映画「魔女がいっぱい」ってリメイクなの知ってた？違いも解説

個人的には楽しめた本作。

ただ、この作品ってリメイクなの知ってた？

リメイク元は、なんとアダムスファミリーで有名なアンジェリカ・ヒューストン。

他、ローワン・アトキンソンなどなかなかな豪華キャスト。

リメイク元の作品名と魔女がいっぱいとリメイク元の作品の比較を解説するぞ。

注）ネタバレあり。

映画「魔女がいっぱい」ってリメイクなの知ってた？違いも解説

（こんなことが分かります）

✔　リメイク元の作品、違いとキャストの比較

リメイク元は、ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!

1990年公開の本作。

もう30年も前の映画なんだ。

監督がニコラス・ローグで、大魔女がアンジェリカ・ヒューストン。

アダムスファミリーで有名だね。

他にも者マイ・セッタリング、ローワン・アトキンソン、ブレンダ・ブレッシン、ジェーン・ホロックスなどなかなかな豪華キャスト。

製作総指揮には、セサミストリートやミュータントタートルズなどに関わったジム・ヘンソンが参加している。

大魔女のデザインが凄いザフライ感。

因みにリメイクの「魔女がいっぱい」よりもこちらの作品の方がレビューの評価が高いので、気になる方は、是非視聴してみてくれ。

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映画「魔女がいっぱい」のリメイク元との比較

2つの作品を続けて観て、驚いた筆者。

おばあちゃんの設定からオチまでリメイク元とかなり違っているんだ。

どのように違っているか解説していくぞ。

内容の違いについて

大まかに設定とストーリー、おまけとしてキャストの比較を大台にして解説していく。

注）ネタバレあり。

設定編）

主人公たちの設定の違い
おばあちゃんの設定の違い
魔女の設定の違い

ストーリー編）

86番を盗み出すシーンの違い
86番入りスープのシーンの違い
オチの違い

キャスト比較）（おまけ）

1こずつ順を追って、説明していこう。

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・設定編1）主人公たちの設定の違い

大きなところで言うと、リメイク元が白人オンリーなのに対し、リメイク後の魔女がいっぱいでは、黒人比率が多いってことだ。

この出だしの設定からかなり違ってきている。

しかも、リメイク元は、かなり裕福なのに対し、リメイク後は、貧困にあえいでいた。

ちょっとこの辺は、先入観や差別的な意識があるように思えるね。

ネズミの数も違う。

リメイク後、1匹でこのネズミも魔女に変えられた

。

リメイク元、2匹で普通のネズミ。

ネズミ設定の他に、リメイク元は主人公とブルーノだけで戦っていたので、戦う際の人数も違ってきている。

この辺の設定で、もはやストーリーにも大きく影響が出ていることは、明白だ。

主人公の家庭環境も大きな違いがある。

元々住んでいる場所は、アメリカで一緒なのだが、リメイク元が両親とおばあちゃんが同居しており、両親だけが事故死（主人公は、事故の時同乗していない）なんだ。

リメイク後では、両親と主人公が乗っている車が事故に遭い、両親だけが事故でトラウマになっていたね。

主人公回りの設定でもかなり違っているのがわかる。

まとめ

リメイク元（ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!）

主人公達が白人で、黒人がいない。
主人公が裕福。
飼っているネズミが1匹（魔女にネズミに変えられている）。
主人公家族とおばあちゃんが同居。
両親のみ事故（トラウマなし）。

リメイク（魔女がいっぱい）

主人公が黒人で黒人比率が多い。
主人公が貧困。
飼っているネズミが2匹（普通のネズミ）。
主人公家族のみ（後におばあちゃんが引き取る）。
主人公と両親が事故で主人公のみ生還（トラウマあり）。

