感想評価)アクションのクオリティ高めでハーレイクインの世界観が炸裂!…ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY(感想、結末、裏話)
映画.comハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREYの作品情報より引用
(C)2019 WBEI and c&TM DC Comics
スーサイドスクワッドで出演していたハーレイクインのスピンオフ映画の今作。
ハイエナに謎のバービー、色彩豊かなハーレイクインとこんなにも印象に残るもんかなってくらい印象に残る。
公開日に速攻観にいった結果、期待を裏切らない面白さだった。
その楽しめた理由や見所…感想を紹介していくぞ。
- 感想評価)アクションのクオリティ高めでハーレイクインの世界観が炸裂!…ハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREY(感想、結末、裏話)
- ハーレイクインの独特の世界感は癖になりそう…面白い映画。
- ネタバレ感想
- 結末~
楽しめた理由と見所
映画.comハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREYの作品情報より引用
(C)2019 WBEI and c&TM DC Comics
率直な意見として…とても楽しめた。
意外と飽きずに観ることができたんです。
その理由と今作のハーレイクインの見所を紹介していきます。
・ハーレイクインを楽しめた理由
- アクションが凄い。
- デットプールのようなおちゃらけた雰囲気を終始楽しめる。
- なんだかんだで、心が暖まる。
- 個性豊かな女性最凶軍団の見せ場も忘れるな。
- なんだかんだで分かりやすいストーリー。
予告編では、一部アクションシーンが挟まってますね。
実は、かなりアクションのクオリティが高いんです。
自分は、アクション好きなんですが、ハーレイクイン独特のアクションを堪能でき、何処かスカっとするような清々しいアクションが堪能でき、とても楽しめましたね。
作風は、デットプールを意識しているような感じです。
たまに視聴者に語り掛けるような感じだったり、カメラ目線になったりとデップーの世界観にかなり似ており、飽きずに楽しく見られました。
ネタバレになってしまうんで、詳しくは話せませんが…心が地味に暖まりました笑
ホアキンフェニックスのジョーカーとは正反対の映画ですね。
あらすじでも書いているように、個性的な女性軍団がいます。
そいつらとの戦いは、この映画の最大の見せ場です。
さながら…劣化版アベンジャーズ!?笑
途中話が前後していて分かりづらいかなと思ったんですが、思いのほか分かりやすかった。
目標がはっきりしている上、キャラクターも多くない。
小難しい内容じゃないのは、アクションに集中できるので、楽しむにはもってこいですね。
・ハーレイクインの見所
- 自由奔放なハーレイクインを堪能。
- アクロバティック&個性的なアクション。
- デットプールっぽい雰囲気。
流石は元ジョーカーの彼女。
やりたいようにやって、暴れまわります。
その姿は、観ているこっちがスカッとするような…なんだかハーレイクインワールドに引き込まれていきますね。
ハーレイクインことマーゴットロビーがこんなにもアクションが出来るとは思っていませんでした。
同じDCのワンダーウーマンとは違う、力ではなくアクロバティックなアクションに加え、唯一無二の個性的なアクションは、このハーレイクインの見所ですね。
デップーっぽい作風は、この映画の見所ですね。
おちゃらけたようなキャラクターで、どこか優しさのようなものも存在する。
時たま視聴者に語り掛けるような感じは、ハーレイクインっぽくてとても好きです。
・予備知識一切なしでも楽しめるんです。
一応スーサイドスクワッドの後という時系列になるんですが、特にスーサイドスクワッドの話も出てはきません。
特にゴッサムの諸事情等が出てくるわけでもなく、バットマンシリーズの話も絡めているわけでもない。
ハーレイクインは、ジョーカーの彼女だったという事さえ知ってれば、十分楽しめる。
というか、ジョーカーの彼女ってことも最初にじっくり説明されるので、ホントに予備知識なしで楽しめるんです。
ブラックマスクって何者じゃ?
