アニメ感想)これ面白い通り越して傑作レベルじゃないか…NetflixアニメLOST SONG
LOST SONG公式サイトより引用
© MAGES./LOST SONG製作委員会
歌に特別な力を宿しており、特定の人が歌うと発揮するその設定と絵やpvを見て、気になっていた作品。
かなり面白い…傑作レベルでは?と思う程。
ただ、残念な点もあったのも事実。
残念だった点(感想に書いてます)と面白かった理由とネタバレになりますが、7話以降のヘンリーレアボルトについてなど紹介します。
( こんなことが分かります)
✔ LOST SONGの感想と傑作だと思った理由
✔ 7話の展開について(7話以降の展開)
傑作だと思った理由
LOST SONG公式サイトより引用
© MAGES./LOST SONG製作委員会
傑作だと思った理由)
- リンとフィーリスの境遇にかなり感動する。
- アクションも見応えある。
- 先が読め「なくなる」展開に引き込まれる。
リンの能力やフィーリスの能力、境遇と色んなことが繋がっています。
あんまり詳しく言ったら、ネタバレになるので言えませんが…なかなかいい話です。
涙脆い人なら泣いちゃうんじゃないでしょうか。
それくらい感動します。
アクションが意外と見応えあったりします。
感動ものでアクション要素皆無かなって思ったら…ヘンリーの剣アクションが見応えあります。
ただ、シーン数は少なめなので、過度な期待はダメですね。
先が読めないのではなく、読めなくなるんです。
主に7話くらいから急展開がやってきます。
そこから、今までのイメージを覆すような展開があるので、要チェックですね。
第7話のヘンリー・レオボルトについて(ネタバレあり)
LOST SONG公式サイトより引用
© MAGES./LOST SONG製作委員会
ここからはネタバレになります。
7話を見終わって疑問に思った人も多数いるはずです。
話が繋がらないじゃん…と
その疑問についてを疑問、結論とその補足説明で解説します。
下記の[表示]内に隠しております。
疑問)
- フィーリスが終滅の歌を歌ったら、リンたちはどうなるのか?
- 7話より前のヘンリーとリンたちと7話の話が合わない。
分かりづらいので、疑問も書き出してみました。
結論)
- 全く同じシチュエーションの世界の未来が今回のリンたちがいる世界。
- フィーリスが闇落ちした世界がかなり前の世界。
第7話でフィーリスがヘンリーを焼き殺していましたね。
たが、その後も出てくるし、7話より前のヘンリーの言動がよくわからない。
リンたちと関わってたヘンリー・レオボルトとフィーリスと関わってたヘンリー・レオボルトのシーンがガチャになっているから、余計に分かりづらいんです。
結論を詳しく説明)
なんでこの結論にいたった理由について)
- 7話のフィーリスの回想話で、「あの悲劇の時と同じシチュエーションまで待つ」の発言。
- 7話以降の王国の国王たちの姿。
- 死んだはずの傭兵たちの出現。
- フィーリスへの熱量の違い。
- リンの家を焼いたのが傭兵出のバズラ将軍
過去と未来がゴッチャになっていて、結論に至った理由は、上記の4つになります。7話でのフィーリスの発言…「あの悲劇の時と同じシチュエーションまで待つ」は完全に伏線となっています。
それを裏付けるように国王たちの姿…特に王子です。
フィーリスと結婚するはずの王子とリンたちのいた王子では見た目も性格も違いました。
ただ、同一人物だということは、わかるんです。
他にもヘンリーたちを慕ってた傭兵たちが死んでいなくて、生きてリンたちを助けた姿から完全に同一人物ではあるが、同じ時間軸の人物でないといえます。
極め付けがヘンリーのフィーリスへの熱量です。
リンと喋ってるヘンリーのフィーリスの熱量とそれ以外の時のフィーリスに対する熱量が明らかに違う。
リンと喋ってる時のヘンリーは、フィーリスへの熱量が低いんです。
最初のリンの父親代わりのお爺ちゃんが焼き殺されるシーンのところを見てみると、最終話で歌の力を込めた巨大兵器を操ってるバズラ将軍とおんなじなんです。
下記がそのバズラ将軍です。
LOST SONG公式サイトより引用
© MAGES./LOST SONG製作委員会
もうこのことから、リンたちとフィーリスの時間軸が確実に違うことがわかりましたね。
自分も最初頭がこんがらがってしまいました。
特にこの辺の作りがみてる側には、分かりづらかったので。
このことを踏まえて、また見るとより楽しめます。
LOST SONGの概要キャスト
LOST SONG公式サイトより引用
© MAGES./LOST SONG製作委員会
概要)
原作
森田と純平
監督
