ランボーシリーズの観る順番時間は?時間の流れも考察
特にナンバリングされていないランボーシリーズ。
全く知らない人からみれば、どの作品から順に見ていけばいいか分からない。
最新作のランボーラストブラッドまで観た自分がランボーシリーズの観る順番を解説、ほかに時間の流れも考察するぞ。
( こんなことが分かります)
✔ ランボーシリーズの観る順番
✔ 年代の考察
ランボーは、公開順に観ればOK!
(C)2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.
基本ランボーシリーズは、公開順に時系列が連なってます。
ランボーの映画は、「ランボー」から「ランボー3怒りのアフガン」までの話の繋がりが強い。
「ランボー最後の戦場」では一気に時間が飛び、過去の話がかなり薄くなっている。
正直、「なんとなく覚えてるかな?」程度でも内容が分かるほどだ。
最新作の「ランボー:ラストブラッド」もおんなじ感じ。
なぜ、あの帰ったか覚えていれば、最後の戦場を観直す必要もない。
ランボーの公開順表
公開順 |
製作年 |
タイトル |
---|---|---|
『ランボー/怒りの脱出』 『ランボー3/怒りのアフガン』 |
・主なキャスト
ランボー1作目から参照
1982 First Blood Orion Pictures Corporation First Blood.All Rights Reserved
ジョン・ランボー…シルベスター・スタローン
この映画の主人公。
ベトナム戦争ではグリーンベレーの隊員としてトラウトマン大佐の元で戦っていた。
1作目では、ベトナム戦争から数年後を舞台にしており、ランボー自体ベトナム戦争の心の傷をおっている。
ジョン・ランボーについて(勲章や敵撃破数など)詳しく知りたいとい方は▶︎ジョン・ランボーの勲章と敵撃破数って多い?少ない?
ランボー1作目から参照
1982 First Blood Orion Pictures Corporation First Blood.All Rights Reserved
トラウトマン大佐…リチャード・クレンナ
ランボーの上官であり、唯一の戦友。
ベトナム戦争中は、グリーンベレーの第5特殊部隊グループの部隊指揮官。
ランボー1作目から登場しており、ランボー怒りのアフガンでは共闘するほどの仲。
それ以降は、回想シーンのみの出演となっている。
サミュエル・サム・トラウトマン大佐の経歴や勲章など詳しい事を知りたい方は▶︎解説)サミュエル・"サム"・トラウトマンとは…経歴や各作品の出演など
ティーズル保安官…ブライアン・デネヒー
ランボー1作目で出てきた保安官で、よそ者のランボーに対し、敵意を向けていた。
ベトナム戦争上がりと聞いて、ランボーのことを軽蔑に近い感じで見ていた。
ポドフスキー中佐…スティーヴン・バーコフ
「ランボー怒りの脱出」でベトナム軍を支援するソ連軍の軍隊長。
未だベトナム戦争時代の捕虜を捕まえており、ランボーの怒りを買うぞ。
ザイセン大佐…マーク・ド・ジョング
「ランボー怒りのアフガン」でアフガニスタンを侵攻していたトラウトマン大佐を捕らえ、拷問しまくったソ連軍の隊長。
上官であり、今では唯一といえる戦友を拷問しまくってる、アフガンの人たちを虐殺の限りを尽すソ連軍にランボーの怒りはMAXだ。
パ・ティー・ティント大佐…マウン・マウン・キン
たまたま送り届けたNPOの人を捕らえられたり、ミャンマー市民を残酷な殺し方で弄んでる姿にランボーは、怒りが溢れ出す。
ウーゴ・マルティネス…セルヒオ・ペリス=メンチェータ
「ランボーラストブラッド」で、メキシコの人身売買組織のボス。
我が子のように思っていたガブリエラを拉致されてしまい、過去最高の怒りが爆発。
ランボーの眠れる獅子が呼び覚まされた。
時の流れについて考察
ランボー最後の戦場より引用
(C)2007 EQUITY PICTURES MEDIENFONDS GMBH & CO. KG IV
なんとなくしか分からない各作品の年表。
ランボーシリーズ五作品の年代についてここでは解説していくぞ。
ランボー1
1981年12月の話
↓
ランボー2
約1983年〜1988年の間の話
↓
ランボー3怒りのアフガン
1985年〜1989年
(ソビエト連邦が1991年に崩壊、ソビエトがアフガンに進行したのは1979年〜1989年)
↓
ランボー最後の戦場
1991年〜2001年
(1990年の後期)
↓
ランボーラストブラッド
2016年ごろ
(トランプ大統領当選が2016年、前作から11年後とあらすじに書いている。)
始まり以外はかなり曖昧となっている。
特に「ランボー最後の戦場」の年代がかなり曖昧。
かなり憶測の部分が強いが、ご容赦を。
・ランボーシリーズの時の流れ補足説明)
ランボー1作目はあらすじで年月が記載されている。
ランボー怒りの脱出の時代については、前作逮捕されてから、刑務所に飛ばされ刑務を全うしている。
裁判とか色々考えると、最低でも数年は経っていると推測する。
因みに1988年というのは、ソ連がアフガンに侵攻した前の年と判断したため。
そんな落ち目って感じじゃなかったしね。
次にランボー3の時代だ。
1985年から1989年の間。
1985年は、ランボー怒りの脱出の時期も考慮して大体このくらい経っている可能性が高い。
現地の生活に溶け込んでるから、前作けら数年といったところだろう。
1989年というのはソ連軍が撤退した時期から取った。