映画.comハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREYの作品情報より引用
(C)2019 WBEI and c&TM DC Comics
ブラックマスクの本名は、ローマンシオニスという名です。
コミックだと元化粧品会社の社長でしたが、フェイスペイント商品に力を入れた結果倒産危機に…
幼馴染のブルースウェインはローマンシオニスを救う為にウェイン産業と合併させますが、ローマンは勘違いをし、自分の会社を奪われたと思い、ウェインに復讐しようとするんです。
今作のハーレイクインのブラックマスクは、バーを経営している裏稼業に詳しいボスって感じで、ブルースウェインの事は一切出てきません。
なんなら、ジョーカーとハーレイクインに恨みを持ってるっていう設定なので、原作との接点は殆どなさそうですね。
あるとすれば…
- 黒いマスク被る。
- ボス的存在。
現状は、この2点でしょうね。
なので、原作を知っているとより楽しめる…といった要素は殆どないんです。
キャスト
ジャーニー・スモレット=ベル
ロージー・ペレス
アリ・ウォン
など
ハーレイクインのマーゴット・ロビー
ターザン、ピーターラビット(ナレーション)に加え、ふたりの女王メアリーとエリザベスでは、英国アカデミー賞助演女優賞ノミネート、アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダルではアカデミー賞を多数ノミネートした実力派だ。
因みにブレイクのきっかけは、マーティンスコセッシ監督のウルフオブウォールストリートのナオミ・ラパグリア役だ。
ブラックマスクことユアンマクレガー
スターウォーズシリーズ(オビワン=ケノービ)やムーランルージュなど様々な作品に出ている。
ブレイクのきっかけは、シャロウ・グレイブという作品だ。
ハントレスことメアリー・エリザベス・ウィンステッド
ダイハード4.0やリンカーン/秘密の書、スイスアーミーマンなど様々な作品に出ている。
実は、ワンダーウーマンの主演のオーディションを受けていたそうだ。
ロージー・ペレス
今作では、警察官役でした。
悪の法則やネットフリックス映画のマクマホンファイルなどに出演しています。
因みに女優の他にダンサーや振付師の顔を持っています。
あらすじ~
悪のカリスマ=ジョーカーと別れ、すべての束縛から解放されて覚醒したハーレイ・クイン。モラルのない天真爛漫な暴れっぷりで街中の悪党たちの恨みを買う彼女は、謎のダイヤを盗んだ少女カサンドラをめぐって、残忍でサイコな敵ブラックマスクと対立。その容赦のない戦いに向け、ハーレイはクセ者だらけの新たな最凶チームを結成する。
映画.comのハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREYの作品紹介、解説欄より引用
解説
「スーサイド・スクワッド」に登場して世界的に人気を集めたマーゴット・ロビー演じるハーレイ・クインが主役のアクション。
マーゴット・ロビーが自身の当たり役となったハーレイ・クインに再び扮し、敵役となるブラックマスクをユアン・マクレガーが演じた。監督は、初長編作「Dead Pigs」がサンダンス映画祭で注目された新鋭女性監督キャシー・ヤン。
映画.comのハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREYの作品紹介、解説欄より引用
原題、Birds of Prey: And the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn
上映時間、109分
PG12
監督
キャシー・ヤン
脚本
クリスティーナ・ホドソン
原案
チャック・ディクソン、ゲイリー・フランク『バーズ・オブ・プレイ』
製作
マーゴット・ロビー
スー・クロール
ブライアン・アンケレス
製作総指揮
デヴィッド・エアー
ウォルター・ハマダ
ハンス・リッター
ジェフ・ジョンズ
ガレン・ヴァイスマン
配給、ワーナー・ブラザース映画
ストーリー…7/10
キャスト…7/10
アクション迫力度…5/6
個人的評価…8/10
映画.comハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREYの作品情報より引用
(C)2019 WBEI and c&TM DC Comics
一文感想 ↓
ハーレイクインの独特の世界感は癖になりそう…面白い映画。
自分はこの映画好き。
アクションも見ごたえ抜群で終始飽きなかった面白い映画だと感じている。
今作観て感じた事は、いくつかある。
- アクションが独特で凄い。
- デットプールっぽい。
- スカッとする。
- か弱き乙女のような…メッセージ性がある。
アクションやスカッとする感じに関しては、下記の詳しい感想で書いています。
デップーぽいのも楽しめた理由や見所のところで書いているのでここでは省略しますね。
メッセージ性があるというのは、観ていて強く感じた。
この辺は、あんまりネタバレしてはまずそうなので、下記のネタバレ感想のところで熱くメッセージ性については語ります。
このメッセージ性については、なんだか深いな…なんて感じてしまった部分です。
総称して…楽しめた!
