映画感想)悪の象徴の誕生秘話…ジョーカー(感想、結末、裏話)
映画.comジョーカーの作品情報より引用
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
- 映画感想)悪の象徴の誕生秘話…ジョーカー(感想、結末、裏話)
- 苦痛から怒りへと変わる様がパンチが効きすぎて、頭から離れない。
- ホアキン・フェニックスの怪演
- 映画だからって救われると思うなよ?
- 不況だからこそ「ジョーカー」は誕生した
- 余談、裏話…
- 結末~
キャスト
アーサー・フレック / ジョーカー
…ホアキン・フェニックス
マーレイ・フランクリン
…ロバート・デ・ニーロ
ソフィー・デュモンド
…ザジー・ビーツ
トーマス・ウェイン
…ブレット・カレン
あらすじ~
財政難に陥り、人心の荒むゴッサムシティに住む大道芸人のアーサー・フレックは、母ペニーの介護をしながら、自身もまた福祉センターでカウンセリングを受けながら毎日を過ごしていた。
彼は、発作的に笑い出すという病気を患っていた。
アーサーはコメディアンを目指していたが、なかなかうまくいかなかったのだった…
個人的評価…10/10
映画.comジョーカーの作品情報より引用
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
一文感想 ↓
苦痛から怒りへと変わる様がパンチが効きすぎて、頭から離れない。
マジでパンチが効きすぎている。
この一言に尽きてしまう…
財政難で凄まじい格差社会が誕生してしまったゴッサムシティで、全てが恵まれない中必死で生きていたアーサーフレックのちのジョーカーの感情の変化していく様は、ほんとすさまじい。
久々に見入ってしまった作品で、表情から態度から…様々な所から徐々に変わっていく。
最初は善人だったんだけど、やっぱりあんなに人から色んな仕打ちをうけてしまうと…「ジョーカー」になってしまうんですね。
永遠悪い夢でも見ているんじゃないかと思わせる程。
アーサーことホアキンフェニックスの怪演が目を見張る。
ロバートデニーロが霞む程の凄まじい演技だったんですよね。
凄い…の一言に尽きます。
ホアキン本人もジョーカーを演じるのにかなりの体力を使うと言っていましたね。
アカデミー賞候補と言える作品なので、是非チェックしたいですね。
因みにバットマンビギンズとダークナイトを観ているとより楽しめます。
ジョーカーの誕生秘話を観たいという方は特にオススメだ!
下記詳しい感想 ↓
映画.comジョーカーの作品情報より引用
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
ホアキン・フェニックスの怪演
他の役者がガッツリ霞む程の怪演でしたね。
ロバートデニーロも番組の司会者役で出演していたのですが、ホアキンの印象が強すぎて霞んで見えてしまったほどでしたね。
特に凄いと思ったところを1つだけご紹介。
ホアキン演じる アーサーが怒られているシーン。
ただ怒られているシーンで、アーサーの顔のアップなんですが、笑っています。
ただ、目が全く笑っていない…
そのうち、笑い→怒りへと表情がシフトしていく様が感じられてくるんですよね。
それも徐々に分かっていく…
ただの変哲のないシーンでしたが、鳥肌たってしまいましたね。
あんな自然にそんな表情の変化ができるものだろうかと…
こういうシーンがいくつもあるため、2時間くらいの尺なのに体感は1時間くらいに感じてしまったほどでしたね。
映画.comジョーカーの作品情報より引用
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
映画だからって救われると思うなよ?
この主人公のアーサーにとっては、地獄でしかないでしょうね。
コメディアンになるっていう夢を追い求めつつも、様々な悲劇が彼を襲ってきます。
ほんと人ってお金とか絡むと屑になっていく様が良くわかりますね。
とことんダークなストーリー展開でした。
映画.comジョーカーの作品情報より引用
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
不況だからこそ「ジョーカー」は誕生した
もしこれがゴッサムシティじゃない、人情溢れる町であればジョーカーは誕生しなかったでしょうね。
アーサーが幸せになって、正義のコメディアンヒーローに!?って展開もあったかもしれない。
ですが、残念ながら舞台は混沌とした街のゴッサムシティ。
ゴッサムシティの貧困層にとっては、正義のヒーローであったでしょうね。
余談、裏話…
映画.comジョーカーの作品情報より引用
(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
海外の有名サイト(IGN)では、フェニックスのパフォーマンスをジョーカーとして夢中にさせ、「オスカーにふさわしい」と評した。
ジョーカーは、2019年8月31日に開催された第76回ヴェネチア国際映画祭で初演し、8分間のスタンディングオベーションを受賞し、ゴールデンライオン賞を受賞しています。
結末~
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(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics
キャストと簡単な説明
アーサー・フレック/ジョーカー(突然笑ってしまう病気)
マーレイ・フランクリン(有名な番組の司会者)
トーマス・ウェイン(ブルースウェインの父)
ソフィー・デュモンド(同じ建物に住んでるシングルマザーの人)
ウェイン家かと思ったら、養子縁組で違ったのだった…しかも母親は、精神的におかしく、母親の虐待のせいで突然笑い出す病気になった。
地下鉄で絡まれた3人組を銃で殺してしまう。
ブルースウェインの父のトーマスウェインに会って話したら、実の父ではなく母親の妄想だと言われる。
その事実が気になり、施設で調べたら、養子縁組や虐待、母親の精神病など本当にトーマスウェインの言ったとおりだったのだ。
一方、母親は警察の調書中に倒れてしまう。
事実を知ったアーサーは、母親を病院で窒息死させる。
会社でクビに追いやった同僚をハサミで殺す。
その後好きだった番組に出演し、好きな司会者のマーレイと共演することができた。
前に自分のネタをバカにされたこと、母親にも裏切られてたりともう失うものがないアーサーは、マーレイを本番中に射殺。
その後、警察に連行られるが、同士に助けられるもずっと踊ってて、そのまま精神病院へ
いつもの先生にカウンセリングしてもらうが、そのまま殺す。