映画の部屋

どうも初めまして、菊飛です…  映画大好きなんで、映画関係や雑記など書いてきます…

なぜジョーカーは人を惹きつける?評価、絶賛される?ネタバレ有り

なぜジョーカーは人を惹きつける?評価、絶賛される?ネタバレ有り

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映画.comジョーカーの作品情報より引用

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

 

 

 公開日にツイッターでは異例のトレンド入りで9万件以上のツイートがおこったりしている。

その他にも映画.comでは、なんと評価4.2という高評価が出されている。

なかなかここまでの高評価は見た事ないですね…

ここまで注目される作品は、どうしてこうも人を惹き付ける、絶賛されるのでしょうか??

ということで、自分が実際観て、感じた事をか書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジョーカー役の人紹介

 

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映画.comホアキン・フェニックスの俳優情報より引用

 

ホアキン・ラファエル・フェニックス

 アーサー・フェニックス/ジョーカーことホアキン・ラファエル・フェニックスでかつてはリーフ・フェニックスという芸名で活動していたそうです。

主な出演作品は、グラディエーターやザマスターやビューティフル・デイなど出演しております。

 

因みに兄は、リバーフェニックスで姉妹も俳優でしており、義兄はベンアフレックという超映画一家なんです。

 

 

 実はスペイン語を流ちょうに話す事ができるのだが、兄弟の一人が子役を探していたスタジオの社員からエキストラとして雇われて、これを機会に兄妹はそれぞれ子役から芸能界への道を進むが、ホアキンは子役に進む兄弟達と距離を置いて父と南米を回る旅に出ておりそのとき話せるようになったとのこと。

 

実は、2008年に突然俳優を引退してミュージシャンになると進むと発言したが、結局2011年に俳優に復帰しております。

 

実は、このジョーカー役をするために24キロの減量をしたそうです…

一日リンゴ1個で済ますこともあったのだとか…自分は耐えれそうにないです(´;ω;`)

そうそうできることではないですよね…

 

 

 

監督紹介

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映画.comドット・フィリップスの俳優情報より引用

 

 

トッド・フィリップス

ニューヨークブルックリン区で生まれる。

ニューヨーク大学で映画を学び、また、在学中にパンクロッカーのGGアリンをテーマとしたドキュメンタリー映画『全身ハードコア GGアリン』を監督し、成功を収める。次に、大学生のフラタニティに焦点を当てたFrat Houseというドキュメンタリーを撮り、1998年のサンダンス映画祭で上映され、審査員賞を受賞する。

 ハングオーバーシリーズやデュー・デート 出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断などコメディを製作、監督しており、最近、2018年にはアリースター誕生の製作携わっています。

 

 ニューヨーク大学映画学科を退学し、ドキュメンタリー作家としてスタートを切る。

 

 

 

 

 

 

 

ジョーカー自体もしくは、ジョーカーに惹きつける理由)

映画内でもそうですし、視聴者からも多くのファンがあるジョーカーというヴィラン

DCコミックのバットマンの敵と言えばと言われれば、だれしもジョーカーというのではないかという知名度なんですよね。

なぜ、それ程人気なのか…個人的な意見を交えつつ書いていきます。

 

 

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映画.comジョーカーの作品情報より引用

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

  • 純粋にジョーカーという人柄に惹かれてる。

D Cコミックでは、よく正義とは何か?という問いがあるんですよね。

例えば、バットマンシリーズしかり、バットマンVSスーパーマンなど。

大勢を救うのかそれとも大切な人を救うのか…全員は救えないということなんです。

ヒーロー達がやっている事は本当に正義か?という問うてくる。

その火付け役というべき存在が、ジョーカーだった。

 

いうなれば素直ということでしょうね。

 

今までのヴィランとは一味違うんです。

ただ優れた頭脳と話術が武器というヴィラン(敵)で、市民から虐げられるはずなのに、賛同者が多数いるという特殊なヴィランなんです。

変わっていますよね?

ダークナイトでも何度もバットマンと会話するシーンがありましたね。

その都度、バットマンはジョーカーに翻弄されておりました。

言うなれば…善悪の本質とは何か?バットマンがやっていることは本当に善なのか?

他の誰かにとっては悪なのでは?