アクションの見ごたえ抜群だ。
バットなどのアクションに加え、アクロバティックなアクションは、見ごたえ抜群だった。
武器を使ったアクションや素手でのアクション、カーアクションなど色んなアクションが詰まってるぞ。
知ってたら、笑っちゃう部分が所々ある。
所々クスっと笑ってしまう部分がある…特にハイエナ絡みのところとか。
他にも色んなところに笑いの刺客が笑
終始スカッとする感じは、観ていて清々しいぞ。
アクションだったり、ハーレイクインの生きざま、終わり方と色んな要素でスカッとする。
観ていて、スッキリするような感じだ。
アクション映画を観たい、DCコミック映画、女性が活躍する映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 3.8
映画.com 3.6
結構な高評価だと感じた。
みんな共通して言っているのが、主演のハーレイクインことマーゴットロビーについてですね。
アクションが良かったり、痛快、マーゴットロビーがカッコかわいいという意見が多かったようです。
高評価の意見としては…
現実逃避したければ、最高の映画、ハーレイクインのビジュアル最高、元気出る
低評価の意見としては…
手に汗握る程ではない、アトラクション的な作品なのであまり求めすぎないこと
下記詳しい感想 ↓
映画.comハーレイ・クインの華麗なる覚醒BIRDS OF PREYの作品情報より引用
(C)2019 WBEI and c&TM DC Comics
アクションの見ごたえ抜群だ。
バットなどのアクションに加え、アクロバティックなアクションは、見ごたえ抜群だった。
カーアクションあり、戦闘アクションありと色んなアクションを堪能できましたね。
クライマックスのアクションが最大の見所なんですが、警察署でのアクションシーンが個人的には好きでしたね。
ハーレイクインがとある理由で覚醒して、自分よりも大きな男どもを投げ倒していく様は、迫力満点だ。
この辺のシーンは、真横のカットだったんだが、見やすくて良かったですね。
他のアクション映画だといろんなアングルからとるせいで、アクションシーンが分かりづらかったりすることがあるんです。
それがないのはとても良かった。
アクション自体も技術や見せるアクションと武器を使ったド派手なアクションを合わせたようなアクションで、女性がメインの映画としては、なかなか珍しい。
アクション7割、他3割と意外とアクション比率が高いハーレイクインの華麗なる覚醒。
アクション好きならきっと気に入るはず…特に女性ものの技術で応酬するアクション系が好きな方は特にだ。
知ってたら、笑っちゃう部分が所々ある。
所々クスっと笑えるところがあったんです。
その部分は、一応過去シリーズ…スーサイドスクワッドだったり、バットマンシリーズを見ている人なら気付くと思う部分です。
一部簡単に紹介すると…あのハイエナの名前に注目してみよう。
我ながら声を出さなかったのが、凄いと思った。
あの名前は反則ですわ笑
映画内でハイエナの名前の由来とか言っているんだが、それを聞いてまた笑いがこみ上げてくる笑
自分と同じ体験をしている人も多いと思われるんですが、声をださないよう頑張ってください笑
最後にクロスボウキラーは、ダサいわww
終始スカッとする感じは、観ていて清々しいぞ。
ハーレイクインを観ていて、アクションが凄いと感じる他に大きく感じた部分がある。
それは、スカッとする…清々しさを感じるということだ。
分かりやすく箇条書きで下記に紹介します。
スカッとする要素)
- アクションがスカッとする。
- 終わり方がスカッとする。
- ハーレイクインの生きざまがスカッとする。
ハーレイクインの繰り出すアクションは、見てるこっちがスカッとする。
自分よりも大きな男どもをなぎ倒し、よく股間を狙うけど…バッタバッタとなぎ倒す。
バットアクションもかなり面白い。
あんな使い方するんだね…なんて思いながら観ていましたね。
ハーレイクインの終わり方は、個人的に好きな終わり方をしていました。
詳しく言っちゃうとネタバレになっちゃうんで控えますが、一言で言うなら…
スカッとエンド!