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・設定編2）おばあちゃんの設定の違い

おばあちゃんは、リメイク元が白人で、リメイクが黒人となっている。

それに加えて、リメイク元では左手の小指がない。

これは、おばあちゃんが大魔女を探しに行った時、小指無くしたらしい。

映画では特に明記されていないが、ウィッチハンターみたいな雰囲気があった。

因みにリメイクでのおばあちゃんの設定で、薬の知識があるって設定があったが、リメイク元ではそう言う設定がない。

ここで、薬の調合シーンの有無によるストーリーの違いが出てくるね。

リメイク元では、糖尿病で葉巻を吸うが、リメイクでは咳こんでるくらい。

リメイク元では一切咳はしないんだ。

リメイク元は、なかなかファンキーなイメージのおばあちゃんだね笑。

まとめ

リメイク元（ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!）

白人で左手小指がない。
薬の知識がない。
葉巻、糖尿病。

リメイク（魔女がいっぱい）

黒人で左手小指がある。
薬の知識あり。
咳が出ているくらい。

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・設定編3）魔女の設定の違い

30年前とでは色んな技術が進歩しているので、どうしても魔女達のデザインも違ってくる。

リメイク元は、ザフライのようなグロテスクな見た目なのに対し、リメイクではホラー映画感がとても強い見た目となっている。

ちょっと時代を感じるね笑。

魔女の特徴も違ってきている。

リメイク元だと手足の指の本数は、人と同じ5本ずつなのに対し、リメイクだと手の指が3本、足の指が1本となっている。

リメイク元では、目が紫色に光る設定も盛り込まれている。

どれが魔女かは、目を見ればわかる設定となっているんだ。

魔女の子供に対するやり口も違いがある。

子供を動物に変える設定はどちらもある。

だが、攫いって絵に閉じ込めるのは、リメイク元のみだ。

絵の中に閉じ込めるのは、かなり怖いね。

因みにリメイク元の方がめちゃくちゃ威厳たっぷりで、魔女の総会では、ブラック企業臭がプンプンしていた笑。

まとめ

リメイク元（ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!）

デザインがザフライ風で、グロテスク。
手足の指の本数が5本ずつで、目が紫色に光る。
子供を攫って、絵に閉じ込める。

リメイク（魔女がいっぱい）

デザインがホラー映画風。
手の指が3本ずつ、足が1本ずつで、目は光らない。
ネズミなどの動物に変えるのみ。

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・ストーリー編1）86番を盗み出すシーンの違い

この辺の流れが大きく違っていたんだ。

主に86番って人をネズミに変える薬を盗み出すシーン。

リメイク元では、猫がゲージに入ってなかったり、86番を盗んだ後の脱出の仕方が違う。

ねこがゲージに入ってないから、盗むのにかなり苦労する。

86番を盗んだ後、毛糸の靴下での脱出ではなく、正面のドアからこっそり抜け出す。

その後、エレベーターで上の階へ行き、おばあちゃんがドアを開けて、こっそり部屋に入れている。

リメイクでは、なんとか毛糸の靴下で引き上げていたし、猫はゲージに入っていた。

まとめ

リメイク元（ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!）

猫がゲージに入ってない。
正面ドアから出て、エレベーターを使い、おばあちゃんの部屋へ。

リメイク（魔女がいっぱい）

猫がゲージに入っている。
おばあちゃんの毛糸の靴下で引っ張り上げられる。

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・ストーリー編2）86番入りスープのシーンの違い

リメイク元では大魔女も豆のスープを飲んでしまう。

そして、みんなネズミに代わって、大惨事になるんだが、大魔女の秘書だけがそれを逃れるんだ。

秘書は大魔女に命令されて、自室で仕事を押し付けられる。

命令された時、とっても不満タラタラであった笑。

この秘書さんは、オチに重要な仕事をしてくれる。

そのおかげで、大魔女の秘書は、ネズミにならずに済んだ。

因みに料理人とベットサービスも８６番を飲んで、ネズミになってしまう。

ここは、リメイクではなかった設定だ。

リメイクの方はというと、大魔女が豆のスープを飲むぞって時、何かを感づいて、飲むのをやめた。

そりゃ、おばあちゃんがガン見していたら、気になるよね笑。

