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3DCGアニメーターとして絶対に持っておきたいたった一つの本+α

 

    

3DCGアニメーターとして絶対に持っておきたいたった一つの本+α

 

 

3DCGアニメーターとして絶対に持っておきたいたった一つの本+α

3DCGアニメーターとして絶対に持っておきたいたった一つの本+α

3DCGアニメーターをやっていた時にこの本は、絶対持っておくべきだろって本が1冊だけ存在する。

その本は、本の数自体が少ないのだが、内容がかなり濃く、使える本となっている。

ウォルト・ディズニー社、PIXAR社、DreamWorks社、Blue Sky社、Warner Bros社が参加した講習でやった内容が書かれている本だ。

それでは、その本を紹介します。

 

( こんなことが分かります)

✔ 3DCGアニメーターの本を何買おうか迷っている人

 

3DCGアニメーターとして絶対に持っておきたいたった一つの本

アニメーターをやる上で本としてほしいなと思う知識については…

  1. アニメーションの技法についての本
  2. カメラの構図の本
  3. 人体の構造の本
  4. アニメーション用語の本(Google先生でも十分)

の4冊だ。

その中でも絶対に本としてほしいアニメーション技法の本を紹介するぞ。

※他の3つは、次のお金に余裕があれば欲しい本の紹介で紹介します。)

 

・アニメーターズ・サバイバルキット

 

  (中古版)

✔ オススメポイント

  1.  ウォルト・ディズニー社、PIXAR社などが参加した講義が内容。
  2. 現場でこの本が支給される程重宝する。

 アニメーターとしてアニメーションを学ぶのにこの1冊があれば事足りる本です。

 

 

ウォルト・ディズニー社、PIXAR社、DreamWorks社、Blue Sky社、Warner Bros社のアニメーターたちが参加した「アニメーション・マスタークラス」に基づく内容が収録されています。

 

「アニメーション・マスタークラス」とは?

ピクサーアニメーション所属のプロが講義するアニメーションの授業。

参加費用は、38500円程かかるが、プロの現場の第一線で働いている人の授業だけあって、それだけの価値は十分あります。

 

一応、リンクだけ貼っておきます↓

アニメーションマスタークラス/Michal Makarewicz 氏 | 講座,テーマ,アニメーション | CGWORLD SHOP

 

その内容が収録されている本が1万円以下で買えるんです。

自分も持ってますが、顔や色んな動き、アニメーションの残しといった技法のことも細かく書いています。

 

他の色んなアニメーションの本を買ってきましたが、これ以上の使える本はなかったですね。

品薄なので、アニメーターを目指そうと思っている人はお早めに…

 

 (新品版)

 

✔ デメリットポイント

  1. 濃密な内容なだけあって、他の本と比べて値段が高い
  2. 本自体がめっちゃデカく、重たい。
  3. 新刊数がめっちゃ少ない。

新品だと1万近くするので、他の本と比べたら、高めになっています。

それと同時に本自体がでっかい…

サイズ的にはA4とA3の間(A4より)のデカさでかなり分厚い。

辞書並みに分厚く、作りもしっかりしてるので、持ち運ぼうと思ったら、かなり重い。

それに…おっきめのリュックが必要となるので、持ち運びには不向きです。

現状、電子書籍版は発見できなかったので、

 

それと発行されている本の数がかなり少ない。

実は、5年以上前は本が手に入らなくて、現場で持ってない人が多数いたので、2~3人に1冊の時があったくらい。

それ程人気で、数が少ないので、欲しい時にないってなる場合があるぞ。

 

 

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おまけ)3DCGアニメーターにオススメな本(お金に余裕があれば…)

ここからは、絶対に必要…ってわけじゃないけど、あったら便利な本3冊を紹介するぞ。

因みに理由は、グーグル先生に聴いたら、出てくる可能性が高いからだ。

  1. カメラの構図の本
  2. 人体の構造の本
  3. アニメーション用語の本(Google先生でも十分)

の3つの本だ。

 

・完全版 写真がもっと上手くなる デジタル一眼 構図テクニック事典101+ 写真がもっと上手くなる101シリーズ Kindle

 

 

✔ オススメポイント

  1. 安い(Kindle Unlimitedに登録していれば、無料で読める)

 カメラの構図の本が1冊くらいは欲しいですね。

 

理由は、レイアウト時に構図の知識が必要だから。

おっきな会社だと専属でレイアウターという役割の人がやるんですが、それ以外のそこまでおっきくないところだとアニメーターがレイアウトを切らなければなりません。

そうしたときに構図?1点透視図?となっては、アニメーターとしては失格です。

そのためにも構図の勉強をしておきましょう。

 

※1点透視図法、2点透視図法、3点透視図法あたりは、グーグル先生に頼るだけで十分です。(個人的に本まで買う必要性はない)

 

 

✔ デメリットポイント

  1. Google先生に聞いても出てきそうな内容

全部が全部しっかり出てくるかと言われれば、微妙なラインですが、ある程度は出てきます。

ただ…まとまってなかったり、複数のサイトを跨いだりと利便性が悪い場合があるので、そういったストレスなく見るのにも本があった方がいいという程度です。

 

まずは、グーグル先生で調べて足りないもしくはストレスを感じるようでしたら、本等を買うというパターンでも良いですね。

 

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・アーティストのための美術解剖学

 

✔ オススメポイント

  1. Google先生にも載ってないような細部の人体の構造も載ってる辞書のような本
  2. 動きの可動域にまで焦点を当てているので、リガーやアニメーターと幅広く重宝する本
  3. 内容の割に安い

 この本は、上級者向けかつ今後リガーやアニメーターもやろうと思っている人向けになっています。

 

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ヴァレリー・L・ウィンスロゥ (著), Valerie L. Winslow (原著), 宮永美知代 (翻訳)

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ヴァレリー・L・ウィンスロゥ (著), Valerie L. Winslow (原著), 宮永美知代 (翻訳)

 

 モデラーのオススメの本でも紹介したんですが、こちらでも紹介しておきます。

そもそも…なんでアニメーターにもこういう構造の知識が必要かと言うと…

動きの可動域を理解する為なんです。

 

例えば…

手首を回転させる時、リグで手首だけを回転させたりする人がいます。

でもそれって、人体の構造的に間違っています。

 

実際に手首を動かしてみればわかりますが、手首を回転させるのに前腕にある橈骨と尺骨が手首の回転するために動いているんです。

この辺は、デフォルメのキャラクターの動きでは気にしなくてもいい場合がありますが、よりリアルなキャラクターを動かす時に必要になっていきます。

これを知らずに骨の動きで筋肉等の動きが表現されるようなリグを組んでいる場合、違和感のある動きが出来上がってしまいます。

 

ここでは、詳しい説明を省きますが、筋肉の動きをよりリアルに表現させるためにもしっかりと人体の構造にそった動き方をしなければならないんです。

 

このようによりリアルな動きを追求しようとしたときには、どうしても人体の構造を勉強する必要が出てくるんです。

 

それと内容の割に値段がお手頃なんです。

ここまで濃密な内容で、3000円代は安い。(3DCG系の本を買うなら)

 

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・アニメーション用語事典 (立東舎) Kindle

 

  

✔ オススメポイント

  1. アニメーション用語について本として勉強したい方向け

 注意)ググってもそれなりのものが出てきます。

 まずは、注意だ。

ググってもそれなりに良質な情報が出てくるので、買う必要性があんまりない。

まず「アニメーション 用語」とかでググってみて説明が分からない、若しくはうまくまとまっておらず、本として見たいなぁと思った人向けのものだ。

 

要は買う必要性があんまりない笑

 

 

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