うわ、ネーミングセンスないわ、だっさと思わないでくださいね…スカッとするエンドってことですよ…
ハーレイクインの生きざまが描かれている今作。
自由奔放、やりたいことを全力でやる姿は、どこかスカッとするような感じを覚えますね。
こんな自由奔放な生き方…ちょっとだけ憧れるわ笑
余談、裏話…
主人公やその周りの登場人物たち、監督や脚本まで制作の過程で女性が主に核を担っているある意味珍しい映画。
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ネタバレ感想
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裏切られることで傷つきながらも恐れず前進!っていうメッセージ性
冒頭で、ハーレイクインは、ジョーカーと別れた。
その辺のことを裏切られたと感じているハーレイクイン。
その他にも自分の家を借りていたオーナーにも裏切られたりしている。
そんな中、ハーレイクインは立ち止まることなく、全力で前進しようとしている。
ここでクヨクヨしていたら、また違った評価だっただろうな。
違ったっていうのは、面白くないと感じただろうなということだ。
全くクヨクヨせずに前進していく様があったからこそ強くスカッとするような感じを感じれたんだろうな。
すっかり忘れてたブラックキャリーの能力
キラーボイスのブラックキャリーさん。
滅茶苦茶武闘派だから、人を倒すことのできるあの高音ボイスのことをすっかり忘れていました。
使ったシーンはたった2か所。
最初の歌手として歌ってた時とクライマックスのブービートラップ(廃墟のアトラクション施設)で使った時だ。
クライマックス時に使った時、「そいやこんな能力あったよね」なんておもちゃったくらい忘れ去られてた笑
それに使い勝手も悪いしね…
結末~
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登場人物と簡単な説明
ハーリーン・クインゼル/ハーレイクイン(主人公、ジョーカーと破局後、色んな人から命を狙われることに)
ヘレナ・バーティネリ / ハントレス(自称ハントレス、みんなからはクロスボウキラーと言われているマフィアに家族を皆殺しにされ、復讐していた人)
ダイナ・ランス / ブラックキャナリー(ローマンのバーで歌手兼運転手をしてる人で高音の声を出せる人)
レニー・モントーヤ(ゴッサム市警の刑事、同僚に功績を奪われ続け、警察辞めちゃう。)
カサンドラ・ケイン(スリの常習犯、ダイヤを盗んだことにより、指名手配される。)
ローマン・シオニス / ブラックマスク(今作のヴィラン)
カサンドラの盗んだダイヤを守り、ブラックマスクも倒し一件落着。
ハーレイクインは、ジョーカーと別れたことにより、ジョーカーの後ろ盾がなくなった。
その結果色んな人から命を狙われ、ローマンことブラックマスクにとらわれる。
捕まり殺されそうになったところを聴き耳を立てていた時に知った…ダイヤが盗まれたことをダシに解決を条件に自分を見逃すよう交渉。
交渉成立したが、ダイヤを渡したら殺されると悟っていたハーレイクインは、ダイヤを盗んだ張本人のカサンドラを捕まえ逃げ回る。
その過程で、ダイナやレニー、ヘレナと出会っていた。
ハーレイクインは、大家から裏切られたことをきっかけに、ローマンと取引をする。
場所はブービートラップ。
その場に ダイナやレニー、ヘレナも偶然居合わせ、ブラックマスクが軍を招集したことにより、共闘することに。
激闘の末、ブラックマスクを倒し、ハーレイクインは、ダイナの車を盗み、カサンドラと商売し始めたのだった…