それを裏付けるように現れたのが、トゥーフェイス

ハービーデントことヴィラントゥーフェイスを生み出し、差し向けていたり…

あの手この手で翻弄していくんです。

 こういった他にはない個性が視聴者を惹き付けるのではないでしょうかね。

 

 

 

 

 

 

 

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映画.comジョーカーの作品情報より引用

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

  • 実は頭がおかしいようだが、ただ聞いてほしい優しくしてほしいだけだった

 ジョーカーの映画内では、誰も話を聞いてくれない。信じてもらえないと嘆いていたシーンが多数ありましたね。

カウンセラーの人はいつも同じことを繰り返し聞くだけで、他の質問をしてこない。

仕事のピエロの人も人の話を聞かずに怒り続ける…

しまいには、子供をあやしていただけなのに、黒人の婦人から気持ち悪がられる。

 

 

ジョーカーは、聞いてほしかったもしくは、虐げずに相談に乗ってほしかったんですよね。

ジョーカーが唯一殺さなかった…見逃した人物を覚えていますか?

小人病の人で前ハメられて辞めさせられた会社の同僚でしたね。

その人は唯一と言っていいほど、アーサーを虐げなかった…同じくバカにされても一切反論せずにムスっとするだけだった人。

アーサーが去り際に言った事、「君が唯一優しくしてくれた」と言っていましたが、優しく感じるということは、話を聞いてくれていたりしたことではないかと思うんです。

そもそも「優しい」という感情を抱くということは、話を聞かない人にはまず起こりえない感情ではないですか?

話を聞かない最悪な奴という印象が出てきて、決していい感情の優しいという感情にはならないと思うんです。

 

ということは、ジョーカーは、ただ単に話を聞く、優しく頷いてくれるだけでよかったのではないか…

そして、そういった人間味のある部分をさらけ出すことによって視聴者を惹き付けたのではないか…

 

 

 

 

 

 

 

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映画.comジョーカーの作品情報より引用

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

 今日本でも貧富の差がありますよね?

個人的に年々差が広がっているイメージで、日本以外にもアメリカでも結構な格差があり、問題になっています。

ゴッサムシティもかなりの格差社会です、暴動はおきてはいないですが、治安はかなり悪い…

 

結構リンクしていると思いませんか?

 

まぁ、日本もアメリカもゴッサムシティ程酷い格差ではないですが、通ずるものはあると思います。

政治家が仕事をしないだとか会社の社長は、給料を上げないだとか派遣切りするだとか就職先がないだとか…色んな愚痴を自分も聞きます。

ゴッサムも相当荒んでいますよね?

ニュースで財政難というニュースが映画内ではやっていました。

主人公のアーサーもピエロの仕事をしていましたが、同僚にハメられ辞めるはめに…

それから、仕事はしていないように思えます。

アーサーの場合、コメディアンになるために仕事をしなかったと考えられますが、逆につける仕事が無かったのでは?とも考えられるわけで…

 社会情勢が似ている部分があるからこそ、ここまで惹き付けられる、感情移入できたのでは?と感じましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 誰しも経験のある裏切りに対しての共感

 アーサーフレックは、関わる人間ほぼ全てに裏切られています。

仕事では、同僚に裏切られ、国にも財政難を理由に見放されています…

しまいには、地下鉄で見ず知らずの人が女性に絡んでいて、アーサーが病気の笑いが止まらないのが発症し、自分がターゲットになってしまう…

しかも、女性はそそくさと逃げてしまう…

 

特に一番好きな事、好きな事に裏切られた事

 それは、唯一血を分けたと思われていた母親の存在ですね。

実は、アーサーは、捨て子であって、病気も母親の虐待によるものであるという衝撃的かつ最悪の裏切りですよね…?

