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感想評価)色んな緊張感が味わえる韓国映画…Netflix映画狩りの時間(感想、結末)

 

    

色んな緊張感が味わえる韓国映画…Netflix映画狩りの時間(感想、結末)

   (更新日: 2021/01/08)

狩りの時間

狩りの時間

ネットフリックス公式サイトの狩りの時間の作品情報より引用

 (C)2020 Sanyangui Sigan Netflix.All Rights Reserved

 

狩りの時間?狩猟関係かなって思う人いるかもしれないが違いますよ。

近未来の財政破綻した韓国で、若者達が強盗をする。

その先が暴力団が絡んでる先で、暗殺者に終われちゃう…みたいな展開。

緊張感がなんとも絶妙で、面白かった作品。

最近、韓国映画当たり多いな…なんて感じたこの作品の感想をどうぞ。

 

 

キャスト

イ・ジェフン

 

アン・ジェホン

 

チェ・ウシク

 

パク・ジョンミン

 

パク・ヘスハン

あらすじ~

 暗い未来が待ち受ける都市を捨て、はるかかなたの楽園へ。人生の大逆転を目指して現金強奪に挑む青年たちは、いつしか恐ろしい殺人者に狙われる羽目になり...。

 

ネットフリックス公式サイトの狩りの時間作品紹介、解説欄より引用

 

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Time To Hunt | Official Teaser | Netflix

原題、Time To Hunt(Sanyangui Sigan)

上映時間、134分

監督、脚本

ユン・ソンヒョン
製作
ハンディー・リー

配給、ネットフリックス

 

 

ストーリー…8/10

キャスト…5/10

 アクション迫力度…3/6

 

 個人的評価…7/10

 

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一文感想 ↓

狩りの時間、韓国の街並み

韓国の街並み

ネットフリックス公式サイトの狩りの時間の作品情報より引用

 (C)2020 Sanyangui Sigan Netflix.All Rights Reserved

暗殺者に狙われる視点が夢中にさせる…面白い映画。

 

特に良かったと思った点

 

  1. 明日は我が身の独特な世界観(近未来の荒廃した韓国)
  2. 強盗系映画のテンポの良い準備風景と本番の緊張感
  3. 追われる、ホラー的な緊張感

この3つが特に良かった。

 

世界観については、韓国が財政破綻してしまい、ウォンが紙切れになってしまった韓国。

マジでありえそうな未来で、日本も明日は我が身状態だ。

そんな状況で観てたから、なんだか複雑な心境だったね。

 

強盗系映画の準備風景は、個人的に好きな展開だ。

こう、一致団結して頑張ってる感じを観てるとなんかポジティブになれるし、みんな楽しそうだしね。

 

それと強盗本番の緊張感。

この辺は、素直に上手いって感じだね。

まさに手に汗握る瞬間。

 

最後に追われる緊張感。

まさに「狩りの時間」だ。

ここでやっとタイトルの意味を理解すると共に質の良い緊張感が味わえた。

 

クライマックスが微妙だったりとマイナスな点もあるけど、総評して面白かった作品だ。

 

少年たちの初めての強盗にドキドキ

強盗する為の準備シーンのテンポ感や強盗中の緊張感は、かなり良かった。

特に強盗やるぞって時、躊躇するシーンがいい繋ぎ役になって、質の良い緊張感を生んでいる。

 

狩られる緊張感…

狙う緊張感から狙われる緊張感へとシフトする感じは、とても良かった。

イメージとしてはスプラッター系ホラー映画の緊張感に近いぞ。

 

続編を作るのだろうか?

終わり方がそんな感じで、駄作になりそうだから作らないでと思う。

クライマックスは、個人的には微妙に感じた。

 

 

追跡される系の映画を観たいという方は特にオススメだ!

 

 

 

他の人のレビューだと…

フィルマークス 3.4

映画.com 3.2

 あまり評価は高くなく、色々謎だと感じる人や無駄に長く感じた人が多い。

逆に高評価の人は、俳優目当てや緊張感や追われる恐怖が良いという人が殆どだ。

 

高評価の意見としては…

 緊迫感と恐怖が良い、ドキドキハラハラが良い

低評価の意見としては…

 無駄に長い、

 

下記詳しい感想 ↓  

強盗を決行するジュンソク

強盗を決行するジュンソク

ネットフリックス公式サイトの狩りの時間の作品情報より引用

 (C)2020 Sanyangui Sigan Netflix.All Rights Reserved     

少年たちの初めての強盗にドキドキ。

 強盗する為の準備シーンのテンポ感や強盗中の緊張感は、かなり良かった。

特に強盗やるぞって時、躊躇するシーンがいい繋ぎ役になって、質の良い緊張感を生んでいるぞ。

 

刑務所から出てきたジュンソクが強盗の話を持ちかけ、実行に移す。

その過程の調査や実行中の緊張感は、たまらなかったね。

 

念密に計画や調査をしている風景は、強盗する映画の醍醐味的なものを感じたよ。

テンポの良い準備風景にみんなで協力して作業してる感など。

これからやってやるぜ的な意気込みが滲み出てる。

 