森田と純平
脚本
森田と純平
キャラクターデザイン
福田知則(原案)
金子志津枝
音楽
白戸佑輔
アニメーション制作
LIDENFILMS × ドワンゴ
製作
LOST SONG製作委員会
放送局
TOKYO MXほか
放送期間
2018年4月 - 6月
キャラクターの説明
LOST SONG公式サイトより引用
© MAGES./LOST SONG製作委員会
リン
主人公で、とある村に住む少女で、その少女の歌に不思議な力が宿してる。
LOST SONG公式サイトより引用
© MAGES./LOST SONG製作委員会
アル
リンの弟で発明が大好き。
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ポニー・グッドライト
元宮廷つきの吟遊詩人の女性。
年を気にしており、イケメンに目がない。
LOST SONG公式サイトより引用
© MAGES./LOST SONG製作委員会
アリュー・ルックス
軍の楽士で働いている。
ホントは王国の吟遊詩人になりたかった。
LOST SONG公式サイトより引用
© MAGES./LOST SONG製作委員会
モニカ・ルックス
アリューの妹。
同じく軍で楽士として働いており、危険が迫ると眠くなる。
LOST SONG公式サイトより引用
© MAGES./LOST SONG製作委員会
フィーリス
さまざまな力を起こす歌を歌える女性で、王国の民から「歌姫」と呼ばれて慕われている。
LOST SONG公式サイトより引用
© MAGES./LOST SONG製作委員会
ヘンリー・レオボルト
代々名家として誉れ高いレオボルト家の騎士。
顔よし家柄よし性格よしの典型的な王子様キャラ。
LOST SONGシーズン1の感想
・あらすじ
舞台は架空の大陸ヌーナシア。
無数の国々や文明が興り、繁栄し、争い、
滅んでいった悠久の歴史が刻まれている。
緑豊かな辺境の村・ダンデラに住むリンは
ちょっと(?)食いしん坊で元気な女の子。
しっかり者で優しいお姉さんのメル、
発明オタクで世界一の科学者を目指している少年・アル、
厳しくも愛情深いおじいさんに囲まれのどかで平穏な暮らしをしている。一方、華やかな王都で、民衆から愛される歌姫・フィーニス。
彼女は次期国王となる王子のお妃候補でありながら
幾重もの壁に囲まれた王宮の奥深くで孤独な毎日を過ごしている。そんな対照的な2人にはほかの人間にはない、ある特別な力がある。
傷を癒やし、水を作り出し、火を灯す… さまざまな奇跡を生む“歌”を歌うことができるのだ。…運命は、歌の力を持つ2人を、それぞれ過酷な旅へ誘う。
LOST SONG公式サイトより引用
・総評)ただのファンタジーじゃなかった…壮大な設定に引き込まれる。
主に設定とストーリー展開が良かったんです。
予想を良い意味で裏切られた形になった。
感動要素、旅要素、戦争要素などうまい具合に12話に収まっている。
リンとのほんわかした旅のファンタジー作品かなと最初は思った。
だが、新しい出会った人たちとの仲間のなり方に感動したり、シリアスな部分があったりと飽きずに楽しめます。
これもそれも伏線の使い方と回収の仕方がうまいんです。
あとから取ってつけたような感じではなく、しっかりと練られており、伏線同士がうまく絡み合っているんです。
個人的にはかなり楽しめた1作品。
・女性キャラが綺麗で比較的胸に目が行く…
女性キャラが多く出ており、何故か露出が高い。
そう、なんでか胸がでてたり、薄着だったりするんです。
あれは…胸な目がいくやろ…
日本のアニメの特徴ですね笑
因みに自分は、アリュー・ルックスが好きでしたね。
・7話以降の話に混乱した。
第7話のヘンリー・レオボルトについて(ネタバレあり)で詳しく話しましたが、最初話について来れませんでした。
7話以降混乱した理由)
- 説明不足。
- 急すぎる。
- そんな素振りを一切見せない状態からのこの展開。
説明が少なすぎる。
一応説明みたいのがあるんですが、わかりづらかった。
他のストーリー構成や設定が良いのにとても残念。
話の展開も急すぎるし、話のながれでそうなる素振りが一切ない。
要素が一切ないのだ。
ちょっとくらいあっても良いと思いましたね。
それも分かりづらい要因の一つですね。
・ラストのフィーリスに起こった解釈が分からない。
正直いまだに分からない。
あれは何がどうなってあのラストになったんだ?
説明なんて一切されてないし、そうなる前の話を遡ってもわからない。
まさに作者のみぞ知ると言った感じだ。
終わり方からして、シーズン2は作らないような感じではある。
余談だが、四大精霊の歌というPVが製作されているそうです。