それに好きな番組のあこがれの司会者に自分の芸をバカにされてしまうという好きな事に対する最大の裏切り

 希望が一気になくなり、絶望に変わっていくんです。

みんな…とはいきませんが、挫折等の経験くらいは1つや2つあると思います。

もしくは、誰かに嘘をつかれた~とか裏切られた~という事も…

そういった身近な実体験がこの映画のアーサーフレックとリンクしてしまうのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

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映画.comジョーカーの作品情報より引用

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

  • いくつかの衝撃的事実が観客を同情させる。

 それは、上で書いた母親の裏切りと好きな番組司会者からの自分の芸をバカにされるという裏切り。

しかも血を分けた母親だと思っていたら、実は違っていたという事実。

いわば、最愛で唯一の理解者だと思ってた人と夢と憧れの人からの裏切りなんです。

数少ない希望を全てへし折られ、絶望させられるという地獄のような出来事は、十分視聴者を同情させることができます。

同情し、可哀そう…などの感情が大体の人が感じていることで、その時点でしっかり感情移入していっている…そう、「ジョーカー」に惹き付けられているのです。

 

 

 

 

 

 

絶賛される理由)

 

 

  • この母親の虐待が全ての引き金であり、ストーリー構成が上手いと感じさせられた。

 起承転結の転結部分が上手いと感じましたね。

純粋にアーサーフレックの演技一つ一つに意味があり、出演者のアーサーに向ける目も壮絶な絶望の布石に過ぎない。

母親やフランクリンでさえも転結部分の重要な役目を果たしているんですしね。

ここまで、ストーリーに無駄がないのも凄いなとシミジミ感じました。

 

 

 

 

 

 

 

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映画.comジョーカーの作品情報より引用

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

 

ホアキン演じる アーサーが会社の上司に怒られているシーン。

閉店セールで看板を近所の悪ガキに奪われてしまい、しまいには路地で袋叩きにあってしまった上に看板まで壊されてしまったんですよね。

それをアーサーの言うことを全く聞かずさっさと看板を返せと言ってくる…

壊れたものを返せと言われてもどうしようもないですよねw

そこで、上司が理不尽にも怒るシーンなんですが…アーサーの顔のアップなんですが、笑っています。

ただ、目が全く笑っていない…

そのうち、笑い→怒りへと表情がシフトしていく様が感じられてくるんですよね。

それも徐々に分かっていく…

ただの変哲のないシーンでしたが、鳥肌たってしまいましたね。

あんな自然にそんな表情の変化ができるものだろうかと感じましたね。

 

 

司会者を撃ち殺す前の怒りの噴出

 司会者のマーレイフランクリンに怒りを思いをぶつけるシーン。

今までの苦悩と絶望を観ていたからこそ、ガッと惹き付けられしまいましたね。

その後スッキリしたのか、サクッと撃ち殺す…

観ているこっちが息をのむシーンでしたね。

今でも鮮明に覚えています。

 

 

時たまでるダンスシーン

 人を初めて殺してから出てき始めていました。

観ていたら、どんどん解放されていっている感じがするんですよね。

こう、自分を解き放っているというイメージでしょうか。

徐々にそう思わせる演技をしていたんのでしょうね!

今思うと 凄い の一言です…

 

 

 

なぜ鬱映画と言う人が?

 精神が弱っている時観るものじゃないとツイッターで言われているのを目にし、確かにそうだなと思ったんですよね。

じゃあ、それは何故か…

 

 

 

 

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映画.comジョーカーの作品情報より引用

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

  • 希望が一つ一つ無くなっていく怖さ若しくはトラウマ

 最愛の人に裏切られる、夢や憧れの人に裏切られるということを想像しただけでも相当辛いはずです。

これは映画内の最大級のトラウマで、他にも同僚からの裏切りだったり、上司に理不尽に怒られたりと色んな人のトラウマをフラッシュバックするようなものばっかりなんです。

そんなのを2時間も見せられた日には、精神が疲れている、弱っている人は滅入ってしまいますね…

 

 

 

 

 

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映画.comジョーカーの作品情報より引用

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

  • ジョーカーは、元々善良な人だったからこそ、何処か自分にも同じもの起こりえるのではないかという不安。

 ジョーカーことアーサーフレックは、ただ人に話を聞いてもらいたい、優しくしてもらいたいだけで他は至って普通。

妄想癖があり、虐待のせいで突然笑い出してしまうという病気を持っているが、それは全て母親のせい。

アーサー自体は、何も悪くないんです。

 

病気による偏見が引き金だっただけで、他の人も下手をすれば起こりえるんじゃないかと錯覚させられる。

もしかして自分が…と錯覚してしまうんです。

そりゃ、日本も格差社会ゴッサムシティ程ではないですが、リンクする部分がありますし、アーサーを苦しませていた事は現実でも容易に起こり得そうな事(母親と司会者の裏切りはそうないですが…)が多いんですよね

だからこそ、自分も起こりえるのでは?と不安になるのでしょう。

 

 

 

 

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映画.comジョーカーの作品情報より引用

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

  • 彼女といい関係だったという妄想が怖い。

 

近くに住んでいるソフィーといい関係だと思っていたら、実は、アーサーの妄想であったという衝撃の事実。

これは、自分も観てて、つい鳥肌が立ってしまいました。

これで、また希望が一つ減ったとともに恐ろしくもありましたね。

 

それは…

実は、好かれてると思っている人は自分の妄想なんじゃないか?