歴史でソビエトがアフガンに進行したのは1979年〜1989年だから終わりの年を1989年にした。
ランボー最後の戦場は、特に曖昧だ。
1991年〜2001年の何処かだが、1991年の理由から。
衣食住がある程度安定していることから、数年経っていると思われる。
前作の終わりが1989年なので、大体2年程足して1991年あたり。
1990年後期の可能性が高い。
因みに2001年というのは、ランボーラストブラッドが11年後なので、逆算した。(あらすじに最後の戦場の11年後がラストブラッドだと書いていた。)
最後にランボーラストブラッドだ。
大体2016年ごろ。
理由、メキシコとアメリカのフェンスがちゃっちいからだ。
トランプ大統領が大統領になったのが2016年。
メキシコの国境を強化するって言ってたし、ランボーがあんなにやすやすと行き来できたことから、最近ではないだろう。
ランボーシリーズ全作品を簡単に解説
ランボーシリーズ五作品の簡単なあらすじと見所2、3個を紹介しよう。
・第1作『ランボー』(1982年)
ランボー1作目から参照
1982 First Blood Orion Pictures Corporation First Blood.All Rights Reserved
地元の街に帰ってきたランボー。
戦友は、化学物質の影響で癌になり、亡くなっていた。
そして、ランボー自身も精神を病みつつ、街の保安官に絡まれていく…
見所)
- 警官相手のゲリラ戦。
- 終盤のベトナム帰還兵の魂の叫び。
- どことなく醸し出す「アイツめっちゃ強いやん」感。
警官相手のゲリラ戦は、ランボーシリーズの醍醐味。
その醍醐味を堪能しつつ、トラウトマン大佐が醸し出す「ランボーに目つけられたら、皆殺しよ?」感は、その手の主人公強い系映画が好きな人にとっては、かなり興奮する。
ラストのランボーの玉島の叫びは、この映画を象徴するものだ。
・第2作『ランボー/怒りの脱出』(1985年)
ランボー怒りの脱出から参照
1985 Carolco Pictures, Inc.All Rights Reserved
服役中のランボーにトラウトマン大佐がベトナム戦争の捕虜を助け出すという特別ミッションを承る。
そして、単身でベトナムの地に踏み入るのだった…
見所)
- 地元兵とソ連兵を容赦なく殺戮する。
- ラストの裏切り行為に対する怒り爆発シーンのスカッと具合。
- 前作よりもグレードアップしたジャングルの戦い。
前作以上にジャングル戦が展開される。
今作は、容赦なく殺しにかかる…そう、本気モード。
その戦闘は、ランボー好きにはたまらない。
地元兵を裏で操るソ連兵を容赦なく殺戮するシーンは、めちゃくちゃスカッとする。
極め付けは、ラストの裏切り行為の怒りの報復よ。
モヤモヤなんて一切ないあの感じは、最高。
・第3作『ランボー3/怒りのアフガン』(1988年)
ランボー3怒りのアフガンから参照
TriStar Pictures, Inc Rambo Ⅲ.All Rights Reserved
タイのバンコクの寺院で働いているところにトラウトマン大佐が現れた。
ジュルム地区へスティンガーミサイルと支援物資を供給と同時に現地調査の任務をランボーに依頼しにきたのだ。
だが、ランボーは「自分の戦争は終わった」と断る。
そして、トラウトマン大佐と仲間達のみで行くのだが…失敗、捕虜となってしまうのだった…
この作品の見所は、この2つで、トラウトマン大佐が登場する最後の作品。
トラウトマン大佐とランボーの共闘は、この作品でしか味わえないぞ。
そして、「全101分の本編で108人の死を描く」ことで1990年のギネスブックに認定されるだけあって、大虐殺シーンは、圧巻だ。
ここで重要なのは、「殺戮」じゃなくて、既に「虐殺」レベルということだ。
・第4作『ランボー/最後の戦場』(2008年)
ランボー最後の戦場より引用
(C)2007 EQUITY PICTURES MEDIENFONDS GMBH & CO. KG IV
ランボーは、タイ北部のジャングルで、ボートによる運搬やヘビ狩りをしながら、ひっそりと暮らしていた。
そんな時、キリスト教系NGOの一団に紛争地帯の人々を助けたいという申し出を受け、渋々送る。
だが、その一団は過激なミャンマー軍に捕らえてしまった…
見所)
- 自分の能力を隠している感があり、いつ発揮されるのかというワクワク。
- ラストのランボー怒りの殺戮。
元グリーンベレーの能力がありながらも隠している。
結構溜めるんだよね。
その能力の片鱗が出てきた時、テンションがグッと上がる。
特にラストの機関銃での虐殺シーンは、圧巻だ。
・第5作『ランボー:ラスト・ブラッド』(2020年)
(C)2019 RAMBO V PRODUCTIONS, INC.
地元のアリゾナ州ボウイに帰ってきたランボーは、亡き父の牧場で、旧友マリア・ベルトランとその孫娘と共に平和に暮らしていた。
だが、その孫娘がメキシコに実の父に逢いに行き、帰ってこなくなってしまった…
見所)
- ナイフを研いだりしてる何気ないシーンが良い。
- 終盤の戦いは、過去最高のクオリティ。
ナイフや弓の手入れをしている普通のシーンがとても興奮する。
まるで変態みたいだけど、違うんだ。
過去作の思い入れから、色んなものがこみ上げてくる。
特にラストの戦いは、そのナイフなどが大活躍。
「数十年のキャリアここに極まれり」といった怒涛の展開は、劇場で興奮しっぱなしだった。