レストランでは、大魔女以外がネズミに変身してしまい、大魔女とおばあちゃんたちとの戦いに移る。（大魔女の部屋にて）

そこで、ヒーローボーイの機転やみんなの力を合わせて、大魔女をネズミに変えた。

大魔女の末路は、リメイク元だと支配人に殺される。

リメイクだと猫の餌になっている。

どちらも悲惨だね。

逆に同じところは、８６番入りの豆のスープを魔女たちが飲むって点。

あとは、ネズミ被害により、ホテルの信用がガタ落ち笑。

まとめ

リメイク元（ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!）

秘書以外、豆のスープを飲んで、ネズミに変わる。（料理人とベットサービスもネズミになる）
大魔女は、支配人に駆除される。

リメイク（魔女がいっぱい）

大魔女以外ネズミに変身。（大魔女との最終決戦が大魔女の部屋で開戦）
大魔女は、ネズミに変えられ、猫の餌になる。

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・ストーリー編3）オチの違い

大魔女の変身後のデザインもかなり違う。

リメイク元は、原型をとどめていない笑。

イメージ通りの魔女って感じだ。

バットエンド気味かグットエンドかの違いで、個人的にかなり違う。

リメイク元は、最終的に大魔女の秘書がヒーローボーイを人間に戻し、ネズミも返した。

その後、ブルーノも元に戻したと思う。

全て元通りで、大金も手に入れて、まごうことなきグットエンド！

一方リメイクでは、ネズミのまんまで、アメリカの魔女を狩りつくすんだ。

その間何年もかかっているようだ。

最終決戦として、子供たちを招集し、８６番を持たせて行かせたようだ。

ネズミのまんまでも楽しいぜ！的な終わり方で、幕を閉じる。

結局ずっとネズミのまんま。

因みにブルーノの結末も違う。

リメイク元だと両親が理解し、引き取る。

リメイクだと理解されずにおばあちゃんたちと暮らすんだ。

この辺もバットエンド、グットエンドと真逆のイメージだ。

因みに両方とも大金とアメリカの魔女の居場所が書かれた手帳を手にする。

まとめ

リメイク元（ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!）

大魔女の秘書が人間に戻す。
ブルーノが両親に引き取られる。

リメイク（魔女がいっぱい）

ネズミのまま。
ブルーノは、両親に拒絶され、おばあちゃんたちと一緒に行く。

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キャストの比較

ここでは、簡単にキャストの比較をしていこうと思う。

知っている俳優さんもいれば、知らない人も多いだろう。

黒人と丸眼鏡の白人とかなり違うね。

ジャジール・ブルーノは、ネトフリ作品のクリスマスクロニクルパート２に出演しており、まだまだこれからの俳優だ。

それに対し、ジェイセン・フィッシャーは、この作品の他ロビンウィリアムズ主演のフックという映画にも出演している。

オクタヴィア・スペンサーは、ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜やドリームなど色んな映画に出演している女優。

それに対し、マイ・セッタリングは、女優として６０本以上出演し、作家、編集、プロどゅーさーサウンドトラックなど色んな分野で活躍した。

アン・ハサウェイは、レ・ミゼラブルやオーシャンズ８，プラダを着た悪魔など様々な映画に出演している女優

それに対し、アンジェリカ・ヒューストンは、アダムスファミリーなどこちらも様々な作品に出演。

ジョン・ウィックチャプター３にも出演しているぞ。

コディ＝レイ・イースティックは、この作品で知名度を上げたようだ。

それに対し、チャーリー・ポッターもこの作品が一番の出世作だ。

スタンリー・トゥッチは、キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーやターミナル、プラダを着た悪魔など様々な作品に出演。

それに対し、ローワン・アトキンソンは、Mrビーンなどコメディ作品中心に出演。

この映画では、凄い真面目で、違和感があった笑。

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リメイク元は、ジム・ヘンソンのウィッチズ/大魔女をやっつけろ!

映画「魔女がいっぱい」のリメイク元との比較

・設定編1）主人公たちの設定の違い

・設定編2）おばあちゃんの設定の違い

・設定編3）魔女の設定の違い

・ストーリー編1）86番を盗み出すシーンの違い

・ストーリー編2）86番入りスープのシーンの違い

・ストーリー編3）オチの違い

キャストの比較