いざ実行に移すって時。

主人公格のジュンソクがちょっと躊躇する感じがいい緊張感を生んだ。

あそこでサクッと行動に移すのと躊躇するシーンを入れるのとでは、かなり違いがある。

これから様々な緊張感を味わうのに良いスタートを切ったように思えた。

 

実行中は、ジュンソク達の緊張感がヒシヒシと伝わってくる。

これは、演技や音楽によるものとあの躊躇するシーンがあったから。

冒頭の始まりは、とても良いものだった。

       

     

狩られる緊張感…

狙う緊張感から狙われる緊張感へとシフトする感じは、とても良かった。

要は、色んな緊張感が味わえたのだ。

 

この映画ただの強盗する映画じゃない。

強盗だけなら、ここまで面白いと感じなかった。

そう、途中から狙われる立場へと変わって行く。

最初は、違和感程度だが、徐々に狙われてる事を確信しだす。

このホラーにも似た感じがとても好き。

途中から「俺ホラー映画観てたっけ?」と思うほどのホラー的な緊張感が味わえる。

似てる感じだと…スプラッター系の映画のような緊張感だ。

途中接触するシーンが息をするのを忘れる程だ。

酒場で仲間の賭博場で働いてたサンスに電話したら…

このシーン最高に好き。

 

道中もこれに似たホラー的緊張感がたくさんある。

追われてると確信してからもこのような緊張感が味わえるのは、最高だ。

出てきそうで…出てこない。

この感じが最高に好き。

         

 

続編を作るのだろうか?

 終わり方が続編を作りそうな感じだった。

ただ、作ったら微妙な作品になってしまいそうな雰囲気を醸し出しちゃってる。

前作の良さがなくなって、お金が稼げそうだから、作っちゃいました的な感じ。

だから、個人的には作るべきじゃないって思うんだ。

 

この映画のクライマックスも正直微妙だった。

90分のスプラッター、化け物系ホラーのクライマックスと似てる感じだ。

緊張感もこの部分では薄れていって、オチも…

「え??」ってなっちゃう。

ここまで自分の評価が良かったのは、途中の様々な緊張感で夢中になって観れたから。

クライマックス部分がもっと違う形で良かったと思えたならば、「傑作だ!」って言えたんだけどなぁ…

 

 

 

ネタバレ感想

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ラストのジュンソクの行動について

ジュンソクは、刑務所から出てきた人です。

そのジュンソクが一人目標を達して、島に逃げて自転車屋を開業しつつ、銃の訓練は欠かさない。

殺し屋が生きていることを知り、復讐を誓い、街へ戻る。

 

これ、続編でジュンソクが殺し屋になって、仇を討つ復讐系にシフトする感じよね?

弱い少年たちが得体の知れない殺し屋に終われちゃうホラー的な緊張感が良かったのに…

期待外れになっちゃうから、続編は無しで個人的には良いと思うよ。

 

結局誰が生き残ったの?

ジュンソクは生き残ったよね。

チョンホ(寝たふりをする坊主)は、ジュンソクの目の前で死んじゃってる。

ギフンは、家族の元へ行ったっきり分からない。

サンスは、演出的に死んだ様な演出だけど、死んだとは限らない。

殺される描写ないからなぁ。

 

そしたら、チャンホだけが確実に死んだってことか。

それはそれで悲しいなぁ…

まぁ、家族は良いなぁとか死亡フラグ立ててたから、仕方ないけどさぁ笑

 

財政破綻した韓国がやけに引っかかる。

世界観がウォンが暴落して、紙切れに。

韓国で使える紙幣がドルに変わった近未来設定。

その辺の世界観がやけに気になる。

凄いありえそうな世界観で、日本も明日は我が身状態なんだよね。

マジで観てて、ゾッとしながら観ちゃったよ。

おんなじように思ってる人絶対いると思うんだ。

 


 

結末~

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 登場人物と簡単な説明

 

ジュンソク(賭博場の強盗を計画した刑務所上がりの人)

チャンホ(ちょっと太った坊主の人)

ギフン(両親がいる金髪の人)

サンス(賭博場で働いてた人)

 

ジュンソクだけが島に逃亡成功。

 

ジュンソクの案で、賭博場を襲撃成功してのんびり逃亡しようとするも殺し屋が差し向けられる。

武器を売ってくれた人、サンス(恐らく死亡)が殺される。

ジュンソク、ギフン、チャンホで逃げようとするも捕まるが、殺し屋からゲームみたいな事を提案される。

猶予を5分やるから逃げろ、その後本気で殺しにかかる。

ジュンソク達は、全力で逃げて、病院→廃墟と逃げるも殺し屋に追いつかれる。

ギフンが両親の身が危ないと感じ、出ていく。

その後、チャンホが殺されてしまい、怒り狂ったジュンソクが殺し屋に挑むもやられてしまう。

よもや、トドメを刺されるというところに、ジュンソクが兄貴と慕っていた兄(武器の輸出など暴力団関係の人)たちが参戦し、殺し屋に復讐をした。

殺し屋は、海に落ちて、ジュンソクだけが島へついたのだった。

その後、自転車屋を営みながら、銃の訓練をしていたある日、とある情報筋から殺し屋が生きていると知る。

そして、復讐する為、元の街へ戻るのであった…

 


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