想 ↓
映画.comダークタワーの作品情報より引用
イドリエ・エルバのガンアクションと謎の魔術師黒衣の男の戦いが一番の見所!
イドリエ・エルバのガンアクションは見ごたえ抜群で、とても楽しめた。
それに銃をリロードの仕方がとてもカッコいい!!
現実には絶対無理だが、あの一瞬でリロードする感じ、両手に銃で手を使わずにリロードする感じ、もうたまらなく好きだ!
アクション自体は、ガンアクション中心という感じで他に殴る蹴るというアクションは殆どない。
それと、謎の魔術師の黒衣の男だ。
なんとこの男チート級の能力を有している。
アクションが殆どしないこのキャラクターだが、ラストのローランドとの戦いは、この映画の中では、一番の見所で90分映画にしては、十分といった所だ。
イドリエ・エルバ…聞いたことあるなぁ…
今作では、ガンスリンガー/ローランド・デスチェインという凄腕ガンマンのキャラクターだ。
イドリエ・エルバといえば、パシフィックリムのスタッカー(マコの父親代わりになっていた人)やマイティソーシリーズのヘイムダル(アスガルドと他の地の転送装置の門番)や28週後…ではストーン大佐、ワイルドスピードスーパーコンボでブリンクストン(超人的な能力を持った敵)をやっている。
アクション好きなら一度は目にしていることだろう。
因みにこの俳優は、身長が189センチもあるそうだ!
映画.comダークタワーの作品情報より引用
スティーブンキングの独特な設定と世界観は、やはり凄いというべき
魔法とかクリーチャー的なものが存在する世界で、シャインという特殊能力持ちが居たり、謎の黒い塔の存在と独特な設定はさすがスティーブンキングというべきだろう。
その魔法とかがある世界といわばそういう世界のない普通の世界を行き来することや2つの世界の人が強大な敵に立ち向かうという設定、世界観はとても面白いと思う。
それに、根本の話は単純なのだ!
謎の黒い塔を守る側と壊す側の2つの戦いという事。
こんな分かりやすい設定はないと思う。
それに上記に書いたファンタジー感のある世界だったり、その世界と他の世界を行き来するという言わばSF要素を足した感じ…
設定自体は、文句のつけようがない。
作品自体のキャッチも視聴者の興味をひくし、観たい!と思わせるような設定。
だからこそ、尺の短さが悔やまれるのだ…
映画.comダークタワーの作品情報より引用
黒90という短さ故、色々わからない点が多すぎる。
まず一つ、自分は原作を読んでいないという事。
それを踏まえて書くと、正直謎だらけだ。
ダークタワーを壊されちゃダメなことは分かったが、それ以外なんだか分からない。
いや、なんとなく壊されたらヤバいという感じはにおわせているが、詳しいことは分からない。
それにもっと塔の中で戦ったりする感じかと思ったが、全然違った。
塔なんて遠巻きにしか出てこない笑
それに主人公の存在だったり、シャインとかガンスリンガーとかあとは、ガンスリンガーたちの過去もなんとな~~くしか分からない。
黒衣の男のことだって分からないんだ。
なんかすごい強いっていうのは分かるよ…でもなんでそんな争っているのか全く分からない。
普通、そういう事って映画で説明されているはずなんだが、分からない。
なんとなく会話で言っていた感じはしたけど、正直言葉足らずだ。
ほんとに分からない事だらけだ。
原作は、かなりの巻数なのでもっとその辺や色んな事がミッチリ詰まっているんだが、如何せん、90分の映像で無理くり集約させているのだ…
SONYさんが配給に携わっているということで、なんとなく察した。
スパイダーマンシリーズを観ても、コロコロシリーズ最初からやり直したりとあんまりいい印象がない配給先。
やはり、90分に抑えるというのは無理があるというものww
上下2部構成で2時間とかでも良かったと思うのだが…
逆にそっちの方が売れたかもしれない。
しっかり話の説明を入れ、アクションも濃密にして、様々な絡みを入れたらいい映画になっただろうなぁと思ってしまった…
かなりもったいないと思ってしまったのが正直な感想。
結末~
映画.comダークタワーの作品情報より引用
8黒衣の男をジェイクとともにローランドが銃で倒し、一件落着。
ジェイクが黒衣の男に連れ去られて、ローランドが追う。
黒衣の男は、ジェイクを連れ、ダークタワーを攻撃するのに使う生贄の台(それに座らせて、特殊な子供たちの力を利用して攻撃している)に座らせるが、ジェイクは激しい抵抗を見せる。
そうしているうちにローランドは、雑魚敵を倒しつつ、ジェイクを追いかける(ジェイクがローランドの頭の中に語り掛け、周りの景色を送っていた)。
ジェイクは、激しい抵抗をするが、黒衣の男の言葉に惑わされて、抵抗が弱まる。
弱まり、ダークタワーの攻撃が始まった時、ダークタワーが激しいダメージを受け、現実世界に影響を及ぼし始めた。
そうしているうちに、ローランドがテレポートした場所に到着し、ジェイクは能力を使って、テレポートの出入り口を無理くり開いた。
黒衣の男は、しょうがないので、ローランドを倒すことにする。
ローランドと黒衣の男の激しい戦闘が始まり、最初はローランドが優勢だったが、徐々に押されてきて、ローランドは、がれきに埋もれて絶体絶命になってしまった。
その時、ジェイクがローランドの頭に語り掛け、前に教えてもらったガンスリンガーの心得を頭で唱え始めると、ローランドも一緒に唱え、2発の銃弾を撃つ。
1発は、真っすぐ黒衣の男にもう一発は、鉄の柱にあて、弾かせて最初の1発目の銃弾にあて、曲げる。
そして、黒衣の男にあたり隙が出来たところに連発してうち、倒すことに成功。
ジェイクを救い、ローランドは機械を銃弾で破壊、敵アジトを壊滅させた。
そして、ローランドは、ジェイクに一緒にこないかと言って、ジェイクが喜んで快諾したのだった…