逆に、そういうストーカーに会ったことがあるというトラウマがあったりする人はいるんじゃないでしょうか?

そういう経験がある若しくは、男女関係で悩んでいたら、こう深く考えてしまって、ナイーブになってしまうでしょうね。

 

 

 

余談…

 

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映画.comジョーカーの作品情報より引用

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

  • ジョーカーことアーサーフレック的にはグッドエンディング

と思うのは、以下の3つの事だからじゃないかなとおもったんです。 

 

  1. 全ての抑圧からの解放
  2. 大多数の賛同者
  3. ムカつく奴を消すという最高のストレス解消

 

人を初めて殺した時点で、どんどん抑圧から解放されていっている節があったように思えるんです。

最後は、自分の思いのたけを憧れの人、マーレイにぶつけて、最後は撃ち殺した…

その前には母親も裏切った同僚も殺しているので、自分を否定するものはいなくなったんですよね。

その時点で、抑圧から解放されていると同時にむかつく!というやつを消すという最高の高揚感いわば、ストレスの解消を手に入れているんです。

その為、アーサー自身も最近薬飲んでないけど、体調がすこぶる良いと言っていましたね。

それは、ストレスがないからではないでしょうか?

最後には、大勢の賛同者…

そう、ジョーカーを祀り上げる人々。

アーサー自体も大きな舞台で、コメディアンとして賞賛されたいという夢がありました。

コメディアンとしてではないですけど、貧困層に賞賛されるという似た状態を体験できた…

どう考えても、アーサー自体は、ハッピーエンドではないでしょうか?

だって、本人が凄い幸せそうなんだもん!

 

 

 

 

 

  • R15の理由

銃などで撃ち殺すシーンがあるからではない。

内容にあり!

現代人とリンクする人がいるかもしれない。

ただの普通の人が人殺しになり、カリスマになれるという錯覚を見せられる可能性があり、影響されやすい子供が観ると、影響を受けてムカつくやつを殺すという殺人を犯す可能性があるのでは…ということで、R-15になったのではないかと考えます。

 

 

 

 

 

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映画.comジョーカーの作品情報より引用

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

  • テレビ番組で自殺するつもりが、番組司会者を殺した理由

自分の家で予行練習をしていた際、最大のネタとして自分の自殺というネタを披露しようとしていたんですよね。

控室で、マーレイと会った際、司会者が自分を覚えてくれていなかった事実。

これにより、全ての不満が噴出したんでしょうね。

それに加えて自分の会心のメイクも注意されるわ、地下鉄殺人犯の事を悪く言うわでアーサー的には、我慢の限界だったんでしょう。

あの楽屋で一人で待っている最中、いったい何を考えていたんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

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映画.comのダークナイトの作品情報より

(C)2005 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

 

今作のジョーカーでは、ダークナイトバットマンビギンズに繋がっている点があり、

間接的ではあるが、ブルースウェインのトラウマの引き金。

ブルースウェインの父と母は、ジョーカーの起こした騒動で、感化された人が殺しているんですよね。

しかも、ブルースウェインと接触もしていますし…

ブルースウェインがどういったトラウマを持っているかなど作品を観て知っていれば、より楽しめたでしょう。

それに、ダークナイトでジョーカーの最後やどういう考え方をバットマンに言っていたのかを見ていれば、より楽しめるのでは?? 

 

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映画.comのバットマンビギンズの作品情報より

TM & (C) DC Comics (C) 2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

 

 

 

 

  •  今のところ続編は、作る気はないとのこと。

監督のトッド・フィリップス曰く、続編は作る気はないとのことです。

下記参考記事)

「ジョーカー」続編否定のトッド・フィリップス監督、ゴーサイン出す唯一の条件は? : 映画ニュース - 映画.com